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カブトホウカンチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カブトホウカンチョウ
カブトホウカンチョウ
カブトホウカンチョウ(オス) Pauxi pauxi
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: ホウカンチョウ科 Cracidae
: Pauxi
: カブトホウカンチョウ
P. pauxi
学名
Pauxi pauxi (Linnaeus, 1766)
シノニム

Crax pauxi

和名
カブトホウカンチョウ
英名
Northern helmeted curassow

カブトホウカンチョウ(兜鳳冠鳥、Pauxi pauxi)は、キジ目ホウカンチョウ科に分類される鳥類

分布

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  • P. p. gilliardi

ベネズエラ北東部(コロンビアに分布する可能性もあり)

  • P. p. pauxi

ベネズエラ北部

全長

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全長85-92cm。全身は緑色の光沢がある黒い羽毛で被われる。腹部や尾羽基部の下面(下尾筒)は白い羽毛で被われる。

嘴の色彩は赤い。額に青みがかった灰色の突起がある。

卵は長径8.8cm、短径6.3cmで、卵を覆う殻は白い。メスは頸部を除いた全身に褐色の斑紋が入り、尾羽の色彩は黒褐色で先端が淡褐色。

生態

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標高500-2,200m(主に標高1,000m)にある湿潤林に生息する。

食性は植物食で、主に果実を食べるが、植物の葉、芽、種子なども食べる。

繁殖形態は卵生。樹上に巣を作り、1回に2個の卵を産む。抱卵期間は34-36日。

分類

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  • Pauxi pauxi gilliardi
  • Pauxi pauxi pauxi (Linnaeus, 1766)

人間との関係

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生息地では食用とされる事もある。

開発による生息地の破壊、食用の乱獲などにより生息数は減少している。

関連項目

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参考文献

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  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ2 アマゾン』、講談社2001年、60-61、133-134頁。
  • 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、37、165頁。

外部リンク

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