カテリーナ古楽合奏団
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カテリーナ古楽合奏団 | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | 古楽・音楽 |
活動期間 | 1973年 - |
公式サイト | 公式サイト |
メンバー |
松本雅隆 上野哲生 千葉潤之介 長井和明 松本更紗 蔡怜雄 岡田啓 |
カテリーナ古楽合奏団(かてりーな こがくがっそうだん)は、1973年に結成した中世・ルネサンス時代の音楽を演奏する日本の合奏団。東京都立川市にある古楽の小屋「ロバハウス」を拠点として公演活動をしている。姉妹合奏団の子どもの為のアンサンブル、ロバの音楽座はカテリーナ古楽合奏の中心メンバーにより1982年に結成された。
メンバー
[編集]- 松本雅隆(まつもと がりゅう)=ハーディガーディ/プサルテリー/バグパイプ/クルムホルン/コルネット/ランケット/パンパイプ/リコーダー/他
- 上野哲生(うえの てっせい)=サントゥール/プサルテリー/リュート/サズ/他
- 千葉潤之介(ちば じゅんのすけ)=ヴィオール/リコーダー/クルムホルン/他
- 長井和明(ながい かずあき)=セルパン/サックバット/クルムホルン/リコーダー/他
- 斉藤和久(さいとう かずひさ)=フィーデル/ヴィオール/他
- 松本更紗(まつもと さらさ)=ヴィオール/トロンバマリーナ/ダンス/他
- 蔡怜雄(さい れお)=サントゥール/トンバク/ダラブッカ/ダフ/中世ドラム/他
- 岡田啓(おかだ けい)=カタール/ランケット/クルムホルン/他
メンバーは公演や企画によって3名から7名程度の編成になる。
元メンバー
[編集]数多くの古楽演奏家が演奏会・録音などに参加しているが、CDの録音に参加したメンバーのみ記載。
- 北里孝浩=ショーム/リコーダー
- 松本公博=シターン/ヴィオール(LP古楽の楽しみ)
- 品川治夫=カタール/クルムホルン/リコーダー(LP古楽の楽しみ/CDドゥクチア)
- 川村正明=ショーム(CDドゥクチア)
- 吉嶺文晴=リコーダー/クルムホルン(CDドゥクチア)
- 濱田芳通=ツィンク/クルムホルン(CDドゥクチア)
- クリストファー・ハーディ=パーカッション(CDドゥクチア・雑想ノート)
- 畑田祐二=リコーダー(雑想ノート)
- 三宮正満=ショーム(雑想ノート)
経歴
[編集]- 1973年、松本雅隆により中世・ルネサンス音楽を演奏するカテリーナ古楽合奏団が結成される。
- 1979年、当時最先端のPCM録音でLPレコード「古楽の調べ」(CBSソニー)を発売。
- 1984年、東京室内歌劇場公演、中世典礼劇「ダニエル物語」(指揮:田中信昭、)の音楽を担当。
- 1986年、松竹企画、サンシャイン劇場にて坂東玉三郎演出の「ロミオとジュリエット」(主演:真田広之・南果歩)に出演。1988年に再演。
- 1989年、プログラム「中世・ルネサンス音楽の世界」初演。
- 1993年、CD「ドゥクチア」発売。雑誌「レコード芸術」で皆川達夫などから推薦盤として紹介。
- 1995年、連続ラジオドラマ「宮崎駿の雑想ノート」(ニッポン放送)で音楽を担当。同年、徳間ジャパンよりCD「雑想ノートサウンドトラック」発売。
- 1996年、カテリーナのCD「ドゥクチア」の曲が全編に使われた映画「絵の中の僕の村」(田島征三原作、東陽一監督、ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞)が公開。
- 1997年、国際交流基金の助成により海外ツアー。ベルギー、ドイツ、イタリアを廻る。
- 2000年、「ブリューゲルの散歩」初演。
- 2003年、NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の中で、聚楽第での少年使節団の演奏部分を録音。
- ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルの楽曲演奏を担当。
- 2010年、bunkamura「ブリューゲル版画の世界」で演奏。
- 2018年、再編成された8人のメンバーにより「中世・ルネサンス音楽会」初演。
- 2019年、新「ブリューゲルの散歩」を発表
- 2020年、アニメーション「八男って、それはないでしょう」の音楽を担当する。
(出典:2枚のCDの解説、公式HPのプロフィール、能楽堂公演パンフレットのプロフィールなどより)
ディスコグラフィー
[編集]CD
[編集]全てクルムホルンレコードより購入可能
CDタイトル | 発売年 | レーベル |
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ドゥクチア | 1993 | Kromhoorn |
雑想ノート | 1997 | 徳間ジャパン |
外部リンク
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