コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

カササギの計略

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カササギの計略
著者 才羽楽
発行日 2016年7月
発行元 宝島社文庫
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫本
ページ数 344
コード ISBN 978-4-8002-5747-5
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

カササギの計略』(カササギのけいりゃく)は、才羽楽による日本小説。巻末解説は、ときわ書房本店の宇田川拓也。

概要

[編集]

2015年の第14回『このミステリーがすごい!』大賞で、最終候補に残るも落選。しかし、隠し玉(編集部推薦)[1]として、加筆・修正を加えた後2016年7月宝島社文庫より刊行された。

出版時の帯では「心温まるホワイトどんでん返し」と紹介されている。同じく同年の隠し玉を受賞した枝松蛍の『何様ですか?』も同時に刊行され、こちらは帯で「戦慄のブラックどんでん返し」と紹介されており、どちらの帯にも「今年の隠し玉は白と黒」というキャッチコピーが付けられている。

ストーリー

[編集]

大学生の岡部がアルバイトを終えてアパートに帰宅すると、部屋の前に見知らぬ女がしゃがみこんでいた。彼女は華子と名乗り、岡部と交わした約束のために現れたというが、岡部にそんな記憶は一切無かった。アルバイト先の先輩社員である勝矢からは、絶対に深入りはするなと忠告されていたが、なし崩しに同棲生活を送ることになってしまう。同棲生活を送る中で、次第に華子に惹かれるようになる岡部であったが、華子が難病に侵されていると知り…[2]

脚注

[編集]
  1. ^ 受賞には及ばなかったが、将来性を感じた作品を編集部推薦"隠し玉"として刊行している。
  2. ^ 巻末のあらすじより。