オーシア連邦
オーシア連邦(オーシアれんぽう、英: Osean Federation)は、『エースコンバットシリーズ』のストレンジリアル世界に登場する架空の国家。
PlayStation 2用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』及び『ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR』、PlayStation 4用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN』に登場する。
概要
[編集]オーシア連邦は、バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ→バンダイナムコゲームス)から発売されているエースコンバットシリーズのストレンジリアル世界に存在する国家のひとつである。
『エースコンバット5』において主人公のブレイズが所属する国家として登場し、『エースコンバットZERO』ではウスティオ共和国と共闘する国家として登場する。『エースコンバット7』では主人公のトリガーが所属する国家として登場する。
北オーシア大陸の西部を中心に3分の2ほどの範囲を領土としている。北は北極海、西は太平洋やセレス海と面している。北東は島嶼を挟んでウェロー民主連邦国と接し、南はパーブラ[注 1]と国境を接する。東はベルカ連邦のみ直接的に国境を接しており、フトゥーロ運河の対岸に位置する形でサピン王国と接していたが、ベルカ戦争の勝利でベルカから領土を獲得したことにより、ベルカ公国、ウスティオ共和国、サピン王国と国土を接するようになった。
多数の国家と同盟関係にあり、ユークトバニア連邦共和国と並び、政治的・軍事的に世界でも屈指の勢力を誇る超大国である[1]。G7構成国のひとつでもある。
歴史
[編集]20世紀以前
[編集]オーシア発祥の地はバーナであるとされる[2]。
16世紀にはスタッフォード提督によってオーシア海軍に第3艦隊が創設されている[3]。
拡張主義
[編集]1995年のベルカ戦争以前のオーシア連邦は、領土の拡張に意欲的であった。特に、オーシア東部国境に隣接するベルカ公国を中心とする連邦国家、ベルカ連邦に対して様々な干渉を行っており、かつてはオーシア戦争(1905~1910年)と呼ばれる戦争状態に陥った事もあった。
1980年代後半、ベルカ連邦は領土拡張政策に伴う軍事費の増大によって経済が深刻な状態へと陥る。1991年、オーシア連邦は東部五大湖の資源開発公社の共同経営を条件に、ベルカ連邦より五大湖南北帯と北方諸島の割譲を受ける。この際、ベルカ側に大きく有利な配当条件が提示された事が割譲の決め手となった。しかし、同年8月に資源公社の採算割れ隠蔽工作が発覚。同時にオーシアによる五大湖資源埋蔵量の誇張疑惑が持ち上がり、両国の関係が悪化する。
また、以前より冷戦状態にあった超大国ユークトバニア連邦共和国との核抑止を目的とする兵器開発競争が激化。SDI計画を推進して高度な弾道ミサイル迎撃システムを構築するほか、地上攻撃用レールガンを搭載した巨大軍事衛星SOLGの建造などにより、軍事支出の増大を招く。
ベルカ戦争
[編集]極右政党がベルカ連邦の政権を掌握し、1995年3月15日、オーシアを含む周辺国に対して宣戦布告。ベルカ戦争が勃発する。当初、準備不足だったオーシア軍は一時的に自国領土の一部を占拠されるが、周辺国との連合軍を結成し、反攻を開始。国力に勝る連合軍は最終的にバルトライヒ山脈以南のベルカ領南西部(南ベルカ)を占拠する。
同年6月6日、ベルカ軍は自国領内で計7発の戦術核兵器を使用。これにより連合軍の侵攻がバルトライヒ山脈で停止する。その後、激戦の末に南ベルカのベルカ軍は全て武装解除される。同年6月20日、停戦条約の締結により、ベルカ戦争が終結。ベルカ連邦は解体され、南ベルカはオーシアに割譲、オーシア連邦による信託統治領「ノースオーシア州」となった。
同年12月25日、旧ベルカ軍を中心とした多国籍クーデター組織「国境無き世界」が蜂起。オーシア軍を含む連合軍からも多数の離反者が出る。クーデター軍は旧ベルカ軍のアヴァロンダム要塞を拠点とし、「V2」戦略核弾頭搭載型弾道ミサイルによる大規模テロを企てるが、同年12月31日に連合軍の掃討作戦によって阻止される。
その後、連合軍はクーデターに関する情報を非公開とする事を決定。作戦に関わった部隊などの情報と共に、ベルカ戦争に関する資料も、その多くが非公開とされる。また、ベルカ軍強硬派やクーデター軍の残党などが捜査の手を逃れ地下に潜伏、中には大統領暗殺未遂事件を引き起こすなど、一部はテロリスト化した。
融和と軍縮
[編集]連合軍に参加した各国は、ベルカ戦争と、それに続くクーデター事変によって大きく疲弊した。特に、長きに渡る冷戦状態から互いに競争政策を維持していたオーシア連邦とユークトバニア連邦共和国には、戦後復興に伴う人的・経済的負担の大きさから、これまでの政策を見直す機運が生じた。
その大きな要因となったのが、1996年にFCU(中央ユージア連合)大統領によって公表された、小惑星ユリシーズの地球衝突予測(『ACE COMBAT 04』参照)である。発表された落下予測地域はユージア大陸周辺に集中してはいたが、「核の冬」の到来が予見されていた事から、これが世界的な危機である事は間違いなく、オーシア・ユークトバニア両国にも軽視できない問題であった。しかし、戦後復興で困窮する両国は、FCUの主導する隕石迎撃計画への本格的な参加を見送らざるを得なかった。そこで、両国が採った方策は、まず自国の国力回復に努め、ユリシーズの落下による被災後の世界の復興に対して支援するというものであった。この頃から被災後の復興計画の策定に向けて協力関係が構築され、ユリシーズ落下が目前となった1999年初め頃から両国の関係は急速に改善する。
2004年、融和主義で知られる第48代オーシア連邦大統領ビンセント・ハーリングの就任以後、この路線は確定的なものとなり、同年には共同開発された大気機動宇宙機「アークバード」が稼働を開始。同様に、両国友好の目玉である「恒久的宇宙ステーション建設計画」の国際宇宙ステーションの建造を目的としたマスドライバー施設を有するバセット宇宙センターの共同建設・運用も推進される。これらの施設は、両国の軍事的対立路線から協調路線への転換の象徴として認知された。
2008年には、この宇宙空間に浮かぶ「アークバード」で、アネア、中央ユージア、オーシア、ユークトバニア、ベルーサ、ノルトランド、エルジア暫定自治政府によるG7先進国首脳会議が開かれた。これは、「国境を越えた場所での首脳会議」というハーリング大統領の就任以来の希望によるもので、かつて永世中立国ウェロー民主連邦国遠洋での開催を試みるも、テロにより中止に追い込まれて以来の画期的試みであった。
この会議で採択された「アークバード宣言」では、冷戦構造の崩壊をもたらしたオーシア、ユークトバニアの協調路線を各国が支持。具体的な政策としては、ユージア大陸で続くユリシーズによる被災難民問題などへの国際協力体制の確立、包括的核実験禁止条約の早期発効、核不拡散努力の維持と強化、第二次戦略兵器削減条約の履行などが宣言され、今後も世界的な友好・協力関係が続くであろうとされた。
環太平洋戦争(ベルカ事変)
[編集]2010年9月23日から始まった国籍不明機による攻撃と、9月27日のユークトバニア連邦共和国が発した宣戦布告によって環太平洋戦争が勃発した。12月30日にはハーリング大統領とニカノール首相によって停戦決議が為され、翌31日のSOLGの破壊をもって戦争は終結した。
環太平洋戦争終結後
[編集]環太平洋戦争の終結後、オーシア・ユークトバニア両国の関係は修復され、繁栄を謳歌することとなる。ユークトバニアが一次産品の輸出国拡大や造船事業の多角化によって歳入を伸ばしていく一方、オーシアは情報通信、金融サービス、軍事、そして宇宙開発といった分野で他の追随を許さない成功を収めていた。
一方、ユージア大陸では大陸戦争に勝利したISAF(独立国家連合軍)の母体となった大陸諸国間経済同盟が、旧エルジア共和国との講和条約締結後も、主要加盟国でISAFの設立を主導したFCU(中央ユージア連合)を中心としてユージア大陸各国を束ねていた。しかし軍事同盟であったISAFが発展的解散を遂げ、平和維持機能を国連に引き継いだ頃から難民問題が再燃。各地での発電所再稼働に関連するエネルギー問題もそこに折り重なり、それらに対処できない大陸諸国間経済同盟は求心力の低下により加盟国の離脱が相次いだ。国家間格差は広がる一方で、復興を超えた施策が必要なことは明らかだった。
そこでエネルギー問題の解決策として「宇宙太陽光発電」が注目される。これは静止軌道に太陽光発電衛星を建造し、そこで発電された電力をマイクロ波に変換し地上のレクテナ(受電施設のアンテナ)へ送信、これを再び電力に変換するという方式で、中継衛星を介せば夜間でも安定的に地上への電力供給が期待でき、無尽蔵の電力をほぼ24時間365日にわたって利用できるというものであった。
こうして、オーシアのビンセント・ハーリング政権の主導の元、2011年にISEV(国際軌道エレベータ公社)が設立。旧エルジア共和国からの割譲ではない唯一の独立国家で、当時多国籍企業体の資本投下によって急速な発展を遂げていたセラプラタ沖20kmのクレーター部に開発基地となる人工島「アースポート」を建造し、70ヶ月の工程を経て軌道エレベータを建造した後、赤道上空高度36000kmの静止軌道に太陽光発電衛星を建造し、宇宙太陽光発電を開始。ユージア大陸全土への公平かつ恒久的なエネルギー資源の供給を図ることとした。
なお、初期投資費用と基礎技術の供与はオーシアが担っていたが、専門分野の研究や労働人材の確保は基本的にユージア内部で行うとされた。これには、「被災地にカネだけばらまいているだけではもはや復興支援にならない」「軌道エレベータを『メード・イン・ユージア』としたい」などのオーシアの思惑があったとされている。
なお、巨大な軌道エレベータはテロリストの恰好の標的となることが明白だったため、オーシアを主体とする平和維持軍の駐留拠点増加や新たな防衛機能の整備計画も公表された。建設地が旧エルジア領であるセラプラタということもあり、これを機にエルジアでは市民による反対運動が激化したが、講和後の暫定自治時代だったエルジア政府には軌道エレベータ建造を拒否する権利はなく、自国そのもののあり方を見定めるほかなかった。
第二次大陸戦争(灯台戦争)
[編集]オーシアが主導する軌道エレベーターの建造は、王政復古したエルジア王国から搾取の象徴と見られていた。2019年5月15日、エルジアはオーシアに対し宣戦布告を行い、両国は「第二次大陸戦争」(灯台戦争)へと突入する。軍事大国でもあるオーシアに対しエルジアは無人機を主軸に応戦し、宣戦布告と同時にオーシア国内の軍港・軍事基地を持ち込んだ貨物コンテナから発進させた無人戦闘機によって奇襲攻撃するとともに、ユージア大陸では軌道エレベーターを占拠した他、オーシア軍を主力とするIUN国際停戦監視軍に攻撃を開始した。
オーシアは奇襲攻撃により国内に停泊していた空母戦力に大きなダメージを負った上、停戦監視軍は優れた無人戦闘機群を主力に攻勢を仕掛けるエルジア軍の前に大陸南東部に追い詰められ、その勢力圏を駆逐されようとしていた。また、無人機を用いた正確無比な攻撃で非戦闘員を巻き込まない「クリーンな戦争」を行うエルジア軍に対し、オーシア軍は撃墜機を民間人の居住区へ墜落させてしまうことによる二次被害をもたらした上、誤爆を繰り返したことで、世論すらもエルジア側に傾いてしまう。なお、後にこれらの一部はベルカ公国からエルジア王国にもたらされた、IFFの認識データを改竄するシステムによるものだったことが明らかとなっている。
それでも規模で優れるオーシア軍は立て直して優勢を取り戻し、最終的にエルジア首都ファーバンティを制圧するが、同時期に両軍が実施した対衛星ミサイル攻撃によりケスラーシンドロームが発生。通信衛星網が破壊された結果、大陸規模で通信インフラがダウンしたことでオーシア・エルジア双方は大混乱に陥ることとなる。エルジアが急進派・保守派双方の主導権争いに端を発する内戦状態に陥り、更にこれまで併合してきた領土で独立運動が勃発する中、オーシアもエルジア軍情報部の工作やIFF機能不全による同士討ちを繰り広げることとなった。
最終的にオーシアは国内との連絡を回復させた上でエルジア軍保守派などと有志連合を結成し、戦争継続を試みるエルジア軍急進派を打倒したことで戦争は終結に向かい、2019年12月1日のエキスポシティー会談(EC会談)によってオーシアとエルジアの間で停戦協定が結ばれた[4]。2020年1月にはノースポイントで相互不可侵条約が締結される予定となっている[5]。
その後の情勢
[編集]2020年4月、環太平洋戦争の機密文書が公開された。これにより環太平洋戦争の原因となった「灰色の男たち」の存在が公表され、灯台戦争においても彼らがエルジアの軍事行動に与していたことが明らかとなった。オーシア政府は対テロリズムのため有志連合への参加を表明した。この有志連合は特定の国際機構や同盟など国家同士の連合体ではなく、世界中のあらゆる組織との連携を可能とするものとされる[6]。
2020年6月30日にオーシアはベルカ戦争終結25周年記念式典を主催した。GAZE誌2020年7月10日号の表紙を飾ったレッドミル空軍基地でのエレファントウォークの写真では、灯台戦争で活躍した長距離戦略打撃群の機体が他国のエース機と並び、1機のF-22と4機のF-15が行進している。また、写真の右側にはオーシアの国籍マークが施された5機のF-35と5機のA-10が並んでいる[6][7][注 2]。
ノースオーシア・グランダーI.Gは国連による制裁を受け、ノースオーシア州の本社とセラタプラのグランダーSSの閉鎖が決定した。ノースオーシア州当局によってグランダー社と関連企業の従業員約6万人に対して約2年に渡り身辺調査が実施され、優先的に公営企業への再就職支援プログラムが実施される予定となっている。これを受けて外国資本は優秀な技術者を獲得するため、個別または事業部単位での買収に名乗り上げている[6]。
政治
[編集]行政・立法・司法
[編集]政体としては複数の州からなる連邦国家で、民主主義に基づく共和制国家である。経済的には資本主義をとっている[1]。
国家元首は大統領が務め、選挙によって大統領が選出される。大統領の執務はオーレッドにある大統領官邸のブライトヒルで執り行う[8]。副大統領や外務大臣[9]、通商代表[10] といった閣僚が存在する。科学技術省[11] や内務省[2]、国防総省[12]、空軍省、海軍省といった省庁がある。国防総省は高等研究計画局を擁する[12]。その他の機関として、諜報を担当するオーシア中央情報局(OIA)や、機密指定された文書などを扱う情報安全保障監督局[13]、宇宙開発を担当する航空宇宙局が存在している[11]。
議会として連邦最高議会(Osean Federation Council Meeting)が置かれている。
行政区分として州(State)があり、ノースオーシア州などがある。また、郡があり、アーカム郡やバルデラス郡が存在する[注 3]。 オーレッド国立刑務所、ランドフォード・オーシア連邦刑務所、アーカム郡刑務所、バルデラス郡刑務所といった刑務所が存在する[11]。
法律として、旅券法や証言者安全保護法[11]、非常事態権限法、戦時航空法[14] などがある。
警察
[編集]オーシアの警察にはいくつかの組織が存在しており、市警察などのほか、オーシア情報捜査局や特殊警察、特殊部隊を擁する。大統領暗殺未遂事件の際には特殊部隊がテロリストの隠れ家を急襲して犯人を射殺し、OWC通信社襲撃事件においても特殊部隊によって犯人を射殺して鎮圧している[11]。環太平洋戦争の最中にユークトバニア軍が実施したバーナ学園都市での化学兵器撒布テロ事件の際は、空軍と共同してバーナ市警がテロリストを追い詰め逮捕した。
Project Acesが開発を進めていて、のちに没となったアドベンチャーゲーム、「Second Season01」と「CHAIN LIM!T」では、オーシア連邦捜査局という警察機関の登場が予定されていた。前者では、国家保安部という部署が内部に置かれており、その部内に未解決事件追跡捜査室が存在する。後者では、支部としてオーレッド支部が存在している。どちらもそれぞれの捜査官が主人公となる予定であった[15]。
通貨
[編集]通貨はゾル(Zollar)が使用される。通貨記号はZに2本の縦線を描いた形である[16]。『エースコンバット5』では作中においてコイントスによってミッションが選択されるシーンが存在するが、その際使用されたコインに「QUARTER ZOLLAR」と表記されている。
科学単位
[編集]『エースコンバット5』での台詞上ではフィートやマイルなどヤード・ポンド法が使用されているが、『エースコンバット7』では設定によって管制官の台詞がヤード・ポンド法とメートル法とで変化する。温度を表す単位としては華氏が用いられている[17]。
地理
[編集]都市
[編集]- オーレッド(Oured)
- オーシア連邦首都で、オーシア最大の都市でもある。オーシア南東のオーレッド湾に面しており、大統領官邸「ブライトヒル」が置かれている。バートン、グレノン、ストックハム、リンゼイ、ラインハート、エヴァーソールの6行政区画からなる。人口は2009年時点で約765万人を擁する[8]。環太平洋戦争では灰色の男たちによって核兵器を搭載したSOLGの降下地点に指定された。灯台戦争では開戦直後にオーレッド港に停泊中の船舶のコンテナからエルジア軍の無人機が発進し、多数の艦艇が被害を受けた。またトーレス大佐の一派によって核攻撃の目標となった。
- Project Acesが開発を進めていて、のちに没となったアドベンチャーゲーム、「Second Season01」の主な舞台になる予定で、詳細な都市の様子が描かれていた[15]。
- アピート市(Apito)
- オーレッド湾を挟んでオーレッドの南西に位置する都市。アピート湖を望む商業都市で、市内には24時間発着可能なアピート国際空港がある[8]。環太平洋戦争ではユークトバニア軍の特殊部隊によって攻撃を受けた。
- オーリック港(Aurick Port)
- オーリック湾の西岸に位置する港。灯台戦争では開戦劈頭にエルジア軍の無人機から攻撃を受け停泊中の艦船が損害を受ける。
- スーデントール(Sudentor)
- オーシア北東部に位置するノースオーシア州の都市で、ベルカ公国との国境に位置する。ベルカ戦争以前はベルカ連邦領南ベルカを代表する工業都市のひとつであったが、領土割譲によってオーシアの信託統治領となった。ベルカ戦争時は連合軍の攻撃を受け、戦禍に巻き込まれた。南ベルカ国営兵器産業廠が存在していたが、ベルカ戦争後はノースオーシア・グランダーI.Gに改称し軍需企業としてオーシア軍を筆頭に様々な国々に兵器を供給している。街には南北にシュヴェスター川が流れ、それを挟んで都市が形成されている。都市の北西と北の2ヶ所にクレーターが存在している。バルトライヒ山脈周辺では人工島が作られ、グランダー社の施設が置かれている。グランダー社は実験施設と称して山を掘ってトンネルを作り、ベルカ公国領とを結んでいた。
- 「エースコンバットZERO」にも現代パート(2005年)のインタビュー映像で登場するが、ベルカ領と表記されている。
- セント・ヒューレット港(St. Hewlett Port)
- セレス海に面するオーシア西海岸の軍港。港の周辺には造船所や製鉄所、石油プラントが立ち並び、オーシア西部を代表する工業地帯の一角となっている。環太平洋戦争の時点ではオーシア海軍第3艦隊の母港で、国防海軍司令部が置かれている[8]。環太平洋戦争ではユークトバニアの宣戦布告と同時に攻撃を受け、施設に大きな被害を受けた。灯台戦争では開戦直後に停泊中の船舶のコンテナから発進したエルジアの無人機による攻撃を受け艦船に損害を受けた。
- ノヴェンバー市(November City)
- オーシア領南西部に位置する都市。海抜1マイルの高地に位置するためマイル・シティの異名を持つ。金銀鉱山の発見によって栄え、商工業や観光産業が発展した[2]。街の中央には収容人数7万人を誇るノヴェンバー国際スタジアムがある。街の中央を経由する形でガンネル川が通る。
- ハイエルラーク(Heierlark)
- ノースオーシア州の街。1991年にベルカから五大湖周辺と共に割譲されオーシアの領土となり、ベルカ国境沿いの街となった。ベルカ戦争ではベルカ軍の進撃で一時的にベルカの占領下に置かれたが、反攻作戦の成功により再びオーシアの勢力圏となった。街にはハイエルラーク空軍基地が存在しており、ベルカ戦争では前線基地になったほか、戦後は新人パイロットの訓練場になった。地元住民にはベルカへの帰属意識を持つ人も多い。
- バーナ学園都市(Bana City)
- オーレッド南方に位置する港湾都市。オーシア発祥の地という歴史ある街。文化施設や研究施設が数多く存在しており、学園都市として有名である[2]。湾を横断するマービン橋などの橋梁で、西岸地区と東岸地区が繋がっている。環太平洋戦争ではユークトバニア軍の特殊部隊によって化学兵器テロが発生し多くの死傷者を出した。2019年までに軍港として機能するようになり、灯台戦争では開戦直後に停泊中のコンテナから射出されたエルジア軍の無人機から攻撃を受け、停泊中の艦艇に被害を受けた。
- レッドミル(Redmill)
- オーレッドの南東に位置する街。レッドミル空軍基地が存在する。
施設
[編集]- バセット国際宇宙基地(Basset Space Center)
- SSTO射出用の巨大なマスドライバー施設を有する国際宇宙基地。オーシア航空宇宙局とユークトバニア連邦宇宙庁によって、オーシア有数の宇宙基地に併設される形で建設され、両国が共同で管理している。両国友好の象徴的施設。
- ブライトヒル(Bright Hill)
- オーシア連邦の大統領府。首都オーレッドに位置している。
- マクネアリ空軍基地(McNealy Air Force Base)
- バセット国際宇宙基地の西方に位置する空軍基地。
地域
[編集]- イーグリン海峡(Eaglin Straits)
- セレス海とベニオン海を結ぶ海峡で、オーシア領を南北に分断している。最狭部の幅はわずか約2kmしかない。南部と北部を結ぶ重要交通路である、OS101高速道路が通っており5連ランガートラス橋が架かっている[8]。
- エイカーソン・ヒル(Akerson Hill)
- セレス海と太平洋の境に突き出したオーシア領南部の半島の、その北部に位置する肥沃な穀倉地帯。温帯気候に属し、地震や風害といった自然災害の発生も比較的少ない。セレス海に面する長大な海岸線を持つ。農場や牧場に散在するタービンが農耕や牧畜のための土地利用を妨げないという理由で、風力発電所が数多く置かれている[8]。オーシア軍による自動防空システムがあり、IFFに応答がない機体に対して自動でミサイルを発射できるシステムが構築されている。
- オーリック湾(Aurick Bay)
- ハイエルラークの北西に位置する湾。南岸から東岸や一部島嶼はベルカ領だったが、1991年の領土割譲により南岸と島嶼はオーシア領となり、ベルカ戦争後は東岸もオーシア領となった。
- カーウィン島(Kirwin Island)
- ローワン半島の西に位置する島。滑走路が存在している。環太平洋戦争では艦載機を失った空母ケストレルの母港となった。
- 五大湖(Grate Lakes)
- オーレッドの北に位置する5つの湖の総称。五大湖周辺はハーウッド湖の西側を除いてベルカ領であったが、1991年の交渉により五大湖南北帯がオーシアに割譲された。ベルカ戦争によって一時は割譲前の規模までベルカの支配領域となるが、戦争がオーシアの勝利に終わったことで、五大湖の北から東の南ベルカ一帯が併合され五大湖全域がオーシア領となった。サピン王国との国境でもあるフトゥーロ運河を通じて、オーレッド湾と繋がっている。形状や配置が現実の五大湖に類似している。
- サンド島(Sand Island)
- オーシア最西端の島。内務省によって国立野生動物保護区に指定されている[2]。セレス海及び太平洋方面の警戒を任務とするサンド島空軍基地が置かれており、第108戦術戦闘飛行隊「サンド島分遣隊」が駐屯していた。環太平洋戦争後、再開された軍縮政策により閉鎖された。
- シルム山(Mount Schirm)
- ノースオーシア州北部の山岳で、ベルカ公国との国境地帯。シルム山を境に北部がベルカ領、南部がオーシア領である。ツンドラ気候に属しており、周辺にはタイガが見られるなど、景観は亜寒帯に近い。鉱山地帯でもあり、ベルカ領側にはイエリング鉱山などの鉱石採掘施設、積出用の港湾施設や空港が点在する。
- ソロ島(Solo Island)
- セレス海の北方に位置する島。島の大半は火山性の切り立った山々からなっており、渓谷が入り組んでいる。平地部には軍施設が建設されたが、火山活動に由来する強力な地磁気の乱れの発生により破棄され、スクラップヤード(航空機などの廃棄場)となった[8]。
- ノースオーシア州(State of North Osea)
- オーシア北東部の州で、五大湖北部からバルトライヒ山脈までが相当する。ベルカ戦争以前はベルカ連邦領で、南ベルカと呼ばれていた。戦後の領土割譲により、オーシア連邦の信託統治領となった。
- バルトライヒ山脈(Waldreich Mountains)
- オーシア連邦とベルカ公国を隔てる山脈。ベルカ戦争以前はベルカ連邦の北ベルカと南ベルカの境であった。戦後、南ベルカがオーシアに割譲されたことで両国を隔てる国境地帯となった。ベルカ戦争では7発の戦術核兵器が使用されるなど、最大の激戦地として知られている。
- ベニオン海(Bennion Sea)
- オーシア中央部の内海。イーグリン海峡を通じてセレス海と繋がっている。
- 北方諸島(Northern Islands)
- ノースオーシア州より北東の海上に浮かぶ諸島。古くはベルカ領であったが、五大湖南北帯割譲と同時にオーシアへと割譲された。
企業・組織
[編集]- OBC(Osean Broadcasting Company[18])
- テレビやウェブサイトで国内から国外情勢まで幅広く取り扱う報道機関。ベルカ戦争では戦争の勃発や7発の核爆発を報じ、環太平洋戦争ではハーリング大統領とニカノール首相の平和演説を報じた。灯台戦争ではエルジアの宣戦布告やハーリング元大統領の行方が知れないことを報じている。
- ノースオーシア・グランダー I.G.(North Osea Gründer Industries)
- ノースオーシア州(ベルカ戦争以前のベルカ連邦領南ベルカ)のスーデントールに本社が立地する軍需企業。「グランダー(Gründer)」はドイツ語で「創設者」を意味する。
- ベルカ連邦領時代は「南ベルカ国営兵器産業廠(South Belka Munitions Factory)」という国営企業だったが、ベルカ戦争の敗戦による領地割譲に伴ってスーデントールはオーシア領に組み込まれ、「ノースオーシア・グランダー I.G.」に改称した上でオーシアの企業となった。その成り立ちから反オーシア感情が根深く、環太平洋戦争ではオーシアとユークトバニアの双方に武器や技術を提供し、ベルカ強硬派「灰色の男たち」の工作組織として機能していた歴史を持つ。戦後は社長のソラーレ・オストベルグが勾留されたものの(その後オストベルグは2011年に死亡)、企業として存続し続けた。グランダーインダストリーグループは各工場ごとの独立採算制を重視しており、企業連合に近い形態をとる。灯台戦争では本国の法人はオーシア側に、ユージアの現地法人はエルジアに兵器を供与しており、オーシア軍内部から不正の温床であるとの告発があった。2020年4月に環太平洋戦争に関する機密文書が公開されると、灰色の男たちとの繋がりが明確にされ国連による制裁対象となり、手始めにスーデントールの本社とセラタプラの現地法人であるグランダー・スペース・アンド・セキュリティ(グランダーSS)の閉鎖が決定した[6]。
- 国営兵器産業廠時代より高い技術力を誇り、環太平洋戦争中にグランダー社のロゴが入ったX-02戦闘機の残骸を見たオーシア軍の整備兵であるピーター・N・ビーグルによれば「性能を維持しつつ部品や工程を見直すことで従来の3分の2の予算で戦闘機を製造している」とされる。
- エルジアのエルジア航空宇宙局(EASA)とはX-02戦闘機の改修、およびADF-11戦闘機を共同開発した。また、自律型無人戦闘機を開発するため、自社の科学者を出向させエースパイロットの操縦技術を採取している。エメリア・エストバキア戦争では、エストバキア占領下のエメリア各都市にグランダー社のロゴが描かれたコンテナを積載した船が停泊している。灯台戦争ではエルジア船籍の船に積載された無人機射出コンテナに同様のロゴが描かれている。
- 軍用機としては南ベルカ国営兵器産業廠時代より「ADFシリーズ」[注 4]の開発を手掛けている。環太平洋戦争時点では、ブリーフィングに用いられるデータベース「GASA // J.C.A.SYSTEM 2010」をオーシア軍に提供している。
- OWC通信社(OWC Communication Company)
- 通信社。ベルカ戦争後にイーゴン・ストラウスを主犯とする武装集団により9人が人質に取られ、収監されているベルカ人135人の釈放を目的とした立て籠もり事件の現場となったが、事件発生から38時間後に特殊部隊によって鎮圧された[11]。
- オーシアウェスト(Osea West)
- 航空会社。環太平洋戦争においてアピート国際空港でのユークトバニア軍によるテロ事件に巻き込まれ、同社の旅客機は着陸ができず空港周辺の旋回飛行を強いられた。
- オーシア・エアラインズ(Osea Airlines)
- 航空会社。「7」においてセラタプラの飛行場に旅客機が駐機している。
- ミューラー信託銀行(Mueller Trust Company)
- 信託銀行。ベルカ戦争後に襲撃事件が発生する。その際の犯行声明に「暁の鷹」の構成員であるエルマー・ハーンによく似た人物の姿が確認されている[11]。
- 愛国戦線(Patriotic Front)
- 反大国主義の政治団体。ベルカ戦争以前に反大国主義運動を展開していたが、次第に暴力化していった[11]。
- 暁の鷹(Falcons of Dawn)
- ベルカ戦争後のノースオーシア州にてオズヴァルド・ベイエルマンを中心とする元ベルカ軍兵士によって組織されたテロ組織。オーシア領を中心に少なくとも7件のテロ事件を起こしている[11]。
軍事
[編集]オーシア国防軍(Osean Defense Forces)を擁する。最高司令官は大統領が務める[19]。
ユークトバニアとの冷戦期においては核戦略に基づいて戦略兵器や弾道ミサイル防衛システムの構築が進められた。ベルカ戦争後は冷戦の雪解けが進み、ハーリング政権下では国防予算が削減され軍縮が進められた。国内に多数の軍事基地を有している。また、2019年時点ではユージア大陸にIUN国際停戦監視軍として軍を派遣している[注 5]。また、灯台戦争では対衛星ミサイルを実戦投入している[注 6]。
軍種としては以下の6種が存在する。
- オーシア国防陸軍(Osean Ground Defense Force, OGDF)
- オーシア国防海軍(Osean Maritime Defense Force, OMDF)
- オーシア国防空軍(Osean Air Defense Force, OADF)
- オーシア国防宇宙軍
- オーシア海兵隊(Osean Marine Corps)
- オーシア沿岸防衛隊(Osean Coastal Defense Force)
- 陸軍
- 機甲部隊や空挺部隊などを有する大規模なものである。
- ベルカ戦争時にウスティオ領のソーリス・オルトゥス奪還に戦果を上げた第101空挺師団や、環太平洋戦争時にクルイーク要塞突破を成功させたフェルデランス機甲部隊、灯台戦争時にファーバンティ制圧作戦に参加したメイス隊やワンド隊などが存在する。
- 装備は主力戦車にM1エイブラムス(環太平洋戦争及び灯台戦争時)やレオパルト2[注 7](灯台戦争時)を、その他の装備として環太平洋戦争時にはM113装甲兵員輸送車、HEMTTトラック、LAV-25装甲車[20]などを、灯台戦争時にはハンヴィー、アベンジャーシステム、ゲパルト自走対空砲、ストライカーICV装甲車、HIMARS自走ロケット砲[注 8]、他に型式不明の自走砲[注 9]が確認できる。
- 海軍
- 「オーシア海軍の父」と呼ばれるスタッフォード提督によって16世紀半ばに創設された第3艦隊などが存在する。第3艦隊はセント・ヒューレットに司令部を持つ艦隊で、オーシア太平洋艦隊の指揮下にある。かつての仮想敵国のユークトバニアとの間に位置するセレス海を担当する。2004年時点ではリチャード・グレン海軍中将が司令官を務め、空母ケストレルを始めとする艦艇70隻、作戦航空機400機、水兵および海兵6万人の動員力を持つ[3]。
- 複数の空母を運用しているほか、イージス艦や巡洋艦、駆逐艦、フリゲートと言った艦艇に加えて、揚陸艦を保有し陸上への揚陸能力を持つ。潜水艦を探知するための音響監視システムを構築している。
- 空軍
- 多くの機種を運用しており、作中ではF-4G、F-5E、F-14A、F-14D、F-15C、F-15 S/MTD、F-16XL、F/A-18C、F/A-18F、F-22、YF-23を運用している。爆撃機も保有しており、ベルカ戦争ではB-52を、灯台戦争ではB-1BとB-2を運用しているのが確認できる[注 10]。
- ベルカ戦争時にはウィザード隊やソーサラー隊のように、航空団(Air Division)の隷下に飛行隊(Squadron)が存在する例が見られる。環太平洋戦争時にはウォードッグ隊のように航空戦闘軍団(Air Combat Commando)の隷下に航空団(Wing)が存在し、その隷下に飛行隊(Squadron)が位置する例が見られる。
- オーシア軍が保有する艦上戦闘機には海軍を示すOMDFのマーキングが施されているが、F-14Dを運用するガーゴイル隊のように空軍が運用する例が見られる。また、『エースコンバット5』と『エースコンバット7』での主人公はオーシア空軍所属だが、扱える艦上戦闘機にはOMDFのマーキングが施されている。
- このほか個人装備として、環太平洋戦争時にはサンド島基地警備兵らがM16A2を、ケイ・ナガセとオーソン・ペローがベレッタ 92[注 11]を、灯台戦争時には第444航空基地看守がMk.18 mod1やSIG SAUER P250を装備している。
- 宇宙軍
- 戦略衛星軌道砲(SOLG)を保有していた[21]。SOLGはベルカ戦争の終結やオーシア・ユークトバニア間の和平成立に伴って建造途中の段階で廃棄・封印されていたが、環太平洋戦争中に一部のベルカ人過激派で構成されるテロリスト集団『灰色の男たち』により接収・運用され、最終的にラーズグリーズ戦闘機隊によって破壊されている。
- 海兵隊
- 輸送ヘリを使った空中機動作戦の展開能力を持つ。
- 環太平洋戦争で捕虜やハーリング大統領の救助に活躍した海兵航空隊のシーゴブリンや、灯台戦争でレイニー岬航空基地制圧に活躍したバジリスク隊が存在する。
- この他にも輸送ヘリを使った空中機動部隊として、環太平洋戦争でノース・オーシア州に展開した空挺旅団および、その隷下の空挺旅団第一大隊が存在するが、海兵隊所属かどうかは不明。
- 沿岸防衛隊
- 環太平洋戦争におけるランダース岬で活動例が見られ、ユークトバニア軍のSR-71に対して地対空ミサイルを発射し損傷を与えた。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『エースコンバット5』のミッション11Aにのみ国名が登場するが、以降の作品や資料ではその存在に触れられていない。
- ^ このうち、F-35の尾翼には『エアーコンバット22』のサウンドトラックに描かれているエンブレムが施されている。
- ^ アーカム郡とバルデラス郡の存在は『エースコンバットZERO』のアサルトレコードで述べられるが、同作の英語版では「郡」に相当する部分が未訳となっているほか、州と同じ「State」と訳されている。
- ^ ADFは「Advance Dominance Fighter」の略。これまでにADFX-01/02、ADF-01、ADF-11Fが登場しており、いずれも「大型エンジン2基を搭載する高性能大型戦闘機」「高出力レーザー兵器のTLS (Tactical Laser System) を搭載している」という共通項がある。
- ^ 2014年を舞台とした『エースコンバット7』のVRモードにおいても、AWACS「スカイアイ」の機体にオーシアの国籍マークが描かれている。
- ^ しかし、敵であるエルジア軍も同タイミングで対衛星ミサイルを使用した結果、ケスラーシンドロームが発生して無関係の衛星まで巻き込んでしまい、ユージア大陸規模で通信インフラが機能不全状態に陥ったことで双方に大混乱を引き起こすこととなった。
- ^ ただしIUN国際停戦監視軍に派遣されている他国軍の戦車の可能性もある。また、砲塔前面が楔形であることからレオパルト2A5以降の車両だと分かる。
- ^ ただしこれらの『エースコンバット7』に登場する装備には実際のものから若干形状の異なるものがある。
- ^ 全体的な形状はM109 155mm自走榴弾砲と似ているが、砲塔後部の形状はAS-90に近い。
- ^ 『エースコンバット7』では、オープニングのスクラップヤードで複数のB-52と6機のB-2が廃棄されているのが確認できる。
- ^ ただし若干形状が異なる。
出典
[編集]- ^ a b ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 15:53. 2020年12月31日閲覧。
- ^ a b c d e ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 16:05. 2020年12月31日閲覧。
- ^ a b ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 9:27. 2021年4月29日閲覧。
- ^ 『ACES at WAR A HISTORY 2019』、145頁。
- ^ 『ACES at WAR A HISTORY 2019』、126頁。
- ^ a b c d “GAZE 2020年7月10日号特集:「戦争の英雄達:環太平洋戦争機密文書解除」”. エースコンバット7公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “ACE COMBAT 25th Anniversary WALLPAPER”. ACE COMBAT™シリーズ25周年特設サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2020年12月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 8:07. 2020年12月31日閲覧。
- ^ ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 4:51. 2020年12月31日閲覧。
- ^ ““FRONTLINE” 2012年4月号 特集:廃棄される巨大潜水艦”. エースコンバット7公式サイト. 2020年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『エースコンバットZERO』、アサルトレコード
- ^ a b ACES WEB:ACE COMBAT™ 5 THE UNSUNG WAR (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 25 December 2020. 該当時間: 6:34. 2020年12月31日閲覧。
- ^ “GAZE 2020年7月10日号 特集:「戦争の英雄達:環太平洋戦争機密文書解除」”. エースコンバット7公式サイト. 2022年12月14日閲覧。
- ^ 『エースコンバット7』、カットシーン3
- ^ a b “2007 game concepts”. Acepedia. Fandom. 2021年11月10日閲覧。
- ^ “エースコンバットシリーズブランドディレクターの河野一聡のツイートより”. 2020年9月3日閲覧。
- ^ ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN シーズンパス トレーラー OBC NEWS (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 29 August 2019. 該当時間: 0:16. 2020年12月31日閲覧。
- ^ ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN シーズンパス トレーラー OBC NEWS (Youtube). バンダイナムコエンターテインメント. 29 August 2019. 該当時間: 1:12. 2020年12月31日閲覧。
- ^ 『エースコンバット5』、ミッション27での台詞
- ^ エースコンバット5公式サイト Untitled Photo Serection at the Wayback Machine (archived 2020年11月1日)
- ^ 『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー パーフェクトガイド』、237頁。