オワセグ
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オワセグ(尾鷲市エリアワンセグ放送)は、三重県尾鷲市がその一部地域を業務区域として行う地上一般放送である。
概要
[編集]市区町村によるワンセグ放送には、従前にも青森県三沢市[1]や東京都江東区[2]等があり、災害対策に注力したものが多いが尾鷲市も同様である。
市役所や消防署に設置されたカメラの映像が放送され、カメラや送信機の電源は太陽電池でバックアップされている。
タブレット形専用受信端末[3]を市内に住民票を置いている全世帯に無償配付している[4]。
諸元
[編集]免許人 | 局名 | 呼出符号 | 物理ch | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 業務区域 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
尾鷲市 | 尾鷲市中村山エリア放送 | JOXZ6AA-AREA | 36ch | 611.142857MHz | 7.24mW | 10mW | 尾鷲市の一部 |
尾鷲市天満エリア放送 | JOXZ6AB-AREA | 490μW | 1.5mW | ||||
尾鷲市坂場エリア放送 | JOXZ6AC-AREA | 770μW | 1.5mW | ||||
尾鷲市新田エリア放送 | JOXZ6AD-AREA | 3.08mW | 6.0mW | ||||
尾鷲市矢浜エリア放送 | JOXZ6AE-AREA | 5.13mW | 10mW | ||||
尾鷲市大曽根浦エリア放送 | JOXZ6AF-AREA | 1.83mW | 8.0mW | ||||
尾鷲市行野エリア放送 | JOXZ6AG-AREA | 238μW | 770μW | ||||
尾鷲市須賀利エリア放送 | JOXZ6AH-AREA | 1.18mW | 4.0mW | ||||
尾鷲市九鬼エリア放送 | JOXZ6AI-AREA | 5.68mW | 5.0mW | ||||
尾鷲市九鬼名古エリア放送 | JOXZ6AJ-AREA | 440μW | 1.5mW | ||||
尾鷲市早田エリア放送 | JOXZ6AK-AREA | 1.18mW | 1.5mW | ||||
尾鷲市三木浦エリア放送 | JOXZ6AL-AREA | 6.27mW | 5.0mW | ||||
尾鷲市三木浦盛松エリア放送 | JOXZ6AM-AREA | 490μW | 1.5mW | ||||
尾鷲市三木里エリア放送 | JOXZ6AN-AREA | 8.0mW | 5.0mW | ||||
尾鷲市三木里小エリア放送 | JOXZ6AO-AREA | 1.55mW | 5.0mW | ||||
尾鷲市曽根大崎エリア放送 | JOXZ6AP-AREA | 2.59mW | 8.0mW | ||||
尾鷲市賀田エリア放送 | JOXZ6AQ-AREA | 6.27mW | 5.0mW | ||||
尾鷲市賀田町エリア放送 | JOXZ6AR-AREA | 690μW | 3.0mW | ||||
尾鷲市曽根エリア放送 | JOXZ6AS-AREA | 560μW | 1.5mW | ||||
尾鷲市梶賀エリア放送 | JOXZ6AT-AREA | 420μW | 1.5mW |
沿革
[編集]- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 4月 - 市議会の第2回定例会から中継を開始[11]。
- 2016年(平成28年)
- 1月 - 年度内に受信端末配付完了[12]。
- 2019年(平成31年)
- 2月19日 - 20局が再免許、免許の有効期限は2024年2月18日まで[13]。
- 2024年(令和6年)
- 2月19日 - 20局が再免許、免許の有効期限は2029年2月18日まで[5]。
脚注
[編集]- ^ 三沢市ケーブルテレビ(現在はフルセグ放送も実施)
- ^ 江東区エリアワンセグ放送(2018年廃止)
- ^ エリアワンセグ受信端末仕様書(尾鷲市防災危機管理室)(2014年8月4日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project (PDF)
- ^ “尾鷲市エリアワンセグ専用受信端末機の無償貸与について”. 尾鷲市. 2018年9月26日閲覧。
- ^ a b 尾鷲市エリアワンセグ放送局の詳細 東海総合通信局 - 放送・CATV
- ^ エリアワンセグ放送による住民への防災情報伝達に関する共同実験について(電気興業株式会社 ニュースリリース 平成24年5月29日) - ウェイバックマシン(2012年6月3日アーカイブ分)
- ^ 尾鷲市で東海初のエリア・ワンセグ放送を予備免許 市内20か所で防災情報を発信(東海総合通信局 報道資料 平成25年11月7日)(2013年12月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 尾鷲市に東海初のエリア・ワンセグ放送を免許(平成26年3月本放送開始)(東海総合通信局 報道資料 平成26年2月19日(2014年3月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 尾鷲市エリアワンセグ放送局の詳細(東海総合通信局 - 放送・CATV)(2014年3月4日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 平成26年度の主な事業(広報おわせ2014年4月号p.5)(2016年4月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project (PDF)
- ^ 平成27年度尾鷲市の予算と施策(広報おわせ2015年4月号p.4)(2015年5月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project (PDF)
- ^ 尾鷲市創生に向けて(山田昭人市長 広報おわせ2016年1月号p.2)(2016年2月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project (PDF)
- ^ 。尾鷲市エリアワンセグ放送局の詳細(東海総合通信局 - 放送・CATV)(2020年4月5日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
外部リンク
[編集]- エリアワンセグ専用受信端末機(オワセグ) - 尾鷲市
- 避難を促進するための情報伝達システム (Owasegu:オワセグ)(三重県尾鷲市の事例) (PDF) 平成26年度 『地域防災データ総覧「避難環境編」』第2章 消防防災科学センター