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Honor of Kings

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)
ジャンル マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ
対応機種 Android, iOS
開発元 TiMi Studios
運営元 Tencent(中国)
Level Infinite
人数 1~10人
メディア ダウンロード
稼働時期 2015年11月26日
デバイス スマートフォン, タブレット
その他 グローバル配信:2024年6月20日
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王者栄耀
各種表記
繁体字 王者榮耀
簡体字 王者荣耀
拼音 Wángzhě Róngyào
発音: ワンゼェーロンヤオ
日本語読み: おうじゃえいよう
英文 Honor of Kings
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Honor of Kings』 (オナー・オブ・キングス) または、『王者栄耀』(おうじゃえいよう、簡体字:王者荣耀;繁体字: 王者榮耀;拼音:Wángzhě Róngyào)は、TiMi Studiosが開発し、テンセントゲームズLevel InfiniteiOSAndroid向けに配信している基本プレイ無料マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)。

2015年11月26日に中国で配信が開始され、ユーザー登録数は2億人を突破している。2024年5月現在デイリーアクティブプレイヤー数は1億人を超えている。[1][2]

2016年10月に『Arena of Valor』というタイトルでグローバル版がリリースされ、2018年11月にはDeNAが日本で『伝説対決 -Arena of Valor-』を配信した[3]。2021年12月9日より『アリーナ・オブ・ヴァラー』にタイトルを変更した[4]

また2024年6月20日より日本を含む世界の各地域にてグローバル配信が開始され、日本では『Honor of Kings(オナー・オブ・キングス)』という名称でゲームが配信された。Arena of ValorHonor of Kingsは別作品という扱いである[5]

アメリカの調査会社Appmagicによれば、2024年8月の世界モバイルゲーム売上高ランキング(App StoreとGoogle Play)で「王者栄耀(Honor of Kings)」が1億6200万ドル(約230億円)で1位となっている[6]

概要

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王者栄耀(おうじゃえいよう)は15分から20分ほどで行われるクイックマッチ型のマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナである。敵のネクサスの破壊が勝利条件である、プレイヤーは敵のネクサスの破壊を目指して、レーンに流れてくるミニオンや敵を倒してお金を稼いだりレベルを上げる。2015年11月26日に中国国内で配信され、2024年3月8日には、同年6月20日に行われるグローバル配信に先んじてブラジルで配信が開始された。[7]中国国内では配信はテンセントがしているが、テンセントのグローバルブランドであるLevel Infiniteがグローバル配信を担当する。またゲームのグローバル配信に伴って世界中にサーバーが配置されることも発表された。[8]いずれも開発はTiMi Studiosが行っている。中国国内では当ゲームが競技となったKPL(Kings Pro League,王者荣耀职业联赛)が行われており、それの世界大会であるKIC(Kings International Championship, 王者榮耀世界冠軍杯)も行われている。[9][10]

2020のKICの様子
2020のKICの様子

ゲームモード

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王者峡谷(5v5)

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王者峡谷は、最も一般的にプレイされるゲームモードである。このモードは、ランクゲームモードと同じマップを使用する。10人のプレイヤーがそれぞれヒーローを操作して、5人ずつの2つの敵対するチームに分かれる。両チームはマップの反対側からスタートし、勝利条件は敵のタワーを破壊して敵のネクサスを破壊すること。敵のネクサスを破壊するには、敵のネクサスに到達するための3つのメインレーンいずれかの(上部のクラッシュレーン(对抗路, Clash Lane) 、ミッドレーン(中路, Mid Lane) 、下部のファームレーン(发育路, Farm Lane))にあるタワーをすべて破壊する必要がある。

キャラクター

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オリジナル

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  • 赵怀真
  • 亚连
  • 姬小满
  • 戈娅
  • 敖隐
  • 莱西奥
  • 桑启

中国

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中国神話

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春秋戦国

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秦・漢

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三国志

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南北朝・隋・唐

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日本

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ヴェネツィア共和国

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古代ギリシア

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ギリシア神話

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フランス

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フランス小説

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SNK

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サムライスピリッツ

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餓狼伝説

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議論になった事項

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類似ゲーム『自由之戦』の盗作疑惑

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2016年7月29日、『自由之戦』開発元は、『王者栄耀』が盗作であるとして非難した[11]。「英雄連盟」(リーグオブレジェンズ)との類似も指摘されている。

キャラクター設定について

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ゲームキャラクターは、歴史・伝説から取られているが、キャラクターのイメージ・設定内容が歴史・伝説とは異なっていた。このためユーザーから「歴史・伝説に敬意が払われていない」との、非難が上がった[12]

熱中のし過ぎによる事故防止(未成年者対象)

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2017年7月4日以降、18歳以下のプレイヤーは、12歳以下のプレイ時間は毎日1時間(21時以降のアクセス禁止)、12歳以上は毎日2時間に限られる[13]。『王者栄耀』のプレイヤーのうち、2、30パーセントが18歳以下とされる。人民日報はゲームを親に止められた子供が、ゲームキャラクターのように空を飛べると信じて逃げ出し、両足を折るけがをしたとして「負の影響をばらまく毒」として強く非難している。プレイ時間の制限についても、登録時の年齢申告を偽って制限を突破するケースが多いといわれ、実効性には疑問が持たれている。

他作品とのコラボレーション

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SNK
日本のゲームメーカー。『サムライスピリッツ』『餓狼伝説』のキャラクターが本作にゲスト出演している。
また、2020年8月には『SAMURAI SPIRITS』に本作の公孫離が無料DLCキャラクターとしてゲスト出演している。公孫離の声は市ノ瀬加那が担当。

脚注

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  1. ^ 【事前登録】ユーザー数2億人越えの大型MOBA日本上陸!『王者栄耀』のグローバル版『伝説対決 -Arena of Valor-』配信決定 [ファミ通App]”. ファミ通App. 2020年8月27日閲覧。
  2. ^ 6月20日よりスマホ向け大人気MOBA『Honor of Kings(王者栄耀)』がついに日本上陸!グローバル配信が発表されたオンラインブリーフィングレポート”. インサイド (2024年5月16日). 2024年5月16日閲覧。
  3. ^ Inc, Aetas. “スマホ向けMOBA「伝説対決 -Arena of Valor-」の配信がスタート。ユーザー数が2億人を突破したTencent Games「王者栄耀」の日本語版”. www.4gamer.net. 2020年8月27日閲覧。
  4. ^ 人気MOBA『伝説対決 -Arena of Valor-』のタイトルが『アリーナ・オブ・ヴァラー』にリニューアル!全ヒーロー無料体験など豪華イベントも実施中”. ファミ通.com (2021年12月13日). 2024年10月31日閲覧。
  5. ^ 箭本進一 (2024年5月16日). “1億人がプレイするスマホ向けMOBA「Honor of Kings」の日本サービスが6月20日にスタート。Esports World Cupの競技タイトルが日本上陸”. 4Gamer.net. 2024年10月31日閲覧。
  6. ^ 世界モバイルゲーム売上高、テンセント「王者栄耀」が首位奪還 miHoYoはトップ20圏外に:24年8月”. 36Kr Japan (2024年9月20日). 2024年11月19日閲覧。
  7. ^ Welcome to Honor of Kings: the World's Most-Played Mobile MOBA” (英語). www.honorofkings.com. 2024年5月17日閲覧。
  8. ^ wpadmin (2024年1月5日). “Honor of Kings Set to Launch Worldwide in 2024” (英語). Level Infinite. 2024年5月17日閲覧。
  9. ^ KIC 2023:Honor of Kings International Championship” (英語). www.honorofkings.com. 2024年5月17日閲覧。
  10. ^ kpl吧-百度贴吧--王者荣耀职业联赛-KPL粉丝聚集地方--百度KPL吧为《王者荣耀》职业联赛(King Pro League简称:KPL)粉丝自由赛事、选手、战队讨论的聚集地,KPL是《王者荣耀》“嗨”. jump.bdimg.com. 2024年5月17日閲覧。
  11. ^ 从《自由之战》和腾讯的抄袭之争说起:关于游戏的专利问题”. 新浪网 (2016年8月11日). 2016年8月15日閲覧。
  12. ^ “王者荣耀”似鸦片式传播 学生深陷其中”. 中国青年报 (2017年5月26日). 2017年5月26日閲覧。
  13. ^ 王者荣耀出新规:12岁以下每天限玩一小时”. 腾讯 (2017年7月2日). 2017年7月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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