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オッチャーヤンヌイ (駆逐艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オッチャーヤンヌイ
Отчаянный
1986年8月1日、機動艦隊の1 艦として地中海上を進むオッチャーヤンヌイ
艦歴
起工 1975年5月7日 第190造船工場
進水 1980年3月29日
竣工 1982年9月30日
所属 ソ連海軍北方艦隊
ロシア海軍北方艦隊
除籍 1998年
解体 2003年
要目
艦種 駆逐艦
艦型 956 「サルィーチ」設計
工場番号 862
排水量 基準排水量 6500 t
満載排水量 7940 t
全長 156.37 m
全幅 17.19 m
喫水 7.79 m
機関 蒸気タービン2 基 99500 馬力(73100 kWt)
KVN-98/64 4 基
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機4 基 各600 kWt
タービン発動機2 基 各1250 kWt
速力 最大速度 33.4 kn
巡航速度 18.4 kn
航続距離 2400 /32 kn
4500 浬/18.4 kn
乗員 士官 31 名
水兵 313 名
武装 KT-190「モスキート」4連装艦対艦ミサイル発射機 2 基(3M80「モスキート」ミサイル8 発)
3K90 M-22「ウラガーン」艦対空ミサイル連装発射機 1 基(9M38Mミサイル48 発)
130 mm連装両用AK-130 2 基
30 mm6砲身機関砲AK-630M 4 基
533 mm2連装魚雷発射管DTA-53 2 基
6連装対潜ロケット弾発射機RBU-1000「スメールチ3」 2 基(RGB-10ロケット48 発)
機雷 40 個
レーダー 対空・対水上捜索照準レーダー「フレガートM」 1 基
水上捜索照準レーダー「ヴォールガ」 3 基
射撃管制レーダー 「ミネラール」(「モスキート」用) 1 基
MR-700「オレーフ」(「ウラガーン」用) 6 基
MR-184「レーフ218M」(130 mm砲用) 1 基
MR-123「ヴィーンペル」(CIWS用) 2 基
ソナー MGK-335S「プラーチナS」 1 基
水中通信システムMG-7 1 基
電子戦装備 MR-405M「スタールト2」 1 基
チャフフレア連装発射機PK-2 2 基
チャフ・フレア10連装発射機PK-10「スメールイ」 8 基
諸装備 光学航法システムDVU-2 1 基
電波航法システム 2 基
通信システム 1 式
敵味方識別装置 各種
搭載機 Ka-27PS/PL 1 機

オッチャーヤンヌイ(ロシア語:Отчаянныйアッチャーヤンヌィイ)は、ソ連ロシア連邦駆逐艦(艦隊水雷艇:Эскадренный миноносец)である。艦名は「向こう見ずの」といった意味のロシア語の形容詞である。

概要

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1975年5月7日956 「サルィーチ」設計艦隊水雷艇の2番艦となる工場番号第862号艦がソ連海軍に登録された。この艦は、1977年3月4日にレニングラート(現サンクトペテルブルク)の第190造船工場(A・A・ジュダーノフ記念工場、現セーヴェルナヤ・ヴェールフィ)で起工、オッチャーヤンヌイと命名された。1980年3月29日には進水1982年9月30日には竣工し、11月24日には赤旗受賞北方艦隊に配備された。

1985年5月2日から5月6日にかけて、アルジェリアを訪問した。1992年6月26日には、ムールマンスクオーバーホールが開始された。しかし、ソビエト連邦の崩壊とその後のロシア連邦の不況の影響を直接に受け、オーバーホール作業が完了せぬまま予備役に入れられた。最終的に現役復帰は諦められ、1998年には海軍より除籍された。その後、2003年6月にムールマンスクにて解体された。

関連項目

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外部リンク

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