オスナブリュック大学
オスナブリュック大学(ドイツ語: Universität Osnabrück)は、ドイツ連邦共和国、ニーダーザクセン州、オスナブリュックにある国立大学である。
概要
[編集]1629年に創立されたイエズス会大学(ドイツ語 "Jesuitenuniversität")を前身とする[1]。1974年以来、オスナブリュック大学の名称となった。ウィーンのシェーンブルン宮殿を連想させる黄色の外壁が美しいオスナブリュック城が大学の本部棟にあたる(音楽学部、神学部棟)、学生数はおよそ1.4万人(2018年現在)[2]。ドイツ連邦共和国第10代大統領クリスティアン・ヴルフの出身大学として知られている[3]。
学部
[編集]言語学系、文学系専門領域
人文学系専門領域
経済学系専門領域
法学系専門領域
- ヨーロッパ法学部
- 財政・租税法学部
- 商学・経済法学部
- 地方行政学部
- 経済刑法学部
※同大学ホームページ参照[4]
大学図書館
[編集]オスナブリュック大学図書館は約164万冊の蔵書を持ち、また、約3万の電子ジャーナル、800以上のオンラインデータバンクと契約している(2018年現在)[5]。大学図書館は「文学・語学、文化科学」、「社会科学」、「法学・経済学」、「自然科学」の4分野に応じて、それぞれ別々の4つの館に分かれている。人文科学・社会科学系の3館は市中心部にあるが、自然科学系の1館は中心部からやや離れたヴェスターベルク地区にある。学生証がコピーカードを兼ねている。
著名な卒業生
[編集]作家、ロック歌手
国外協定校
[編集]- 日本
- 韓国
- 中国
- 台湾
- 東呉大学(社会科学)
- インドネシア
- バロダ・マハラジャ・サヤジラオ大学(人間科学)
- トルコ
- チュクロヴァ大学(アダナ)
- アンカラ大学(教育学/文化研究)
- ドクズ・エイリュール大学(イズミル)(法学)
- チャナッカレ・オンセクズ・マート大学(教育学/文化研究)
- T.C.イェディテペ大学(イスタンブール)(経済学)
- イスラエル
- ベイト・バール単科大学
- ハイファ大学(社会科学)
- キプロス
- ロシア
- ウルヤノフスク大学
- トヴェリ大学
- ロモノソフ大学
- サンクトペテルブルク大学(社会科学)
- モスクワ州立国際関係研究所(法学)
- ロシア科学アカデミー(ウラル支部)(物理学)
- ロシア科学アカデミー金属物理学研究所(物理学)
- バルカウ大学(生物学/化学)
- アルタイ州立大学(バーナウル校)(生物学/化学)
- ラトビア
- ラトビア大学(リガ)(物理学)
- リガ情報システムマネジメント研究所(物理学)
- リガ輸送・通信研究所(物理学)
- ルーマニア
- バーベス・ボルヤイ大学(クルージュ・ナポカ)(物理学)
- クルージュ・ナポカ工科大学(物理学)
- ハンガリー
- アンドレシー・ギューラ・ドイツ語大学(法学)
- 聖シュテファン大学(ブダペスト)(社会科学)
- コルヴィヌス大学(ブダペスト)(社会科学)
- スロベニア
- リュブリャーナ大学(教育学/文化研究)
- ポーランド
- フィンランド
- スウェーデン
- マルメ大学(社会科学)
- オランダ
- スイス
- イタリア
- スペイン
- グラナダ大学(教育学/文化研究)
- フランス
- アンジェ大学
- アンジェ・カトリック大学
- パリ第1大学(法学)
- パリ第12大学(経済学)
- ビジネス・観光政策マネジメントスクール(経済学、社会科学)
- イギリス
- モロッコ
- モハメド1世大学(ウジダ)(外国語学・文学)
- ムーレイ・イスマイル大学(文化/地球科学)
- ケニア
- カメルーン
- バメンダ科学・工学大学(人間科学)
- 南アフリカ
- ブラジル
- チリ
- アドルフォ・イバネス大学
- フロンテラ大学(人間科学)
- コスタリカ
- メキシコ
- グアダラハラ大学
- クラウスト・デ・ソル・フアナ大学(外国語・文学)
- アメリカ合衆国
- サウスウエスタン大学
- ニューヨーク市立大学(オズウェゴー校)
- エバンスビル大学
- サウスフロリダ大学
- 南インディアナ大学
- ミシシッピ大学
- バルドウィン・ヴァラス単科大学
- アメリカン大学(ワシントン校)(外国語・文学)
- ローワン大学(外国語・文学)
- ブリュン・アシン単科大学(外国語・文学)
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
その他
[編集]生活:主な学生寮は大学によって提供されている [6]。学生証は学生食堂カードを兼ねている。
交通:学生は学生証を提示し、オスナブリュック市内の公共交通機関、ドイツ鉄道の快速列車(レギオナルエクスプレス、略称:RE)普通列車(レギオナルバーン、略称:RB)を無料利用可能。ニーダーザクセン州内の都市の他、ハンブルク、リューベック、ブレーメン、マクデブルク、ミュンスター、カッセル、また、ヘンゲロー(オランダ)などの州外の都市にも無料で移動できる[7]。
大学が留学生の学業、生活を全面的にバックアップしている。