エーレス・ランドストレム
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獲得メダル | ||
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エーレス・ランドストレム | ||
フィンランド | ||
陸上競技 | ||
オリンピック | ||
銅 | 1960 ローマ | 男子 棒高跳 |
ヨーロッパ陸上選手権 | ||
金 | 1954 ベルン | 男子 棒高跳 |
金 | 1958 ストックホルム | 男子 棒高跳 |
エーレス・ランドストレム(Eeles Enok Landström、1932年1月3日 - 2022年6月29日)は、フィンランドの陸上競技選手。1950年代に活躍した棒高跳の選手。1960年ローマオリンピックの銅メダリストである。西スオミ州ピルカンマー県ビーアラ出身。
経歴
[編集]ランドストレムは、1952年ヘルシンキオリンピックでは十種競技に出場し、5694ポイントで14位に終わる。しかし、十種競技の種目の中でも棒高跳では、出場した選手の中ではもっともよい記録(4m20)であった。ランドストレムは1952年以降、国際大会では棒高跳のみ出場した。
1954年のヨーロッパ選手権では、4m40でスウェーデンのラグナル・ルンドベリと同記録であったが、試技数の関係でランドストレムが金メダルを獲得した。2年後の1956年メルボルンオリンピックでは4m25にとどまり、順位も7位であった。
1958年のヨーロッパ選手権では4m50で、東ドイツのマンフレート・プロイスガー、ソ連のウラジミール・ブラトフと記録では並んだが、4年前と同じく金メダルを獲得した。ちょうどこの当時、棒高跳のポールの素材が金属性ポールから、グラスファイバー製ポールに移行しつつある時期であった。ランドストレムはアメリカからいち早く新しいポールを取り寄せ使用し始めた。1960年ローマオリンピックでは、4m55でアメリカのドン・ブラッグ、ロナルド・モリスに次いで銅メダルを獲得した。
その後、ランドストレムは1966年から1971年までフィンランドの国会議員。1967年からはフィンランド国営放送の経営委員としても活躍した。
2022年6月29日、90歳で死去[1]。
主な実績
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
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1952 | オリンピック | ヘルシンキ(フィンランド) | 十種競技 | 14位 | 5694pt |
1954 | ヨーロッパ陸上選手権 | ベルン(スイス) | 棒高跳 | 1位 | 4m40 |
1956 | オリンピック | メルボルン(オーストラリア) | 棒高跳 | 7位 | 4m25 |
1958 | ヨーロッパ陸上選手権 | ストックホルム(スウェーデン) | 棒高跳 | 1位 | 4m50 |
1960 | オリンピック | ローマ(イタリア) | 棒高跳 | 3位 | 4m55 |
脚注
[編集]- ^ “Kuolleet | Seiväshypyn olympiamitalisti ja entinen kansanedustaja Eeles Landström on kuollut” (フィンランド語). Helsingin Sanomat (2022年6月29日). 2022年7月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- エーレス・ランドストレム - Olympedia