エルミタージュ庭園
エルミタージュ庭園 Hermitage Garden | |
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所在地 | |
座標 | 北緯55度46分15.2秒 東経37度36分34.2秒 / 北緯55.770889度 東経37.609500度座標: 北緯55度46分15.2秒 東経37度36分34.2秒 / 北緯55.770889度 東経37.609500度 |
面積 | 約4.9 ha |
開園 | 1894年7月16日 |
設備・遊具 |
劇場 野外ステージ スケートリンク ブランコ 滑り台 砂場 |
アクセス |
7 プーシキン駅 2 トヴェルスカヤ駅 9 チェーホフ駅 |
公式サイト |
www |
エルミタージュ庭園(エルミタージュていえん、露: Сад «Эрмитаж», 英: Hermitage Garden)は、ロシア・モスクワにある公園である[1][2]。エルミタージュ公園(エルミタージュこうえん)ともいう[3]。
概要
[編集]当公園は、トヴェルスコイ地区のカレトヌイ・リャド通りの3番地にある[4][5][6][2]。およそ4.9ヘクタールの面積をもつ[7]。園内には、無料で入場することができる[1]。
園内には「エルミタージュ」 (Эрмитаж)、「スフェラ」 (Сфера)、「ノヴァヤ・オペラ」 (Новая Опера) の3つの劇場が設けられている他 [8][6]、野外ステージ «Летняя эстрада» やレストラン「ベランダ32.05」(露: Веранда 32.05)などがある[9][10][11]。子ども用の遊び場には、ブランコや滑り台、砂場などの遊具がある[1]。
プーシキン駅やトヴェルスカヤ駅、チェーホフ駅から徒歩圏内にある[12][13][14][2]。
歴史
[編集]庭園と劇場のある空間をつくろうとする試みが何度か行われた後、1894年7月16日に土地全体がモスクワの商人、ヤーコフ・シチューキンの所有するところとなり、この日が当庭園の創設日とされている[4]。
創設からおよそ11か月後の1895年6月18日に、劇場「エルミタージュ」が正式に開設される[4]。1898年12月、アントン・チェーホフによる戯曲『かもめ』が劇場「エルミタージュ」で上演される[15][10][16]。
1960年代から1970年代にかけて、野外ステージ «Летняя эстрада» において、ヴラジーミル・ヴィソツキーやリュドミラ・ズィキナ、ロマン・カルツェフやヴィクトル・イルチェンコ、ゲンナジー・ハザノフやミハイル・ズヴァネツキーなどのアーティストによって演奏が行われた[17][9][10]。
1981年、劇場「スフェラ」が女優のエカテリーナ・エランスカヤによって創設される[18]。1991年、劇場「ノヴァヤ・オペラ」が開設される[4]。2000年、ヴィクトル・ユーゴーの胸像がパリ市長室より、ダンテ・アリギエーリの胸像がイタリア政府より寄贈される[4]。
2006年、長さ70メートルのステンレス製パイプで大きなハートの形を象ったモニュメント «Памятник Всем Влюбленным»(英: Monument to All People in Love)が設置される[4][19][13][10][2]。2016年、スケートリンクが開設される[20]。
脚注
[編集]- ^ a b c “Сад «Эрмитаж»”. モスクワ市. 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b c d “ロマンチックなモスクワTOP5”. ロシア・ビヨンド. (2014年11月23日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ “モスクワのバブルの象徴、高級ナイトクラブが炎上”. AFPBB News. (2008年2月8日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “Сад Эрмитаж”. エルミタージュ庭園. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Тверской район - в самом центре столицы”. КУРЬЕР.СРЕДА.Бердск. (2018年10月9日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b “モスクワの公園と屋敷”. BOOKLETIA. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “С.Собянин ознакомился с ходом благоустроительных работ в Саду имени Баумана”. モスクワ市 (2013年6月5日). 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Москвичи посетили сад "Эрмитаж" в жаркую погоду”. Москва 24. (2020年6月15日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b “САД «ЭРМИТАЖ»”. イタルタス通信 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b c d “モスクワの春を満喫するスポット”. ロシア・ビヨンド. (2013年3月26日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ “ЯНВАРСКИЕ ЧЕТВЕРГИ АНТОНА ЛЫМАРЕВА В 32.05”. Веранда 32.05. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Эрмитаж”. エルミタージュ庭園. 2020年8月15日閲覧。
- ^ a b “Where MOSCOW”. Where City Guide. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月15日閲覧。
- ^ “Путеводитель по Москве”. Институт Африки Российской Академии Наук. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Наиболее известные постановки и экранизации Чехова. Справка”. РИА Новости. (2010年1月29日) 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Юбилей от фонаря или назад в будущее. Городские фонари: немалое значение малых архитектурных форм Какие деревья в саду эрмитаж”. Портал о семье и детях. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Легендарная эстрада сада " Эрмитаж"”. エルミタージュ庭園. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Московский драматический театр «Сфера»”. ロシア文化省. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Памятник Всем Влюбленным в Саду «Эрмитаж»”. モスクワ市. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “Каток в саду "Эрмитаж"”. エルミタージュ庭園. 2020年8月15日閲覧。