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エリソルビン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エリソルビン酸
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識別情報
CAS登録番号 89-65-6
E番号 E315 (酸化防止剤およびpH調整剤)
特性
化学式 C6H8O6
モル質量 176.13 g/mol
密度 N/A
融点

169-172 °C (分解)

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

エリソルビン酸(Erythorbic acid)はL-アスコルビン酸ビタミンC)の立体異性体で、5位炭素原子のみの配置が異なるジアステレオマー。イソアスコルビン酸、D-アラボアスコルビン酸とも呼ばれる。ソルビン酸(Sorbic acid)とは関係ない。

アスコルビン酸と同様に、グルコースを元にして合成される。またエリソルビン酸とその塩は同様に毒性が非常に低いので、酸化防止剤として食品添加物に使われている。

還元作用はアスコルビン酸よりも強いが、ビタミンCとしての効力はほとんどない。

関連項目

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