エマ・マースク
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エマ・マースク | |
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オーフスで停泊中のエマ・マースク | |
基本情報 | |
船種 | コンテナ船 |
クラス | PSクラス(エマ・マースク級) |
船籍 | デンマーク |
運用者 | A.P. モラー・マースク |
建造所 | オーデンセ・スチール造船所 |
経歴 | |
進水 | 2006年5月18日 |
竣工 | 2006年8月31日 |
要目 | |
総トン数 | 170,794トン |
載貨重量 | 156,907トン |
全長 | 397.71 m |
垂線間長 | 376.0 m |
幅 | 56.4 m |
深さ | 30.0 m |
喫水 | 15.5 m |
機関方式 | ヴァルチーラ-スルザー 14RT-flex96C型ディーゼル 1基 |
出力 | 109,000馬力(8万2000kw) |
速力 | 25.5ノット以上(27.0ノットとも) |
乗組員 | 13名 |
積載能力 |
11,000 TEU (14,500 TEU、15,000 TEUとも) |
エマ・マースク(Emma Maersk)は、マースク・ラインが所有・運航しているコンテナ船で、2012年11月にCMA CGM マルコ・ポーロが就役するまで世界最大のコンテナ船であった。
PSクラス(エマ・マースク級)8隻の1番船として、2006年8月31日、デンマークのオーデンセ・スチール造船所で竣工(建造中に火災事故が起こり、当初予定より2ヶ月程遅れている)。9月7日から欧州〜極東航路に就航し、日本には10月8日神戸港(六甲アイランド)、9日名古屋港(飛島埠頭)、10日横浜港(南本牧埠頭)にそれぞれ初寄港した。しかし、現在では本船を含むPSクラスは日本への寄港を休止している。
特徴
[編集]総トン数、載貨重量トン数、長さ、幅、全てがそれまでのコンテナ船を大きく凌ぐ、就役当時は史上最大のコンテナ船で、397.71mの全長は船舶の歴史上でも8番目の長さであり(7番目までは全て全長400m超のタンカー)、 56.4m(コンテナ22列)の幅は従来船より10m以上も大きく、これに届くガントリークレーンを備えた港湾は限られている。 また、主機の単機出力109,000馬力のディーゼルエンジンは船舶に搭載されたものでは最強である。
同型船
[編集]- 「Estelle Maersk」
- 「Eleonora Maersk」
- 「Evelyn Maersk」
- 「Ebba Maersk」
- 「Elly Maersk」
- 「Edith Maersk」
- 「Eugen Maersk」
関連項目
[編集]- 2013年から就役しているコンテナ船。韓国の大宇造船海洋が受注し、2015年までに10から30隻が建造される。全長400m、幅59m、コンテナ積載数は18,000TEUに達し、新たな世界最大級のコンテナ船である。[1]
参考文献
[編集]- 海人社『世界の艦船』2006年11月号 No.666
- 海人社『世界の艦船』2007年1月号 No.668
- 渡辺逸郎『コンテナ船の話』成山堂書店 2006年 ISBN 978-4-425-71371-4