エッジ・オブ・セブンティーン
「エッジ・オブ・セブンティーン」 | ||||||||
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スティーヴィー・ニックス の シングル | ||||||||
初出アルバム『麗しのベラ・ドンナ』 | ||||||||
B面 | エッジ・オブ・セブンティーン(ライブ・バージョン) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | 1981年 | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | モダン・レコード | |||||||
作詞・作曲 | スティーヴィー・ニックス | |||||||
プロデュース | ジミー・アイオヴィーン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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スティーヴィー・ニックス シングル 年表 | ||||||||
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「エッジ・オブ・セブンティーン」(原題: Edge of Seventeen)は、スティーヴィー・ニックスが1981年に発表した楽曲。翌年シングルカットされヒットした。
概要
[編集]トム・ペティと「Stop Draggin' My Heart Around」のレコーディングをしている時、ニックスはペティの最初の妻のジェーンに夫婦が出会った頃のことを尋ねた。ジェーンは「At the age of seventeen(17歳の時に)」と答えたが、彼女の南部なまりがあまりに激しかったためにニックスは「Edge of seventeen」と聞き間違えた。ここからタイトルが生まれることとなった[1]。
ニックスはライブ・ビデオ『Stevie Nicks - Live In Concert』(1983年)のコメンタリーで次のように述べている[1]。
ジミー・アイオヴィーン(Jimmy Iovine)はレノンの1974年のアルバム『心の壁、愛の橋』のエンジニアを務め、二人は親しい友人同士だったと言われている。
1981年7月27日、アイオヴィーンのプロデュースのもと、ニックスのファースト・アルバム『麗しのベラ・ドンナ(Bella Donna)』が発売される。同アルバムに収録され、翌1982年2月5日にシングルカットされた。B面は1981年12月録音の「エッジ・オブ・セブンティーン」のライブ・バージョンが収録された[2]。
1982年4月17日から4月24日にかけて2週連続でビルボード・Hot 100の11位を記録[3][4]。
『ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲(2021年版)において、217位にランクされている[5]。
備考
[編集]- 冒頭の歌詞「Just like the white winged dove」の「white winged dove」は、アメリカ南部からメキシコ、中央アメリカ等に分布する「ハジロバト」のこと。
- ボックスセット『Enchanted』(1998年)に『麗しのベラ・ドンナ』ツアーのライブ音源が収録されている。またライブ・アルバム『The Soundstage Sessions』(2009年)のデラックス・iTunes・エディションにライブ・コンサート・ミックスのバージョンが収録されている。
- 2001年に、デスティニーズ・チャイルドが大ヒットさせた「ブーティリシャス」"Bootylicious"では、この曲のギターリフがサンプリングで用いられている。「ブーティリシャス」のミュージック・ビデオには、スティーヴィー・ニックス本人がギター演奏しながらカメオ出演している。
- 2003年公開の映画『スクール・オブ・ロック』に登場する。主人公(ジャック・ブラック)がバーのジュークボックスで本作品をかけ、彼とマリンズ校長(ジョーン・キューザック)が曲に合わせて歌う場面がある。ニックスはカナダのサン・メディアが行ったインタビューに対しこう述べている。
- 「想像できる? 私が初めてあの映画を見たときのこと。死んだわ。以来50回は見てると思う。何回見てもまったく飽きないし、『ロックの学校』というアイデアは最高ね。私の歌を取り上げてくれたジャック・ブラックとジョーン・キューザックにはとても感謝している」[6]
脚注
[編集]- ^ a b Edge Of Seventeen by Stevie Nicks Songfacts
- ^ Stevie Nicks - Edge Of Seventeen (Just Like The White Winged Dove) (Vinyl) at Discogs
- ^ “The Hot 100 - Week of April 17, 1982”. Billboard. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “The Hot 100 - Week of April 24, 1982”. Billboard. 2022年4月21日閲覧。
- ^ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ “Stevie Nicks mulls home in Canada”. Sun Media. (2009年4月2日) 2016年8月9日閲覧。[リンク切れ]