エステルイェートランド級駆逐艦
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エステルイェートランド級駆逐艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 駆逐艦 |
命名基準 | スウェーデンの地方 |
前級 | ハッランド級駆逐艦 |
次級 | なし |
要目 | |
排水量 |
基準: 2,150 t 満載: 2,600 t |
全長 | 112.0メートル (367.5 ft) |
最大幅 | 11.2メートル (37 ft) |
吃水 | 3.7メートル (12 ft) |
機関方式 |
ボイラー×2缶 蒸気タービン×2基 推進器×2軸 |
出力 | 47,000 hp (35 MW) |
速力 | 35ノット |
航続距離 | 3,000浬 (20kt巡航時) |
乗員 | 244人 |
兵装 |
・50口径120mm連装砲×2基 ・70口径40mm単装機銃×7基 ・スキッド対潜迫撃砲×1基 ・機雷敷設装置×2基 |
レーダー |
・サターン 対空対水上捜索用 ・M44 短SAM射撃指揮用 ・M45 砲射撃指揮用 |
ソナー | 捜索用×1基+攻撃用×1基 |
エステルイェートランド級駆逐艦(エステルイェートランドきゅうくちくかん、スウェーデン語: Jagare typ Östergötland; Östergötlandsklass)は、スウェーデン海軍が運用していた駆逐艦の艦級[1]。
スウェーデン海軍は、まず1948年に3,500トン級駆逐艦(ハッランド級)の計画の認可を受けて建造に着手した。続いて、1953年に、ひとまわり小型の2,500トン級駆逐艦の計画が認可された。これによって建造されたのが本級である[1]。船型は、ハッランド級が船首楼型であったのに対し、本級では平甲板型が採用された[2]。
主砲はハッランド級と同じく50口径120mm連装砲2基を搭載しているが、同級では自動砲であったのに対して本級では半自動砲が採用されており、発射速度は、毎分40発から20発に低下している、また1963年より、40mm機銃3門とバーターに、イギリス製のシーキャット個艦防空ミサイルを搭載した。このシステムは、スウェーデン軍ではRb.07と称されていた[1][2]。
その後、艦隊をコルベット・高速戦闘艇主体に改編するというスウェーデン軍の方針を受けて、後継艦は建造されず、ハッランド級とともに1982年までに運用を終了した[1]。
# | 艦名 | 起工 | 就役 | 除籍 |
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J 20 | エステルイェートランド HMS Östergötland |
1955年 9月 | 1958年3月 | 1982年7月 |
J 21 | セーデルマンランド HMS Södermanland |
1955年 6月 | 1958年7月 | |
J 22 | イェストリークランド HMS Gastrikland |
1955年10月 | 1956年6月 | |
J 23 | ヘルシングランド HMS Hälsingland |
1959年6月 |
参考文献
[編集]- ^ a b c d e Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. (1996). p. 445. ISBN 978-1557501325
- ^ a b 高須廣一「スウェーデン/チリ/ドイツのユニークな顔触れ (特集・戦後の駆逐艦)」『世界の艦船』第587号、海人社、2001年10月、96-97頁、NAID 40002156164。
関連項目
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、エステルイェートランド級駆逐艦に関するカテゴリがあります。