エウフェミオ・サパタ
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エウフェミオ・サパタ・サラサール Eufemio Zapata Salazar | |
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生年 | 1873年 |
生地 | メキシコ モレロス州 ヴィラ・デ・アヤラ (現 Cd. アヤラ) |
没年 | 1917年6月18日 |
没地 | メキシコ モレロス州 クアウトラ |
思想 | 無政府主義 |
活動 | メキシコ革命 |
所属 | サパタ派 |
エウフェミオ・サパタ・サラサール (Eufemio Zapata Salazar、1873年 - 1917年6月18日) はメキシコの革命家で、同じくメキシコの革命家であったエミリアーノ・サパタの兄。女たらしで、マッチョで、大酒飲みとして知られていた[1]。
1917年6月18日、サパタ派の小グループに所属していたシドロニオ・"狂人 (el Loco)"・カマチョにより殺された[2]。エウフェミオが泥酔したときに、老人[3]を理由なく殴り、侮辱したことが理由とされる[2]。クアウトラにおいて、カマチョはエウフェミオを尾行した後に、腹部を銃撃した。
自らの死を確信したとき、エウフェミオはカマチョに、苦しまず早く死ねるよう止めをさせと頼んだ。カマチョは次のように答えた。
「あんたはたくさんの人たちをとても苦しめてきたんだろう。もう少し生きていろ。その間、あんたもその苦しみを知るだろうさ」
そしてカマチョはエウフェミオを顔から蟻塚に投げ入れ、彼の馬を奪った。エミリアーノが復讐を求めることがわかっていたカマチョは、身の安全のためにサパタの敵であったカランサ派へと合流した[2]。
映画
[編集]- 1952年の映画『革命児サパタ』でエウフェミオ(同映画の日本語訳ではユーフェミオ・サパタ表記)を演じたアンソニー・クインは、アカデミー助演男優賞を受賞した。
脚注
[編集]出典
[編集]- Frank Mclynn『Villa and Zapata: A History of the Mexican Revolution』
- John Steinbeck『Viva Zapata!』 (小説版)
- Mexican Revolution of 1910 www.latinoartcommunity.org より
- Eufemio Zapata Salazar, 1873 - 1917 (スペイン語による人物紹介) Bibliotecas Virtuales de México より
- (英語) Zapata of Mexico (English Edition) [Kindle版]. ChristieBooks; 2版 (2012/12/3). ISBN 9780904564242