ウスイロコノマチョウ
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ウスイロコノマチョウ | ||||||||||||||||||||||||
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インド産個体
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Melanitis leda (Linnaeus, 1758) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ウスイロコノマチョウ (薄色木間蝶) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
The Common Evening Brown | ||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||
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ウスイロコノマチョウ(薄色木間蝶、Melanitis leda)は、タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウ。
概要
[編集]ジャノメチョウ類では比較的大きい種。低地の薄暗い林内や篠地に生息し、樹液を好む。花にはほぼ来ない。
近縁種のクロコノマチョウに似ているが、翅が大きく縦長であること、翅の地色が薄いことで区別できる。また夏型は翅の突出がないクロコノマに対し、本種は夏型も翅外縁が突出する。
シロチョウ科のみに見られる脚の爪が二分する特徴、複眼が小さく額が広いなど、コノマの仲間はジャノメチョウ類のなかでも異端な存在である。
幼虫の食草はジュズダマ・ススキ・アワ・トウモロコシ(イネ科)、とくにジュズダマとの結びつきが強い。年多化性で、土着地では5月から11月にかけて見られる。越冬態は成虫。
分布
[編集]土着地は九州南端以南および小笠原諸島。以北では迷蝶の扱いであるが見るのはそれほど難しくない。北海道でも記録がある。
参考文献
[編集]- 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112。OCLC 170389984。