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ウスイロオナガシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウスイロオナガシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ミドリシジミ亜科 Theclinae
: ミドリシジミ族 Theclini
: ミズイロオナガシジミ属 Antigius
: ウスイロオナガシジミ A. butleri
学名
Antigius butleri
(Fenton, 1882)
和名
ウスイロオナガシジミ

ウスイロオナガシジミ(薄色尾長小灰蝶 Antigius butleri)は、チョウシジミチョウ科に属するチョウの一つ。

形態

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ミズイロオナガシジミと同じ属であるが、黒帯が黒点になっていることで見分けられる。ミズイロオナガシジミよりもむしろオナガシジミに似ているといえるが、翅裏のオレンジ帯が前翅に波及しないのが本種、するのがオナガシジミと区別できる。

分布域や生息域が前2種に比べて狭く、目にする機会はそう多くない。

生態

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で越冬する。西日本ではナラガシワを主な食樹としているが、東日本ではミズナラを食樹としている。

やや北寄りの分布で、標高が高い山に多く生息する。成虫は初夏からにかけて一度だけ発生する。

保全状況評価

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ウスイロオナガシジミ九州亜種(鹿児島県栗野岳亜種) Antigius butleri kurinodakensis Fujioka, 1975

参考文献

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  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

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