ウィタヤーコーン・チエンクーン
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ウィタヤーコーン・チエンクーン วิทยากร เชียงกูล | |
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誕生 |
1946年11月28日 タイ サラブリー県バーンモー郡 |
職業 | 詩人 作家 編集者 |
国籍 | タイ |
代表作 | 『だから私はその意味を求める』(1971) |
主な受賞歴 | シーブーラパー賞(1998) |
ウィキポータル 文学 |
ウィタヤーコーン・チエンクーン(วิทยากร เชียงกูล, 1946年11月28日 - )はタイの詩人、作家。サラブリー県出身。
略歴
[編集]ウィタヤーコーンは、1946年11月28日サラブリー県バーンモー郡に生まれる。1969年タンマサート大学経済学部を卒業後、オランダデン・ハーグに留学、社会学修士号取得。その後、タイワッタナー出版社に就職し、編集を行いながら執筆を続ける。1971年処女作品作『だから私はその意味を求める』を発表。進歩的知識人、学生からの共感を集め、「新世代」の代表作家の一人となる。1973年バンコク銀行に入社し、同行経済調査センターに勤務。1978年パンヤー・ワータムの名で小林多喜二『蟹工船』をタイ語に翻訳し紹介。チェンマイ大学社会学部専任教官などの教職を経て、現在、ランシット大学社会学研究センター準教授。また同センターの「タイ人の読むべき良書100冊」(รายชื่อหนังสือดี 100 เล่ม ที่คนไทยควรอ่าน)編纂事業の責任者でもある。1998年、シーブーラパー賞を受賞。
作品
[編集]小説
[編集]- 『春は来なければならぬ』1979年
評論
[編集]- 『われわれはどこに行くのか』1973年
- 『教育に関する新見解』1978年
作品集
[編集]- 『だから私はその意味を求める』1971年
翻訳
[編集]- 小林多喜二『蟹工船』1979年
邦訳
[編集]- 岩城雄次郎訳註 『タイ国短編小説選』大学書林 1983年
- 『いつもと違った日』
- 岩城雄次郎編訳 「ウィッタヤーコーン・チエンクーン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.83-98。以下収録5篇
- 『成り行き』1967年
- 『だってぼくは、人を食う人の社会に住んでいるから』未詳
- 『大学蛮歌』1968年
- 『戦争の理由』1968年
- 『自然のうた』1968年
- 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343。短編3篇(『だから私はその意味を求める』(1971)に全篇収録)
- 『どうして知りえるか?』1968年
- 『二通の手紙』1971年
- 『パーティー』1971年
参考文献
[編集]- 岩城雄次郎訳註 「いつもと違った日」『タイ国短編小説選』大学書林 1983年
- 岩城雄次郎編訳 「ウィッタヤーコーン・チエンクーン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.83-98
- 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343