イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン
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『イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン』 | |
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ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1966年5月9日 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | |
レーベル | インパルス!レコード |
プロデュース | ボブ・シール |
専門評論家によるレビュー | |
イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン(East Broadway Run Down)とは、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが1966年に制作・発表したアルバム。
解説
[編集]本作は、ロリンズがインパルス!レコードから発表した最後のアルバム。また、本作以降はスタジオ・レコーディングも途絶え、ライブ活動やインドへの旅行を経て活動停止。ロリンズの次なるオリジナル・アルバムは、1972年の『ネクスト・アルバム』まで待たなければならなかった。
タイトル曲は20分に及ぶ大作。フレディ・ハバードを迎え、サックスとトランペットで不協和音を生み出すなど、フリー・ジャズを意識した手法が取られている。この曲の後半では、ロリンズがサックスからマウスピースを外し、マウスピースだけを吹く場面もある。一方、後半2曲(レコードのB面)では、ロリンズ本来の大らかなアドリブが披露されている。
なお、ジミー・ギャリソンはジョン・コルトレーンのバンドのメンバーで、エルビン・ジョーンズも本作のレコーディングの少し前までコルトレーンのバンドにいた。ロリンズとジョーンズとの共演は、1957年の『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』以来久し振りであった。
収録曲
[編集]- イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン - East Broadway Run Down(Sonny Rollins)
- ブレッシング・イン・ディスガイズ - Blessing In Disguise(S. Rollins)
- ウィ・キス・イン・ア・シャドウ - We Kiss In A Shadow(R. Rodgers, O. Hammerstein II)