朴仁妃
パク・インビ Inbee PARK | |
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基本情報 | |
名前 | 朴 仁妃 |
生年月日 | 1988年7月12日(36歳) |
身長 | 167 cm (5 ft 6 in) |
体重 | 65 kg (143 lb) |
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | ソウル特別市 |
経歴 | |
プロ転向 | 2006年 |
優勝数 | |
LPGAツアー | 20 |
女子ヨーロッパ | 1 |
日本LPGA | 4 |
韓国LPGA | 1 |
LPGAメジャー選手権最高成績 (優勝: 7) | |
ANA | 優勝: 2013 |
全米女子プロ | 優勝: 2013, 2014, 2015 |
全米女子OP | 優勝: 2008, 2013 |
全英女子OP | 優勝: 2015 |
エビアン | T8: 2015,2018,2019 |
成績 | |
初優勝 |
全米女子:全米女子オープン(2008年) 日本女子:西陣レディスクラシック(2010年) 韓国女子:斗山マッチプレー選手権(2018年) |
賞金王 | 全米女子:2回(2012年、2013年) |
世界ランク最高位 | 1位(2013年4月15日付) |
賞金ランク最高位 |
日本女子:5位(2010年) 全米女子:1位(2012年、2013年) |
2020年2月16日現在 |
オリンピック | ||
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女子 ゴルフ | ||
金 | 2016 | ゴルフ |
朴 仁妃[1](パク・インビ(インビー・パーク)、ハングル:박 인비[2]、英語:In-Bee Park、1988年7月12日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の女子プロゴルファーである。
来歴
[編集]10歳でゴルフを始め[1]、ジュニア時代はアメリカジュニアゴルフ協会(AJGA)の大会で9勝、2002年には「AJGAロレックスジュニアプレーヤーオブザイヤー」に選出される等の実績がある[3]。
2004年4月に全米女子プロゴルフ協会(LPGA)の「LPGA武富士クラシック」にアマチュアとして出場、これがLPGAツアー初出場となる[4]。
2006年4月にプロ転向[3]、「LPGA武富士クラシック」においてプロとしてLPGAツアー初出場[5]。それ以外は主にLPGAツアー下部のフューチャーズツアーに参戦していたが、同ツアーの年間獲得賞金ランキング(以下賞金ランク)で第3位となり2007年シーズンのLPGAツアー出場権を得た[3]。
2008年3月に韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)入会[2]。
同年6月のLPGAツアー「全米女子オープン」では19歳11か月17日の大会史上最年少での優勝[6]を果たし、自身の同ツアー初優勝をメジャータイトルで飾った[3]。
2010年は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーにも参戦、「西陣レディスクラシック」と公式戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で優勝を果たし、JLPGA賞金ランク5位となる[7]。
2011年1月1日付でインターナショナルプロフェッショナル会員としてJLPGA入会(83期生)、同年同ツアー「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」優勝[7]。
2012年JLPGAツアー「フンドーキンレディース」優勝[7]。LPGAツアーでは2勝を挙げ、同ツアー賞金ランク第1位(賞金女王)に輝いた[3]。
2013年LPGAツアーメジャー大会「クラフト・ナビスコ選手権」で優勝[3]、2週後の同年4月15日付の世界女子ゴルフランキングで自身初となる1位となった[8][注 1]。
同年はさらに「ウェグマンズLPGA選手権(全米女子プロゴルフ選手権)」、「全米女子オープン」の2つのメジャー大会を制し、年間メジャー3勝を達成した初の選手となり、この3勝を含めて6勝を挙げ、2年連続の賞金女王となる[3]。また、同年の「ロレックスプレイヤーオブザイヤー」に韓国人選手として初の選出[3]。
2014年LPGAツアーメジャー大会「ウェグマンズLPGA選手権」優勝[3]。同年10月13日、コーチのナム・ギヒョブと結婚[9]。
2015年LPGAツアーメジャー大会「KPMG女子PGA選手権(全米女子プロゴルフ選手権)」、「全英リコー女子オープン」ともに優勝[3]。
2016年6月9日、「KPMG女子PGA選手権」の初日を終えたことにより、1年間ツアーに出場したことになる10試合の出場義務を果たし10シーズン出場を達成、すでに必要なポイントを取得していたため、史上最年少となる27歳でLPGAツアー殿堂入りを果たす[10]。同じ韓国出身の朴セリに次いで24人目の入会となった[10]。
パリオリンピック以来、116年ぶりに女子ゴルフ競技が復活した2016年8月のリオデジャネイロオリンピックにおいて、金メダルを獲得した[11]。
2017年KLPGAの殿堂入り、2015年の申ジエに次いで4人目の入会となった[12]。
2018年5月「斗山マッチプレー選手権」でKLPGAツアー初優勝[13]。
2020年2月「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」で優勝し、LPGAツアー20勝を達成した[14]。
ツアー優勝歴
[編集]LPGAツアー
[編集]※本項はLPGAプロフィールページに基づく[3]、大会名は優勝当時で表記し太字はメジャー大会である。なお「ウェグマンズLPGA選手権」と「KPMG女子PGA選手権」は日本で「全米女子プロゴルフ選手権」と表記される大会のことである。
- 2008年:全米女子オープン
- 2012年:エビアン・マスターズ、サイム・ダービーLPGAマレーシア
- 2013年:ホンダLPGAタイランド、クラフト・ナビスコ選手権、ノーステキサスLPGAシュートアウト、ウェグマンズLPGA選手権、ウォルマートNWアーカンソー選手権、全米女子オープン
- 2014年:マニュライフ・ファイナンシャルLPGAクラシック、ウェグマンズLPGA選手権、フボンLPGA台湾選手権
- 2015年:HSBC女子チャンピオンズ、ボランティアオブアメリカ・ノーステキサスシュートアウト、KPMG女子PGA選手権、全英リコー女子オープン、ロレーナ・オチョア招待
- 2017年:HSBC女子チャンピオンズ
- 2018年:バンクオブホープファウンダーズカップ
- 2020年:ISPS HANDA オーストラリア女子オープン
JLPGAツアー
[編集]※本項はJLPGAプロフィールページに基づく[7]、大会名は優勝当時で表記し太字はメジャー大会である。
- 2010年:西陣レディスクラシック、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
- 2011年:ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
- 2012年:フンドーキンレディース
欧州女子ツアー
[編集]- 2014年:ミッションヒルズ・ワールドレディスチャンピオンシップ[15]
その他優勝
[編集]- 2016年:リオデジャネイロオリンピックゴルフ競技[11]
- 2018年:斗山マッチプレー選手権(KLPGAツアー)[13]
LPGAメジャー大会の成績
[編集]大会 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
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ANAインスピレーション | DNP | DNP | T62 | DNP | 9 | T26 | T10 | T29 | T26 | 1 | 38 | T11 | T6 | T3 | T2 | T68 |
女子PGA選手権 | DNP | DNP | DNP | T62 | T46 | T14 | T7 | T14 | T9 | 1 | 1 | 1 | CUT | T7 | CUT | T7 |
全米女子オープン | CUT | DNP | DNP | T4 | 1 | T26 | T8 | T6 | T9 | 1 | T43 | T3 | DNP | CUT | 9 | T16 |
全英女子オープン | DNP | DNP | DNP | T11 | CUT | T24 | T9 | T7 | 2 | T42 | 4 | 1 | DNP | T11 | CUT | CUT |
エビアン選手権 | T67 | T10 | T8 | DNP | DNP | T8 | T8 |
※本表の成績はLPGA|Results|INBEE PARK(英語)の各年度成績にもとづく
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 累計で106週1位になっている。
出典
[編集]- ^ a b “朴 仁妃 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年6月16日閲覧。
- ^ a b “박인비” (朝鮮語). KLPGA. 2019年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “Bio | INBEE PARK” (英語). LPGA. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “Results2004|INBEE PARK” (英語). LPGA. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “Results2006| INBEE PARK” (英語). LPGA. 2019年6月16日閲覧。
- ^ 優勝当時。2021年に笹生優花により更新される。
- ^ a b c d 朴 仁妃|プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
- ^ “Rankings | 2013-04-15” (英語). Women's World Golf Rankings (2013年4月15日). 2019年6月16日閲覧。
- ^ “朴仁妃、13日にソウォンバレーCCで結婚”. dongA (2014年10月14日). 2019年6月16日閲覧。
- ^ a b “インビー・パークが史上最年少となる27歳で殿堂入り”. ALBA.Net (2016年6月10日). 2019年6月16日閲覧。
- ^ a b “116年ぶり金メダルは朴仁妃 野村敏京、巻き返しの健闘4位”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年6月16日閲覧。
- ^ 시상식 내역|KLPGA(朝鮮語)の명예의 전당参照
- ^ a b “2018 두산 매치플레이 챔피언십” (朝鮮語). KLPGA (2018年5月20日). 2019年6月16日閲覧。
- ^ “朴仁妃が節目の20勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ “~世界No.1がスリクソンZ-STARを使用~朴仁妃選手が今季初優勝”. スリクソングループ (2014年3月12日). 2019年6月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- 朴仁妃 - 全米女子プロゴルフ協会のプロフィール
- 朴仁妃(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 박인비|KLPGA(朝鮮語)
- 朴仁妃 (@InbeePark) - X(旧Twitter)