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中野晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 中野 晶 
Aki NAKANO
基本情報
名前 中野 晶
生年月日 (1962-11-10) 1962年11月10日(62歳)
身長 169 cm (5 ft 7 in)
国籍 日本の旗 日本
出身地 日本の旗東京都渋谷区
経歴
プロ転向 1987年=JLPGA55期
優勝数
日本LPGA 9
成績
初優勝 ミヤギテレビ杯女子オープンゴルフトーナメント(1991年)
ベストスコア 63
賞金ランク最高位 2位 (2000年)
2021年5月12日現在
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中野 晶(なかの あき、1962年11月10日 - )は、東京都渋谷区出身の日本の女子プロゴルファー

経歴

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18歳からゴルフを始める。学習院大学卒業。1987年プロテスト合格、日本女子プロゴルフ協会入会。1989年までは賞金ランキング50位以下が続いた。

1990年ヤマハカップレディスオープンで5位タイと初のトップ10入り。スタンレーレディスゴルフトーナメント で3位など活躍し、賞金ランク25位で初のシード権獲得。

1991年ミヤギテレビ杯女子オープンゴルフトーナメントで通算1アンダー、2位・松澤知加子に2打差でツアー初優勝。宝インビテーショナルでは通算6オーバーながら森口祐子と自身初のプレーオフに臨み敗れた。賞金ランク14位で2年連続シード権。

1992年伊藤園レディスゴルフトーナメントで通算7アンダー、2位・岡本綾子柴田規久子に2打差で優勝。JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦4アンダーで2位・服部道子に2打差で公式戦初優勝。賞金ランク11位で3年連続シード権。

1993年1994年は優勝こそないもののシード権は獲得。

1995年東洋水産レディス北海道で通算6アンダーと2位・大城あかね安井純子平瀬真由美三橋里衣に3打差をつけて優勝。フジサンケイレディスクラシックでは安井とのプレーオフに敗れた。賞金ランクは初の一桁、8位。

1996年那須小川レディスプロゴルフトーナメントで通算イーブンパー、2位・橋本愛子に3打差で優勝。賞金ランク18位。1997年は優勝がなく、賞金ランク41位と奮わず。

1998年住友VISA太平洋クラブレディースで通算8アンダー、2位・不動裕理に3打差で優勝。賞金ランク16位。

1999年ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントで通算3アンダー、2位・藤井かすみに2打差で優勝。伊藤園レディスでは不動に1打届かず2位。賞金ランク6位。

2000年We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメントで通算16アンダー、2位・井上真由美久保樹乃に5打差をつけて初の4日間大会優勝。 日本女子プロゴルフ選手権大会では高村亜紀小野香子米山みどり天沼知恵子との5人プレーオフにもつれ込み、高村が優勝。LPGAツアーチャンピオンシップでは通算6アンダーで高又順英語版・高村とのプレーオフの末、雪辱を果たし公式戦2度目の優勝。賞金獲得額7,362万円余で自己最高。賞金ランクも最高の2位。

2001年2002年は優勝なし。2003年ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでは2日目終了時25位タイから最終日自己最高スコア63を記録。首位不動と並んだがプレーオフに沈んだ。賞金ランク22位。

2004年以降は優勝なく、賞金ランク50位外が続いた。

2008年、レジェンズツアーで優勝[1]

その後は公式戦などのコースセッティングを担当[2]

人物・逸話

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  • プレーオフは5戦して1勝4敗。他の優勝8回も1打差はなく競り合いに弱かった。
  • コースセッティング担当としては「選手から『疲れた。18ホール回って、脳みそ疲れちゃった』という言葉を引き出したい」と発言し、挑戦的な姿勢である[2]

成績

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JLPGAツアー優勝 (9)

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No. Date Tournament スコア 2位との差 2位(タイ)
1 1991年9月29日 ミヤギテレビ杯女子オープン −1 (70-73-72=215) 2打差 日本の旗 松澤知加子
2 1992年8月23日 伊藤園レディス −7 (65-70-74=209) 2打差 日本の旗 岡本綾子
日本の旗 柴田規久子
3 1992年11月29日 JLPGA明治乳業カップ −4 (69-69-74=212) 2打差 日本の旗 服部道子
4 1995年7月9日 東洋水産レディス北海道 −6 (68-70-72=210) 3打差 日本の旗 大城あかね
日本の旗 安井純子
日本の旗 平瀬真由美
日本の旗 三橋里衣
5 1996年4月21日 那須小川レディス 0 (73-73-70=216) 3打差 日本の旗 橋本愛子
6 1998年7月26日 住友VISA太平洋クラブレディース -8 (70-71-67=208) 3打差 日本の旗 不動裕理
7 1999年8月1日 ゴルフ5レディス -3 (72-69-72=213) 2打差 日本の旗 藤井かすみ
8 2000年6月11日 サントリーレディス -16 (70-66-69-67=272) 5打差 日本の旗 井上真由美
日本の旗 久保樹乃
9 2000年11月26日 LPGAツアーチャンピオンシップ -6 (70-72-70-70=282) プレーオフ 大韓民国の旗 高又順
日本の旗 高村亜紀

太字は公式戦

表彰

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  • LPGA敢闘賞 (2000年)
  • バーディー数1位 (1995年, 1999年)

脚注

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出典

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  1. ^ 森田理香子が新人戦「加賀電子カップ」を制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2021年5月12日閲覧。
  2. ^ a b 注目ホールは?21年メジャー初戦は“脳みそが疲れる”セッティング”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2021年5月6日). 2021年5月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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