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インドリシジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インドリシジン
識別情報
CAS登録番号 140896-21-5 ×[PubChem]
PubChem 16129733
ChemSpider 17286525
ChEMBL CHEMBL415216
特性
化学式 C100H132N26O13
モル質量 1906.28 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

インドリシジン(Indolicidin)は、ウシ好中球血液細胞から単離された抗菌ペプチドである。成熟したペプチドは僅か13アミノ酸で、抗菌ペプチドをコードする遺伝子の一次産物としてコードされている抗菌ペプチドの中では最も小さいものの一つである[1]。 インドリシジンは細菌性の病原体に有効であるが、真菌類やHIVウイルスまでも殺すことが知られている[2]

出典

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  1. ^ Selsted, M. E.; Novotny, M. J.; Morris, W. L.; Tang, Y. Q.; Smith, W.; Cullor, J. S. (1992-03-05). “Indolicidin, a novel bactericidal tridecapeptide amide from neutrophils”. The Journal of Biological Chemistry 267 (7): 4292–4295. doi:10.1016/S0021-9258(18)42830-X. ISSN 0021-9258. PMID 1537821. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1537821. 
  2. ^ Hancock, Robert E. W.; Scott, Monisha G. (2000-08-01). “The role of antimicrobial peptides in animal defenses” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 97 (16): 8856–8861. Bibcode2000PNAS...97.8856H. doi:10.1073/pnas.97.16.8856. ISSN 0027-8424. PMC 34023. PMID 10922046. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC34023/.