インディアナ大学ブルーミントン校ロー・スクール
種別 | 公立 |
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設立年 | 1842年 |
学部長 | Lauren Robel |
教員数 | 55人 |
学生総数 | 774人 |
所在地 |
アメリカ合衆国 インディアナ州ブルーミントン |
キャンパス | 郊外型 |
公式サイト | www.law.indiana.edu |
インディアナ大学ブルーミントン校ロー・スクールはインディアナ州ブルーミントンに所在するロー・スクールであり、インディアナ大学に設置されている2つのロー・スクールのうちの1つである。2008年12月4日、多額の寄付などを通じてインディアナ大学ブルーミントン校ロースクールに貢献のあったMichael S. Maurer氏(JD1967年卒)の名を冠して、Maurer School of Lawと称されることとなった。
歴史と背景
[編集]インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールは、1842年に設立された、米国内でも最も古い歴史を持つロー・スクールの1つである。校舎はインディアナ大学ブルーミントン校キャンパスの南西端に位置し、ブルーミントン市のダウンタウンに隣接している。卒業生の多くは中西部で働いているが、それに次ぐ多くの卒業生がワシントンD.C.及びニューヨークで働いている[1]。設立以来、インディアナ大学ブルーミントン校ロー・スクールは、多数の著名な卒業生を輩出して来た。これらの卒業生の中には、数多くのインディアナ州最高裁判所、連邦控訴審裁判所及び連邦地法裁判所の裁判官のほか、1名の合衆国連邦最高裁判所裁判官が含まれる。インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールの図書館は、75万冊を超える蔵書を保有し、全米第20位の規模となっている[要出典]。また、ナショナル・ジュリスト・マガジン(2004年秋号)(National Jurist Magazine (Fall 2004))において、"Best Law Library in the Country" と評価された。
学問
[編集]学位
[編集]インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールで取得できる学位は以下の通りである。
(1)JD(Juris Doctor。但し、インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールではDoctor of Jurisprudenceが正式名称とされている )及びJDと他学部の複合学位: JD (Doctor of Jurisprudence), JD/MBA, JD/MPA in accountancy, JD/MS in environmental science, JD/MPA, JD/MA in journalism, JD/MA, JD/MS in telecommunications, JD/MS in library and information science
(2)修士: LL.M. (Master of Laws)(法学修士)、 M.C.L. (Master of Comparative Law)(比較法修士)
(3)博士: S.J.D. (Doctor of Judicial Science)
評価
[編集]USニュース誌(USニューズ&ワールド・レポート)による2010年度「トップ100ロー・スクール」ランキングでは、インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールは23位にランクされた[2]。 また、2008年度より開始されたVault(Vault)誌による、卒業生の就職に焦点を当てたランキングでは、全米14位にランクされた(公立校としては第4位)[3]。
日本との関係
[編集]インディアナ大学ブルーミントン校ロースクールは、毎年LL.M.及びM.C.L.課程を中心に数名の日本人留学生を受け入れている。日本人留学生は、日本の法曹の他、日本で企業に勤務する者や、研究者を志す者などによって構成されている。また、ジョセフ・ホフマン(Joseph L. Hoffmann)教授など、日本で教鞭を執ったことのある教授もおり、日本法に関するセミナーも(毎年ではないが)開講されている。
有名な卒業生
[編集]日本関係者
- 宮川益次(Masuji Miyakawa)(1905年):米国の法曹資格を取得した最初の日本人(米国に帰化したため日系アメリカ人)。
- 浜辺 陽一郎(1992年):弁護士、早稲田大学大学院法務研究科教授。
著名な文化人
- ホーギー・カーマイケル Hoagy Carmichael (1926年):作曲家、『スターダスト』『我が心のジョージア』の作曲で有名。
参考
[編集]外部リンク
[編集]- www.law.indiana.edu 公式サイト
- インディアナ大学ブルーミントン校ロースクール日本人学生のページ
- usnews.com USニュース誌における紹介
- review.com プリンストン・レビューにおける紹介