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インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(International Jockeys' Championship、國際騎師錦標賽)は、香港ジョッキークラブハッピーバレー競馬場で例年12月に開催する競馬騎手招待競走である。例年香港国際競走施行日直前の水曜日に開催されている。

対象競走

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全4競走で構成されており、各競走で獲得したポイントの合計により優勝騎手を決定する。ポイントは1〜3着の騎手にそれぞれ12・6・4点が付与される。また合計ポイントが同点の場合は、4着以内で上位での入着回数が多い順に総合順位が決定される。なお2007年以前のポイントは1〜5着の騎手にそれぞれ12・6・4・3・2点が付与される方式だったが、2008/09シーズンより「ジョッキーチャレンジ」(新設馬券)の導入により、ポイントの計算はジョッキーチャレンジと同じルールが変更された。

※各競走の施行順・距離は2019年のもの

  • インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第1戦(1st Leg、芝1000メートル・クラス4)
  • インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第2戦(2nd Leg、芝1650メートル・クラス4)
  • インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第3戦(3rd Leg、芝1650メートル・クラス3)
  • インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第4戦(4th Leg、芝1800メートル・クラス2)

優勝騎手

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回数 施行日 優勝騎手 代表国
第1回 1998年12月9日 オリビエ・ペリエ フランスの旗 フランス
第2回 1999年12月8日 ランフランコ・デットーリ アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
第3回 2000年12月13日 アンドレアシュ・シュタルケ ドイツの旗 ドイツ
第4回 2001年12月12日 ランフランコ・デットーリ アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦
第5回 2002年12月11日 ダグラス・ホワイト 香港の旗 香港
第6回 2003年12月10日 ダミアン・オリヴァー オーストラリアの旗 オーストラリア
第7回 2004年12月8日 クリストフ・スミヨン フランスの旗 フランス
武豊 日本の旗 日本
第8回 2005年12月7日 アンドレアシュ・シュタルケ ドイツの旗 ドイツ
第9回 2006年12月6日 オリビエ・ペリエ フランスの旗 フランス
第10回 2007年12月5日 ダグラス・ホワイト 香港の旗 香港
第11回 2008年12月10日 ダグラス・ホワイト 香港の旗 香港
第12回 2009年12月9日 クリストフ・ルメール フランスの旗 フランス
ライアン・ムーア イギリスの旗 イギリス
ジョニー・ムルタ アイルランドの旗 アイルランド
第13回 2010年12月8日 ライアン・ムーア イギリスの旗 イギリス
第14回 2011年12月7日 ランフランコ・デットーリ イギリスの旗 イギリス
第15回 2012年12月5日 ジョアン・モレイラ シンガポールの旗 シンガポール
第16回 2013年12月4日 ケリン・マカヴォイ オーストラリアの旗 オーストラリア
第17回[1] 2014年12月10日 福永祐一 日本の旗 日本
第18回[2] 2015年12月9日 ギャヴィン・レレナ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
第19回[3] 2016年12月7日 ヒュー・ボウマン オーストラリアの旗 オーストラリア
第20回[4] 2017年12月6日 ザカリー・パートン 香港の旗 香港
第21回[5] 2018年12月5日 シルヴェスタ・デソウサ イギリスの旗 イギリス
第22回 2019年12月4日 カリス・ティータン 香港の旗 香港
第23回 2020年12月9日 ザカリー・パートン 香港の旗 香港
第24回 2021年12月8日 ザカリー・パートン 香港の旗 香港
第25回[6] 2022年12月7日 シルヴェスタ・デソウサ イギリスの旗 イギリス
トム・マーカンド イギリスの旗 イギリス
第26回[7] 2023年12月6日 ヴィンセント・ホー 香港の旗 香港
第27回 2024年12月4日 ミカエル・バルザローナ フランスの旗 フランス

※2000年以降の代表国は香港ジョッキークラブ発表に拠る

日本からの出場騎手

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日本からは第1回から毎年出場しており、第7回では武豊、第17回では福永祐一が総合優勝を果たしている。

回数 出場騎手 総合順位
第1回 横山典弘 4位
第2回 菊沢隆徳
第3回 武豊 8位
第4回 武豊 10位
第5回 武豊 3位
第6回 武豊 5位
第7回 武豊 優勝(同点1位)
第8回 武豊 11位
第9回 武豊 4位
第10回 岩田康誠 8位
第11回 岩田康誠 7位
第12回 岩田康誠 9位
第13回 内田博幸 5位
第14回 福永祐一 12位
第15回 福永祐一 6位
第16回 浜中俊 7位
第17回 福永祐一 優勝
第18回 戸崎圭太 3位
第19回 戸崎圭太 3位
ミルコ・デムーロ 3位
第20回[8] 戸崎圭太 7位
第21回 武豊 8位
クリストフ・ルメール 10位
第22回 川田将雅 5位
第24回 川田将雅 9位
第26回 川田将雅 7位
第27回 川田将雅 11位

脚注

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  1. ^ 2014 ロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ 福永 祐一騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2014年12月11日閲覧
  2. ^ 2015 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2016年3月7日閲覧
  3. ^ 2016 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手およびM.デムーロ騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2016年12月8日閲覧
  4. ^ 2017ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2017年12月7日閲覧
  5. ^ 2018ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ C.ルメール騎手および武 豊騎手の騎乗成績”. 日本中央競馬会 (2018年12月6日). 2018年12月6日閲覧。
  6. ^ 【香港国際騎手招待】S.デソウサ騎手とT.マーカンド騎手が同点でVnetkeiba.com、2022年12月8日閲覧
  7. ^ 「2023ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」川田 将雅騎手の騎乗成績日本中央競馬会、2023年12月7日配信・閲覧
  8. ^ 2017 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ戸崎 圭太騎手の騎乗馬が決定日本中央競馬会、2017年12月6日閲覧

外部リンク

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