インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ
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インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(International Jockeys' Championship、國際騎師錦標賽)は、香港ジョッキークラブがハッピーバレー競馬場で例年12月に開催する競馬の騎手招待競走である。例年香港国際競走施行日直前の水曜日に開催されている。
対象競走
[編集]全4競走で構成されており、各競走で獲得したポイントの合計により優勝騎手を決定する。ポイントは1〜3着の騎手にそれぞれ12・6・4点が付与される。また合計ポイントが同点の場合は、4着以内で上位での入着回数が多い順に総合順位が決定される。なお2007年以前のポイントは1〜5着の騎手にそれぞれ12・6・4・3・2点が付与される方式だったが、2008/09シーズンより「ジョッキーチャレンジ」(新設馬券)の導入により、ポイントの計算はジョッキーチャレンジと同じルールが変更された。
※各競走の施行順・距離は2019年のもの
- インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第1戦(1st Leg、芝1000メートル・クラス4)
- インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第2戦(2nd Leg、芝1650メートル・クラス4)
- インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第3戦(3rd Leg、芝1650メートル・クラス3)
- インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ第4戦(4th Leg、芝1800メートル・クラス2)
優勝騎手
[編集]回数 | 施行日 | 優勝騎手 | 代表国 |
---|---|---|---|
第1回 | 1998年12月9日 | オリビエ・ペリエ | フランス |
第2回 | 1999年12月8日 | ランフランコ・デットーリ | アラブ首長国連邦 |
第3回 | 2000年12月13日 | アンドレアシュ・シュタルケ | ドイツ |
第4回 | 2001年12月12日 | ランフランコ・デットーリ | アラブ首長国連邦 |
第5回 | 2002年12月11日 | ダグラス・ホワイト | 香港 |
第6回 | 2003年12月10日 | ダミアン・オリヴァー | オーストラリア |
第7回 | 2004年12月8日 | クリストフ・スミヨン | フランス |
武豊 | 日本 | ||
第8回 | 2005年12月7日 | アンドレアシュ・シュタルケ | ドイツ |
第9回 | 2006年12月6日 | オリビエ・ペリエ | フランス |
第10回 | 2007年12月5日 | ダグラス・ホワイト | 香港 |
第11回 | 2008年12月10日 | ダグラス・ホワイト | 香港 |
第12回 | 2009年12月9日 | クリストフ・ルメール | フランス |
ライアン・ムーア | イギリス | ||
ジョニー・ムルタ | アイルランド | ||
第13回 | 2010年12月8日 | ライアン・ムーア | イギリス |
第14回 | 2011年12月7日 | ランフランコ・デットーリ | イギリス |
第15回 | 2012年12月5日 | ジョアン・モレイラ | シンガポール |
第16回 | 2013年12月4日 | ケリン・マカヴォイ | オーストラリア |
第17回[1] | 2014年12月10日 | 福永祐一 | 日本 |
第18回[2] | 2015年12月9日 | ギャヴィン・レレナ | 南アフリカ共和国 |
第19回[3] | 2016年12月7日 | ヒュー・ボウマン | オーストラリア |
第20回[4] | 2017年12月6日 | ザカリー・パートン | 香港 |
第21回[5] | 2018年12月5日 | シルヴェスタ・デソウサ | イギリス |
第22回 | 2019年12月4日 | カリス・ティータン | 香港 |
第23回 | 2020年12月9日 | ザカリー・パートン | 香港 |
第24回 | 2021年12月8日 | ザカリー・パートン | 香港 |
第25回[6] | 2022年12月7日 | シルヴェスタ・デソウサ | イギリス |
トム・マーカンド | イギリス | ||
第26回[7] | 2023年12月6日 | ヴィンセント・ホー | 香港 |
第27回 | 2024年12月4日 | ミカエル・バルザローナ | フランス |
※2000年以降の代表国は香港ジョッキークラブ発表に拠る
日本からの出場騎手
[編集]日本からは第1回から毎年出場しており、第7回では武豊、第17回では福永祐一が総合優勝を果たしている。
回数 | 出場騎手 | 総合順位 |
---|---|---|
第1回 | 横山典弘 | 4位 |
第2回 | 菊沢隆徳 | |
第3回 | 武豊 | 8位 |
第4回 | 武豊 | 10位 |
第5回 | 武豊 | 3位 |
第6回 | 武豊 | 5位 |
第7回 | 武豊 | 優勝(同点1位) |
第8回 | 武豊 | 11位 |
第9回 | 武豊 | 4位 |
第10回 | 岩田康誠 | 8位 |
第11回 | 岩田康誠 | 7位 |
第12回 | 岩田康誠 | 9位 |
第13回 | 内田博幸 | 5位 |
第14回 | 福永祐一 | 12位 |
第15回 | 福永祐一 | 6位 |
第16回 | 浜中俊 | 7位 |
第17回 | 福永祐一 | 優勝 |
第18回 | 戸崎圭太 | 3位 |
第19回 | 戸崎圭太 | 3位 |
ミルコ・デムーロ | 3位 | |
第20回[8] | 戸崎圭太 | 7位 |
第21回 | 武豊 | 8位 |
クリストフ・ルメール | 10位 | |
第22回 | 川田将雅 | 5位 |
第24回 | 川田将雅 | 9位 |
第26回 | 川田将雅 | 7位 |
第27回 | 川田将雅 | 11位 |
脚注
[編集]- ^ 2014 ロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ 福永 祐一騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2014年12月11日閲覧
- ^ 2015 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2016年3月7日閲覧
- ^ 2016 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手およびM.デムーロ騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2016年12月8日閲覧
- ^ 2017ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ 戸崎 圭太騎手の騎乗成績–日本中央競馬会、2017年12月7日閲覧
- ^ “2018ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ C.ルメール騎手および武 豊騎手の騎乗成績”. 日本中央競馬会 (2018年12月6日). 2018年12月6日閲覧。
- ^ 【香港国際騎手招待】S.デソウサ騎手とT.マーカンド騎手が同点でVnetkeiba.com、2022年12月8日閲覧
- ^ 「2023ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」川田 将雅騎手の騎乗成績日本中央競馬会、2023年12月7日配信・閲覧
- ^ 2017 ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ戸崎 圭太騎手の騎乗馬が決定日本中央競馬会、2017年12月6日閲覧
外部リンク
[編集]- 香港國際賽事官方網站 - 香港国際競走の公式サイト(中国語版)