イボアハンデキャップ
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イボアハンデキャップ Ebor Handicap | |
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開催国 | イギリス |
競馬場 | ヨーク競馬場 |
創設 | 1843年 |
2020年の情報 | |
距離 | 芝13f188y(約2787m) |
格付け | C2 |
賞金 |
1着賞金15万ポンド 賞金総額245,945ポンド |
出走条件 | 4歳以上 |
負担重量 | ハンデキャップ |
イボアハンデキャップ(Ebor Handicap)はイギリスのヨーク競馬場で毎年8月に行われるハンデキャップ競走である。ヨーロッパで行われるハンデキャップの平地競走では、最も賞金が高い(2023年現在)。
概要
[編集]この競走名は、ローマ帝国時代のヨークの地名Eboracumの短縮形にちなんで名づけられた。1843年に初めて施行され、当時はグレートイボアハンデキャップ(Great Ebor Handicap)という名前であった。当初は2マイルで施行されていたが、後に2ハロン短縮された。
2008年はヨーク競馬場のコースが水浸しのため中止された。代わりにニューベリー競馬場でニューバーグハンデキャップという名の競走が行われた。
2018年にスカイベットがスポンサーとなり、総賞金が50万ポンドに増額された[1][2]。
2019年には大幅に増額されて、イギリスの平地ハンデキャップ競走の最高額となる100万ポンドとなった[注 1][3]。しかしながら2020年に新型コロナウイルスによる収入損失のために賞金が25万ポンドに減額された[4]。
2023年現在、本競走はヨーク競馬場で4日間開催されるイボアフェスティバルの最終日に行われており、その伝統と賞金額の高さからヨーロッパの平地競走で最も価値のあるハンデキャップ競走と扱われている。
歴代優勝馬(2000年以降)
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 2000 Give the Slip
- 2001 Mediterranean
- 2002 Hugs Dancer
- 2003 Saint Alebe
- 2004 Mephisto
- 2005 Sergeant Cecil
- 2006 Mudawin
- 2007 Purple Moon
- 2008 All the Good
- 2009 Sesenta
- 2010 Dirar
- 2011 Moyenne Corniche
- 2012 Willing Foe
- 2013 Tiger Cliff
- 2014 Mutual Regard
- 2015 Litigant
- 2016 Heartbreak City
- 2017 Nakeeta
- 2018 Muntahaa
- 2019 Mustajeer
- 2020 Fujaira Prince
- 2021 Sonnyboyliston
- 2022 Trawlerman
- 2023 Absurde
- 2024 Magical Zoe
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 同じイボア開催のインターナショナルステークスと肩を並べる賞金額。
出典
[編集]- ^ “ロシア皇太子Hなどの賞金増加で長距離路線をさらに強化(イギリス)[開催・運営]”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2024年8月21日閲覧。
- ^ “イボアH、総賞金が欧州ハンデ戦初の100万ポンドに到達予定(イギリス)[開催・運営]”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2024年8月21日閲覧。
- ^ “伝統のイボアH制したムスタジアー、豪移籍でコーフィールドCへ | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年8月21日閲覧。
- ^ Wood, Greg (2020年7月7日). “Talking Horses: York forced to slash prize money over Covid-19 crisis” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2024年8月22日閲覧。