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イベント ビューア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イベント ビューア(イベント ビューアー)
Microsoft Windows コンポーネント
詳細
種別 ユーティリティソフトウェア
標準提供 Windows NT 4.0 以降

イベント ビューア[1]は、 Windows NT 4.0 以降の Windows NT系に該当する Windows に含まれているユーティリティソフトウェアである。

概要

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Windows がシステム内で発生した事象(イベント)を書き込む「イベント ログ」を参照するためのソフトウェアである。イベント ログには、アプリケーションのインストール・サービスの起動と停止・アプリケーションの異常終了・ハードウェア障害の検知などの情報が記録され、システムの利用者はイベント ビューアを使ってこれらの情報を参照することができる。

イベント ビューアはイベント ログの内容を確認するだけでなく、特定の種類のイベントのみを抽出して表示させたり、イベント ログのメンテナンス方法を変更したりする機能も持っている。

イベント ログ

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イベント ログの種類には、以下のものが存在する。

アプリケーション ログ
アプリケーションに関連するイベントが記録される。アプリケーションのインストールが成功した場合や、ハングアップしたアプリケーションを強制終了させた場合などが該当する。
セキュリティ ログ
セキュリティに関連するイベントが記録される。ログインの成功時・失敗時などが該当する。
システムログ
システム全体に関連するイベントが記録される。Windows サービスの起動時・停止時や、ハードウェア障害を検知した場合などが該当する。

Windows Vista 以降には、以下の二つが追加された。

セットアップ ログ(環境によっては「Setup」の名称で存在)
Windows Update によるシステムの更新に関するイベントが記録される。
ForwardedEvents ログ
リモートコンピュータから収集されたイベントを格納する。

また、 Windows 2000 以降はアプリケーションが独自に作成することができる「カスタム ログ」がサポートされた[2]

脚注

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  1. ^ Windows 7 以降の Windows に付属するものは、マイクロソフトの長音表記の変更に伴い「イベント ビューアー」と表記される。
  2. ^ カスタム イベント ログの作成と削除”. MSDN. マイクロソフト. 2012年12月22日閲覧。

外部リンク

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