イトヒゲモジャハゼ
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イトヒゲモジャハゼ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Barbuligobius boehlkei Lachner & McKinney, 1974 |
イトヒゲモジャハゼ(Barbuligobius boehlkei)はハゼの一種である。インド西太平洋の熱帯、亜熱帯域から知られ、サンゴ礁の礁池、斜面の砂地で砂に潜って生活している[1][2]。
分布
[編集]伊豆諸島、南西諸島および、静岡県下田、高知県須崎、台湾南部、インド - 西太平洋に分布する[1]。
特徴
[編集]体長は2-4cm。頭部は大きく縦扁し、頭部の感覚器が発達している。頭部には糸状で細長い多数の白い皮弁がある。同属のヒゲモジャハゼと比べ、皮弁は細長く、一部は分岐する。腹鰭は吸盤状になっている。体色は黄褐色で、体側面に五つの黒い斑点が並ぶ[3]。背面に6つの白い鞍状斑がある。
水深1-15mの珊瑚礁域に生息し[3]、礁池のタイドプールや礁斜面の砂礫底でみられ、砂に潜って身を隠している[1]。複数個体が同じ場所に生息している。
脚注
[編集]- ^ a b c 鈴木寿之、渋川浩一、矢野維幾『新版 日本のハゼ』瀬能宏(監修)、平凡社、2021年、227頁。ISBN 978-4-582-54261-5。
- ^ “Barbuligobius boehlkei - Fishes of Australia”. Fishes of Australia. 2022年12月30日閲覧。
- ^ a b “Barbuligobius boehlkei, Cryptic bearded goby - FishBase”. Fishbase. 2022年12月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 中坊徹次(編、監修) 編『日本魚類館 精緻な写真と詳しい解説』小学館〈小学館の図鑑Z〉、2018年3月。ISBN 978-4-09-208311-0。