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イッツ・オンリー・ラヴ (ブライアン・アダムスの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「イッツ・オンリー・ラヴ」
ブライアン・アダムス × ティナ・ターナーシングル
初出アルバム『レックレス
リリース
規格 CDシングルカセットテープ、7インチ、12インチ
録音 1984年
ジャンル ハードロック
時間
レーベル A&M
作詞・作曲 ブライアン・アダムス
ジム・ヴァランス
プロデュース ボブ・クリアマウンテン英語版
ブライアン・アダムス
ブライアン・アダムス 年表
ワン・ナイト・ラヴ・アフェアー英語版
(1985年)
イッツ・オンリー・ラヴ
(1985年)
ダイアナ
(1985年)
ティナ・ターナー 年表
ワン・オブ・ザ・リヴィング英語版
(1985年)
イッツ・オンリー・ラヴ
(1985年)
ティピカル・メイル英語版
(1986年)
テンプレートを表示

イッツ・オンリー・ラヴ」 (It's Only Love) は、カナダシンガーソングライターであるブライアン・アダムスが、アメリカ合衆国歌手ティナ・ターナーをフィーチャーして発表した楽曲。アダムスのアルバム『レックレス』(1984年)からの6枚目にして最後のシングル曲であり、後にはターナーのライブ・アルバムモア・ライヴ! (Tina Live in Europe)』(1988年)にも取り上げられ、さらに二人それぞれのヒット曲のコンピレーション・アルバムであるアダムスの『アンソロジー (Anthology)』(2005年)やターナーの『オール・ザ・ベスト (All the Best)』(2004年)にも収録された。アメリカ合衆国では『ビルボード』誌の Billboard Hot 100 チャート1986年1月15日付で15位まで上昇し[1]全英シングルチャートでは最高29位に達した。ライブ・バージョンを収録した12インチシングルの音源は、後に1988年のターナーのアルバム『モア・ライヴ!』に収録された。

アダムスが Songfacts に語ったところによれば、この曲は彼が取り組んだ他のアーティストたちとの共作の中でも最も記憶に残るものであったという。アダムスは、「ティナ・ターナーとの仕事はとてつもなかった。僕は十代後半から二十代はじめの頃、彼女を見にクラブによく通ったんだ、彼女がまだ大ヒットを飛ばす前だったけど。彼女が目の前にいるだけで信じられなかった。」と語っている。加えて、「彼女と一緒に歌うのは、とても光栄なことだったし、何しろ僕は当時まだ24歳だったんだから。」とも述べている[2]

ミュージック・ビデオ

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この曲のビデオは、ティナ・ターナーが1985年におこなった「プライベート・ダンサー・ツアー (Private Dancer Tour) のライブ映像である。最初にターナーが、トレードマークになっている黒の革製のミニ・ドレスにジーンジャケット姿で登場し、カナダ人の若者であるブライアン・アダムスを紹介する。登場したアダムスは彼女とともにステージに立ち、この曲をライブで演奏する。このビデオを人気が高く、1986年MTVアワードでは最優秀ステージ・パフォーマンス賞 (Best Stage Performance in a Video) を受賞した。

このビデオは、Skycam英語版を使用して制作された最初のミュージック・ビデオであった (https://www.tina-turner.nl/blog/documentary-video-killed-radio-star-tina-turner/)[リンク切れ]

パーソネル

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チャート

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チャート(1985年–1986年) 最高位
オーストラリア (Kent Music Report)[3] 57
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[4] 30
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[5] 22
カナダ トップシングルス (RPM)[6] 14
ドイツ (GfK Entertainment charts)[7] 44
アイルランド (IRMA)[8] 18
オランダ (Dutch Top 40)[9] 20
ニュージーランド (Recorded Music NZ)[10] 37
スペイン・ラジオ (PROMUSICAE)[11] 34
スイス (Schweizer Hitparade)[12] 16
UK シングルス (OCC)[13] 29
US Billboard Hot 100[14] 15
US Mainstream Rock (Billboard)[15] 7

脚注

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  1. ^ Billboard. Nielsen Business Media, Inc.. ISSN 0006-2510. https://books.google.co.uk/books?id=XCQEAAAAMBAJ 2015年7月3日閲覧。 
  2. ^ It's Only Love by Bryan Adams”. Songfacts.com. 2019年4月22日閲覧。
  3. ^ David Kent (1993). Australian Chart Book 1970-1992. Australia: St Ives, N.S.W. : Australian Chart Book. ISBN 0-646-11917-6 
  4. ^ "Austriancharts.at – Bryan Adams & Tina Turner – It's Only Love" (in German). Ö3 Austria Top 40. 2015年9月22日閲覧。
  5. ^ "Ultratop.be – Bryan Adams & Tina Turner – It's Only Love" (in Dutch). Ultratop 50. 2015年9月22日閲覧。
  6. ^ "Top RPM Singles: Issue 9390." RPM. Library and Archives Canada. 2015年9月22日閲覧。
  7. ^ "Offiziellecharts.de – Bryan Adams & Tina Turner – It's Only Love". GfK Entertainment Charts.
  8. ^ "The Irish Charts – Search Results – It's Only Love". Irish Singles Chart. Retrieved 2015-09-22.
  9. ^ "Nederlandse Top 40 – week 48, 1985" (in Dutch). Dutch Top 40 2015年9月22日閲覧。
  10. ^ "Charts.org.nz – Bryan Adams & Tina Turner – It's Only Love". Top 40 Singles. 2015年9月22日閲覧。
  11. ^ Fernando Salaverri (September 2005). Sólo éxitos: año a año, 1959–2002 (1st ed.). Spain: Fundación Autor-SGAE. ISBN 84-8048-639-2 
  12. ^ "Swisscharts.com – Bryan Adams & Tina Turner – It's Only Love". Swiss Singles Chart. 2015年9月22日閲覧。
  13. ^ "Tina Turner: Artist Chart History". Official Charts Company. 2015年9月22日閲覧。
  14. ^ "Tina Turner Chart History (Hot 100)". Billboard. 2015年9月22日閲覧。
  15. ^ "Tina Turner Chart History (Mainstream Rock)". Billboard. 2015年9月22日閲覧。