イソ・リヴォルタ
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イソ・リヴォルタ | |
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IR300GT | |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン | V8ガソリンOHV 5,359cc300馬力 |
変速機 | 4/5速MT、2/3速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,700mm |
全長 | 4,760mm |
全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,425mm |
系譜 | |
後継 | イソ・リヴォルタ・レーレ |
イソ・リヴォリタはイタリアの自動車メーカー・イソ社が1962年から1971年まで生産した4座席のグラントゥーリスモである。
概要
[編集]独創的な設計のミニカー・イセッタで自動車生産に参入したイソは、次の目標として創業者のレンツォ・リヴォルタ自身の名前を冠した大型GTカーの製造に乗り出した。シボレーの5,400ccエンジン(チューンは300馬力のIR300、圧縮比をあげた365馬力のIR340、4キャブ400馬力のIR300/4が選択できた)、元フェラーリのエンジニア ・ジオット・ビッザリーニが開発したド・ディオンアクスル、インボード式後輪ディスクブレーキを持つ高度な設計のシャシー、ベルトーネの新進気鋭のチーフデザイナー・ジョルジェット・ジウジアーロによる精悍なボディスタイルを特徴とし、同時期にこの市場に参入したランボルギーニとともに、フェラーリの牙城であったスーパーカー市場の一角に食い込んだ。
1969年には同じく、ベルトーネ製ながら、同社の新しいチーフデザイナー・マルチェロ・ガンディーニのデザインによる新しいボディを持つ4座クーペ・リヴォルタ・レーレが登場、しばらく並行生産された後、1971年に消滅した。