アヴァター (バンド)
アヴァター Avatar | |
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基本情報 | |
別名 | ロスト・ソウル (Lost Soul) |
出身地 |
スウェーデン ヴェストラ・イェータランド県 イェーテボリ |
ジャンル |
メロディックデスメタル[1] ヘヴィメタル[2] デスメタル[1][2] スカンジナヴィアン・メタル[2] プログレッシブ・メタル[2] ブラックメタル[2] インダストリアル・メタル ゴシックメタル グルーヴ・メタル |
活動期間 | 2001年 - 現在 |
レーベル |
Gain Music Entertainment Entertainment One センチュリー・メディア・レコード |
公式サイト | avatar.net |
メンバー |
ヨハネス・エッカーストロム (ボーカル) ヨナス・ヤルスビー (ギター) ティム・オーストロム (ギター) ヘンリク・サンデリン (ベース) ジョン・アルフレッドソン (ドラムス) |
旧メンバー |
クリスティアン・リンミ (ボーカル) ヴィクトル・エクストロム (ギター) ダニエル・ヨハンソン (ギター) キム・エガーボ (ギター) シモン・アンデション (ギター) ジョン・イサックソン (ベース) ニクラス・グリーン (ベース) ビョーン・リスベリ (ギター、ベース) |
アヴァター (Avatar)は、スウェーデン・イェーテボリ出身のメロディックデスメタル・バンド。
略歴
[編集]2001年に、ジョン・アルフレッドソン(Ds)とクリスティアン・リンミ(Vo)の2名を中心に、ロスト・ソウル (Lost Soul)が結成される[3]。5人組だったが、メンバーが流動的で程なく解散してしまう[3]。そして、ロスト・ソウルを母体に、新たにアヴァター (Avatar)が結成される。
結成の中心となったのは、ジョンとヨナス・ヤルスビー(G)の2名[3]。アヴァター結成に当たり、この2名に加えてヨハネス・エッカーストロム(Vo)、キム・エガーボ(G)、ニクラス・グリーン(B)が加入した[3]。しかし、メンバーが流動的でまとまった活動は困難だった。更に、この時期にボーカリストのヨハネスが喉を傷めたため、バンドを離れてしまうアクシデントも発生しているなど、順調とは言い難い活動状況に陥っていた[3]。
2003年になって、復帰したヨハネス(Vo)、ヨナス(G)、シモン・アンデション(G)、ヘンリク・サンデリン(B)、ジョン(Ds)の5名のメンバーに落ち着く。
2004年、『Personal Observations』、『4 Reasons to Die』と題されたデモを立て続けにリリース。『4 Reasons to Die』の楽曲には、ナイトレイジで活動するマリオス・イリオポウロスがゲスト参加していた[3]。2005年に『My Shining Star』をリリース。これらの活動と並行して、ライヴ活動も活発化。この時期に、デンマークのコペンハーゲンで初の国外ライヴを行っている[3]。同年に、Gain Music Entertainmentと契約[3]。
2006年、1stアルバム『Thoughts of no Tomorrow』をリリース。ライヴではインペイルド・ナザリーンやエヴァグレイらと共演している。
2007年には、同郷のイン・フレイムスやアメリカのストーン・サワーやメガデスのサポートアクトとして、ステージに立っている[3]。同年に2ndアルバム『Schlacht』をリリースした。同アルバムは、スウェーデンのナショナル・チャートで27位を記録するなど高評価を得た[4]。同アルバムには、イン・フレイムスのビョーン・イエロッテがゲスト参加した[3]。この後も、ソイルワークやオビチュアリー等の大物バンドのツアーに参加している。
2009年、3rdアルバム『Avatar』をリリース。同アルバムは、スウェーデンの音楽チャートで36位を記録した[5]。日本でも、STAY GOLDから日本盤がリリースされ、日本デビューを果たしている。
2012年に4thアルバム『Black Waltz』をリリース。デビューメンバーのシモン(G)が脱退し、ティム・オーストロム(G)が加入した。このアルバムよりヴォーカルのヨハネスがピエロを模した“クラウン・メイク”を施すようになり、以降バンドの“顔”として決定的なヴィジュアルコンセプトとなっている。
2014年、5thアルバム『Hail the Apocalypse』をリリース。USビルボードの97位にランクイン。以降サポートとヘッドライナーの両方で米国とヨーロッパのツアー、Rock on the Range2014や初のLouder Than Lifeなどのフェスティバルにも多数出演するようになる。※ボーナス・トラックの「Use And Abuse」に“SLIPKNOTの(#0)シド・ウィルソン<turntables>がゲスト参加”と書かれることがあるが、これはミキシング時にプロデューサーのちょっとしたおふざけから起きた誤解であることが雑誌BURRN!2016年8月号のインタビューにて明らかになっている。(※プロデューサーがファイルを「トランスフォーマー」のキャラクターにちなんで"featuring DJ Starscream(スタースクリーム)"と書いてジョークのつもりで送ったところ、そのままiTunes等に配信されてしまったという。プロデューサーはSLIPKNOTのDJが使っている名前とは知らなかった。)
2016年、6thアルバム『Feathers & Flesh』をリリース。Another Centuryに移籍しての第一弾であり女性プロデューサー、シルヴィア・マッシーによる初プロデュース作品。日本ではマーキー・インコーポレイテッドからの7年ぶりの日本盤リリース作。USビルボードの88位にランクイン。
2018年、7thアルバム『Avatar Country』をリリース。バンドは同年10月よりLegend of Avatar Countryのキックスターターキャンペーンを開始し、AVATAR王国を舞台に繰り広げられる壮大なる一大絵巻となるムービーをデジタルプラットフォームで公開。2018年1月から3月に北米を皮切りに大規模な「Avatar Country tour」を行う。
2020年、8thアルバム『Hunter Gatherer』をリリース。2021年にはGoing Huntingツアーに先立ち『Going Hunting』と『Barren Cloth Mother』の2つのノンアルバムシングルをリリース。同時にバンドは彼らのレコードレーベルeOneの分割と、彼ら自身のレーベルBlack Waltz Recordsの開始を発表した。
メンバー
[編集]※2020年5月時点
現ラインナップ
[編集]- ヨハネス・エッカーストロム (Johannes Eckerström) - ボーカル (2001- )
- ヨナス・ヤルスビー (Jonas Jarlsby) - ギター (2001- )
- ティム・オーストロム (Tim Öhrström) - ギター (2012- )
- ヘンリク・サンデリン (Henrik Sandelin) - ベース (2001- )
- ジョン・アルフレッドソン (John Alfredsson) - ドラムス (2001- )
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ヨハネス・エッカーストロム(Vo) 2018年
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ヨナス・ヤルスビー(G) 2018年
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ティム・オーストロム(G) 2018年
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ヘンリク・サンデリン(B) 2018年
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ジョン・アルフレッドソン(Dr) 2018年
旧メンバー
[編集]- クリスティアン・リンミ (Christian Rimmi) - ボーカル (2001)
- ヴィクトル・エクストロム (Viktor Ekström) - ギター (2001)
- ダニエル・ヨハンソン (Daniel Johansson) - ギター (2001)
- キム・エガーボ (Kim Egerbo) - ギター (2001 - 2003)
- シモン・アンデション (Simon Andersson) - ギター (2001 - 2012)
- ジョン・イサックソン (John Isacsson) - ベース (2001)
- ニクラス・グリーン (Niklas Green) - ベース (2002 - 2003)
- ビョーン・リスベリ (Björn Risberg) - ギター/ベース (2003)
ディスコグラフィ
[編集]- アルバム
- 2006年 Thoughts of no Tomorrow
- 2007年 Schlacht
- 2009年 Avatar
- 2012年 Black Waltz
- 2014年 Hail the Apocalypse
- 2016年 Feathers & Flesh
- 2018年 Avatar Country
- 2020年 Hunter Gatherer
- その他
- 2004年 Personal Observations (Demo)
- 2004年 4 Reasons to Die (Demo)
- 2005年 My Shining Star (Single)
- 2005年 And I Bid You Farewell (Single)
- 2009年 The Great Pretender (Single)
- 2011年 Black Waltz (EP)
- 2019年 King Live In Paris (LP)
- 2021年 Going Hunting (non-album Single)
脚注
[編集]- ^ a b Avatar reviews, music, news - sputnikmusic・2016年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e “Avatar|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2016年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 和田誠、アヴァター「Avatar」『アヴァター』、Stay Gold、日本、2010年。ARTSG-031。
- ^ Sverigetopplistan.se - Veckolista Album - Vecka 44, 1 November 2007 2013年8月23日閲覧。
- ^ Sverigetopplistan.se - Veckolista Album - Vecka 47, 20 November 2009 2013年8月23日閲覧。