アンド・ビヨンド (ベスト・オブ)
『アンド・ビヨンド (ベスト・オブ)』 | ||||
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フォリナー の コンピレーション・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1976年 - 1987年 1992年(#1, #2, #3) | |||
ジャンル | ロック、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース |
デュアン・バロン、ジョン・パーデル、ミック・ジョーンズ、ルー・グラム(#1, #2, #3) ロバート・ジョン・マット・ランジ、ミック・ジョーンズ(#4, #8, #9) キース・オルセン、ミック・ジョーンズ、イアン・マクドナルド(#5, #10) ジョン・シンクレア、ゲイリー・ライオンズ、ミック・ジョーンズ、イアン・マクドナルド(#6, #17) ロイ・トーマス・ベイカー、ミック・ジョーンズ、イアン・マクドナルド(#7, #15, #16) アレックス・サドキン、ミック・ジョーンズ(#11, #13) ミック・ジョーンズ、フランク・フィリペッティ(#12, #14) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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フォリナー アルバム 年表 | ||||
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『アンド・ビヨンド (ベスト・オブ)』(原題:The Very Best...and Beyond)は、イギリス人とアメリカ人の混成ロック・バンド、フォリナーが1992年に発表したベスト・アルバム。
背景
[編集]オリジナル・ボーカリストのルー・グラム(1989年脱退)の再加入後に録音された新曲3曲が追加された内容である[6]。新曲に関しては、マーク・シャルマン、スカイラー・ディール、ジョン・パーデル、ロビン・セラッテといった外部プレイヤーが迎えられ、ロビン・ザンダーがゲスト・ボーカリストとしてクレジットされているのに加えて、パーデル、シェリル・クロウ、ベス・フッカー、マリリン・マーティンがバック・ボーカルで参加した[7]。
反響・評価
[編集]アメリカでは20週にわたりBillboard 200入りして、1992年10月31日付のチャートで最高123位を記録し[5]、本作からのシングル「ソウル・ドクター」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで5位に達した[8]。なお、リリースから約8年後の2000年11月には、RIAAによりダブル・プラチナの認定を受けた[9]。ニュージーランドでは、1995年5月14日付のアルバム・チャートで49位を記録した[4]。
Mike DeGagneはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「バンドが才能を枯渇させてしまう前に、よりソフトなロック・サウンドへ方向転換したことを示した、素晴らしい編集盤」と評している[1]。一方、デボラ・フロストは1992年11月27日付の『エンターテインメント・ウィークリー』誌においてCプラスを付け、全体像に関して「熱烈なスタジオ録音の栄光を余すところなく捉えている」と評する一方、新曲に関して「フォリナーが過去に残した名曲の貧相な焼き直し」と批判している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「全17曲一気に聴き通せることが、このバンドのクオリティの高さの証明だ」と評されている[2]。
収録曲
[編集]- ソウル・ドクター - "Soul Doctor" - 4:51
- 新曲
- プリズナー・オブ・ラヴ - "Prisoner of Love" - 5:15
- 新曲
- ウィズ・ヘヴン・オン・アワ・サイド - "With Heaven on Our Side" (Lou Gramm, Mick Jones, Johnny Edwards, Parthenon Huxley, Steve Schiff) - 5:16
- 新曲
- ジューク・ボックス・ヒーロー - "Juke Box Hero" - 4:20
- アルバム『4』(1981年)収録
- ホット・ブラッデッド - "Hot Blooded" - 4:24
- アルバム『ダブル・ヴィジョン』(1978年)収録
- つめたいお前 - "Cold as Ice" - 3:20
- アルバム『栄光の旅立ち』(1977年)収録
- ヘッド・ゲームス - "Head Games" - 3:37
- アルバム『ヘッド・ゲームス』(1979年)収録
- ガール・ライク・ユー - "Waiting for a Girl Like You" - 4:49
- アルバム『4』収録
- アージェント - "Urgent" (M. Jones) - 4:29
- アルバム『4』収録
- ダブル・ヴィジョン - "Double Vision" - 3:44
- アルバム『ダブル・ヴィジョン』収録
- アイ・ウォナ・ノウ - "I Want to Know What Love Is" (M. Jones) - 5:04
- アルバム『プロヴォカトゥール (煽動)』(1984年)収録
- セイ・ユー・ウィル - "Say You Will" - 4:11
- アルバム『インサイド・インフォメーション』(1987年)収録
- イエスタデイ - "That Was Yesterday" - 3:46
- アルバム『プロヴォカトゥール (煽動)』収録
- ウィズアウト・ユー - "I Don't Want to Live Without You" (M. Jones) - 4:53
- アルバム『インサイド・インフォメーション』収録
- レヴ・オン・ザ・レッド・ライン - "Rev on the Red Line" (L. Gramm, Al Greenwood) - 3:34
- アルバム『ヘッド・ゲームス』収録
- ダーティ・ホワイト・ボーイ - "Dirty White Boy" - 3:38
- アルバム『ヘッド・ゲームス』収録
- 衝撃のファースト・タイム - "Feels Like the First Time" (M. Jones) - 3:49
- アルバム『栄光の旅立ち』収録
脚注
[編集]- ^ a b c DeGagne, Mike. “Foreigner - The Very Best…And Beyond Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b “フォリナー/アンド・ビヨンド (ベスト・オブ) (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b Frost, Deborah (1992年11月27日). “The Very Best...And Beyond”. Entertainment Weekly. Dotdash Meredith. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b charts.org.nz - Foreigner - The Very Best… And Beyond
- ^ a b “Foreigner - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2023年1月21日閲覧。
- ^ Prato, Greg. “Foreigner Songs, Albums, Reviews, Bio & More”. AllMusic. 2024年1月21日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ “Foreigner - Awards”. AllMusic. 2015年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
- ^ “Gold & Platinum”. RIAA. 2024年1月21日閲覧。