コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アンドレア・ライズボロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドレア・ライズボロー
Andrea Riseborough
Andrea Riseborough
2011年
本名 Andrea Louise Riseborough[1]
生年月日 (1981-10-27) 1981年10月27日(43歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド ウィットリー・ベイ英語版
身長 166.6cm[2]
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2001年 -
主な作品
映画
ハッピー・ゴー・ラッキー
ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
オブリビオン
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
ノクターナル・アニマルズ
スターリンの葬送狂騒曲
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
マンディ 地獄のロード・ウォリアー
ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷
ポゼッサー
To Leslie トゥ・レスリー
テレビドラマ
BLOODLINE ブラッドライン
受賞
ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
2011年
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2014年バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
その他の賞
シッチェス・カタロニア国際映画祭
女優賞
2018年ナンシー
テンプレートを表示

アンドレア・ルイーズ・ライズボロー(Andrea Louise Riseborough, 1981年10月27日 - )は、イングランド女優

生い立ち

[編集]

1981年10月27日[1]ウィットリー・ベイ英語版で中流家庭に生まれる[3]。幼少期より演劇を好み、17歳でインデペンデント・スクールを中退して王立演劇学校に進んだ[4][5]

キャリア

[編集]

王立演劇学校在学中に3度テレビドラマに出演[3]。2005年に卒業後、『A Brief History of Helen of Troy』で2005年シアターゴーアーズ・チョイス・アワードの新人賞にノミネートされた[4]。2006年に出演したロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演のストリンドベリ作『令嬢ジュリースウェーデン語版』とシェイクスピア作『尺には尺を』の演技によりイアン・チャールソン賞英語版を授与される[5]

テレビでは2008年にチャンネル4で放送された『The Devil's Whore』で王立テレビジョン協会賞を受賞[6]。若きサッチャーを演じた2009年のBBCのテレビ映画『マーガレット・サッチャー〜政界を夢見て〜英語版』では英国アカデミー・テレビジョン賞の女優賞にノミネートされた[7]。2009年には両作品の演技で放送記者協会英語版賞を受賞している[8]

映画ではマイク・リー監督の『ハッピー・ゴー・ラッキー』(2008年) やカズオ・イシグロ原作の『わたしを離さないで』(2010年) などに出演。2010年に出演した『ブライトン・ロック英語版』では第13回英国インディペンデント映画賞の主演女優賞と新人賞にノミネートされた。その後マドンナが監督した『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』(2011年) ではウォリス・シンプソンを演じた。2012年に出演した『シャドー・ダンサー』では再び英国インディペンデント映画賞の主演女優賞にノミネートされ、受賞を果たした。2013年には『ビトレイヤー』、『Disconnect』、『オブリビオン』、『Hidden』に出演し、ジェームズ・マカヴォイアレクサンダー・スカルスガルドトム・クルーズらと共演している。

2014年にはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督する『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に出演した。作品は第87回アカデミー賞作品賞を受賞した[9]

2017年にはビリー・ジーン・キングボビー・リッグスの有名な男女対抗試合(The Battle of the Sexes)を描いた伝記映画の『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』に出演し、エマ・ストーン演じるキングの恋人を演じた。さらに、『スターリンの葬送狂騒曲』でヨシフ・スターリンの娘スヴェトラーナ・アリルーエワを演じた。

私生活

[編集]

モデル兼ストリート・アーティストのアメリカ人ジョー・アペルと交際している[10]

主な出演作品

[編集]

映画

[編集]
邦題/原題 役名 備考
2006 ヴィーナス
Venus
女優
2007 Magicians ダニー
2008 ハッピー・ゴー・ラッキー
Happy-Go-Lucky
ドーン
2009 Mad Sad & Bad ジュリア
2010 ファクトリー・ウーマン
Made in Dagenham
ブレンダ
わたしを離さないで
Never Let Me Go
クリッシー
ブライトン・ロック
Brighton Rock
ローズ
2011 Resistance サラ
ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
W.E.
ウォリス・シンプソン
2012 シャドー・ダンサー
Shadow Dancer
コレット・マクヴィー
ディス/コネクト
Disconnect
ニーナ・ダンハム
2013 ビトレイヤー
Welcome to the Punch
サラ・ホークス
オブリビオン
Oblivion
ヴィクトリア
2014 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
Birdman
ローラ
The Silent Storm エイスリン
2015 Hidden クレア
2016 ノクターナル・アニマルズ
Nocturnal Animals
アレッシア
Shepherds and Butchers カスリーン
マインドホーン
Mindhorn
エレーナ・べインズ刑事 日本劇場未公開
2017 スターリンの葬送狂騒曲
The Death of Stalin
スヴェトラーナ・アリルーエワ
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
Battle of the Sexes
マリリン・バーネット
2018 マンディ 地獄のロード・ウォリアー
Mandy
マンディ・ブルーム
ナンシー
Nancy
ナンシー・フリーマン 兼製作
バーデン
Burden
ジュディ
2019 ニューヨーク 親切なロシア料理店
The Kindness of Strangers
アリス
2020 ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷
The Grudge
マルドゥーン刑事
ポゼッサー
Possessor
ターシャ・ヴォス
2021 ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
The Electrical Life of Louis Wain
キャロライン・ウェイン
2022 Please Baby Please スーズ
To Leslie トゥ・レスリー
To Leslie
レスリー 兼製作総指揮
アムステルダム
Amsterdam
ベアトリス・ファンデンフーヴェル
マチルダ・ザ・ミュージカル
Matilda
ワームウッド夫人 ポストプロダクション
TBA Geechee Wren ポストプロダクション
Lee オードリー・ウィザーズ 撮影中

テレビ

[編集]
邦題/原題 役名 備考
2005 ドクター・マーティン
Doc Martin
サマンサ 計1話出演
2008 ビーイング・ヒューマン
Being Human
アニー 計1話出演
マーガレット・サッチャー ~政界を夢見て~
The Long Walk to Finchley
マーガレット・サッチャー テレビ映画
2016 BLOODLINE ブラッドライン
Bloodline
エヴァンジェリン・ラドセヴィッチ 計8話出演
2017 ブラック・ミラー
Black Mirror
ミア・ノーラン 第4シーズン第3話「クロコダイル」
2018 Waco ジュディ・シュナイダー ミニシリーズ、計6話出演
2020 ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路
ZeroZeroZero
エマ・リンウッド 計8話出演

脚注

[編集]
  1. ^ a b Andrea Riseborough”. AlloCiné. 2015年9月21日閲覧。
  2. ^ Andrea Riseborough profile”. RADA. 24 February 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。8 January 2014閲覧。
  3. ^ a b Brown, Mick (2012年8月23日). “Shadow Dancer: Andrea Riseborough interview”. The Telegraph (Telegraph Media Group). http://www.telegraph.co.uk/culture/film/starsandstories/9440640/Shadow-Dancer-Andrea-Riseborough-interview.html 2013年6月3日閲覧。 
  4. ^ a b “Andrea Riseborough: No virgin”. The Independent. (2008年2月12日). http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/features/andrea-riseborough-no-virgin-780949.html 2013年6月3日閲覧。 
  5. ^ a b Day, Elizabeth (2010年9月26日). “The rise of Andrea Riseborough”. The Observer (Guardian News and Media). http://www.guardian.co.uk/film/2010/sep/26/andrea-riseborough-made-in-dagenham 2013年6月3日閲覧。 
  6. ^ Programme Awards Winners 2008”. Royal Television Society. 2013年6月3日閲覧。
  7. ^ Television”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2013年6月3日閲覧。
  8. ^ 2009”. Broadcasting Press Guild. 2013年6月3日閲覧。
  9. ^ Fleming, Mike (2013年3月7日). “Andrea Riseborough Joins Ensemble Comedy ‘Birdman’”. Deadline Hollywood (PMC). http://www.deadline.com/2013/03/andrea-riseborough-joins-ensemble-comedy-birdman/ 2013年6月3日閲覧。 
  10. ^ Walker, Tim (2012年1月17日). “Andrea Riseborough finds a model boyfriend in Joe Appel”. The Telegraph (Telegraph Media Group). http://www.telegraph.co.uk/news/celebritynews/9018196/Andrea-Riseborough-finds-a-model-boyfriend-in-Joe-Appel.html 2013年6月3日閲覧。 

外部リンク

[編集]