コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アンドリュー・トリッグス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドリュー・トリッグス
Andrew Triggs
オークランド・アスレチックス時代
(2016年5月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テネシー州ナッシュビル
生年月日 (1989-03-16) 1989年3月16日(35歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 MLBドラフト19巡目
初出場 2016年4月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンドリュー・オースティン・トリッグスAndrew Austin Triggs, 1989年3月16日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル出身のプロ野球選手投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント (FA) 。

メディアによっては「トリグス」とも表記される。

経歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

2010年MLBドラフト24巡目(全体720位)でクリーブランド・インディアンスから指名されたが、この時は入団せず。

2011年MLBドラフト21巡目(全体657位)ではサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、この時も入団せず。

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

[編集]

2012年MLBドラフト19巡目(全体583位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版でプロデビュー。A級ケーンカウンティ・クーガーズでもプレーし、2球団合計で22試合に登板して1勝1敗4セーブ、防御率1.76、51奪三振を記録した。

2013年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2球団合計で43試合に登板して6勝3敗9セーブ、防御率2.28、73奪三振を記録した。

2014年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で44試合(先発1試合)に登板して4勝3敗20セーブ、防御率2.90、38奪三振を記録した。

オリオールズ傘下時代

[編集]

2015年4月4日に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[1]。この年はAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、43試合に登板して0勝2敗17セーブ、防御率1.03、70奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにオリオールズの40人枠入りした[2]

アスレチックス時代

[編集]

2016年3月13日にウェイバー公示を経てオークランド・アスレチックスへ移籍した[3]。開幕は傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズで迎え、4月25日にメジャー初昇格を果たした[4]。同日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。その後は何度も降格と昇格を繰り返しながら主に敗戦処理で起用されたが、イマイチな投球内容が続いた。しかし、シーズン後半から先発で試したところ、好投。防御率はリリーフでは5.58、先発では2.81だった[5]。この年メジャーでは24試合(先発6試合)に登板して1勝1敗、防御率4.31、55奪三振を記録した。

2019年7月31日にDFAとなり、翌日の8月1日に自由契約となった[1]

ジャイアンツ時代

[編集]

2020年1月6日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[1]。8月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]。8月12日にDFAとなった[7]

レッドソックス時代

[編集]

2020年8月19日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍した[8]。10月26日にマイナー契約となり、同日に自由契約となった[9]

投球スタイル

[編集]

サイド気味のスリークォーターから投じるツーシームスライダーを武器に、低めに集めてゴロを量産するグラウンドボールピッチャー[10][5]

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2016 OAK 24 6 0 0 0 1 1 0 0 .500 238 56.1 56 5 13 1 3 55 2 0 30 27 4.31 1.23
2017 12 12 0 0 0 5 6 0 0 .455 283 65.1 68 9 19 0 4 50 5 0 42 31 4.27 1.33
2018 9 9 0 0 0 3 1 0 0 .750 182 41.1 37 7 18 0 3 43 3 0 24 24 5.23 1.33
2020 SF 1 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 4 0.1 0 0 3 0 0 0 0 0 3 3 81.00 9.00
BOS 4 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 35 8.0 8 3 3 0 0 7 0 0 4 4 4.50 1.38
'20計 5 2 0 0 0 0 2 0 0 .000 39 8.1 8 3 6 0 0 7 0 0 7 7 7.56 1.68
MLB:4年 50 29 0 0 0 9 10 0 0 .474 742 171.1 169 24 56 1 10 155 10 0 103 89 4.68 1.31
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

[編集]
  • 60(2016年 - 2018年)
  • 66(2020年 - 同年8月11日)
  • 61(2020年9月2日 - 同年終了)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2020年8月3日閲覧。
  2. ^ O's add Bridwell, Triggs, Lee to 40-man roster
  3. ^ Zach Links (2016年3月13日). “A’s Claim Andrew Triggs From Orioles” (英語). MLB Trade Rumors. 2017年4月19日閲覧。
  4. ^ A's recall Triggs from Triple-A, option Surkamp” (英語). NBC Bay Area (2016年4月25日). 2017年4月19日閲覧。
  5. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2017』廣済堂出版、2017年、248頁頁。ISBN 978-4-331-52084-0 
  6. ^ Anthony Franco (2020年8月2日). “Giants Designate Jandel Gustave For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月3日閲覧。
  7. ^ Jeff Todd (2020年8月12日). “Giants Designate Andrew Triggs” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月13日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2020年8月19日). “Red Sox Claim Andrew Triggs, Designate Stephen Gonsalves” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月20日閲覧。
  9. ^ Red Sox Outright 5 Players” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月26日閲覧。
  10. ^ 「オークランド・アスレティックス」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 58頁

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]