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アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレッサンドロ・ポエリオ級駆逐艦

竣工当時の
「チェザーレ・ロッサロール(RN Cesare Rosarol)」
艦級概観
艦種 軽偵察艦駆逐艦
艦名 人名
前級 ニーノ・ビクシオ級
次級 カルロ・ミラベロ級
性能諸元
排水量 常備:1,028トン
満載:1,216トン
全長 85.0m
水線長 83.1m
全幅 8.0m
吃水 常備:2.8m
満載:3.1m
機関 ヤーロー式重油専焼水管缶3基
+ブルッゾー式直結タービン2基2軸推進
最大出力 20,000shp
速力 31,5ノット
航続距離 -ノット/-海里
燃料 重油:200トン
乗員 129名
兵装 10.2cm(40口径)単装速射砲6基
7.62cm(40口径)単装速射砲2基
45cm連装魚雷発射管2基
機雷42発

アレッサンドロ・ポエリオ級軽偵察艦(あれっさんどろ・ぽえりおきゆうていさつかん、イタリア語: Esploratore leggero classe "Alessandro Poerio")はイタリア海軍第一次世界大戦中に就役させた軽偵察艦の艦級。実質的には嚮導駆逐艦に相当するものであり、1921年に駆逐艦に類別変更された。

艦形

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艦尾から撮られたグリエルモ・ペペ。後にスペインに売却されて「テルエル」となった。

本級の船体形状は艦首乾舷のみ高い短船首楼型船体である。艦の構造を前部から記述すると、艦首甲板上に主砲の10.2cm速射砲を単装砲架で1基配置、その背後に操舵艦橋と簡素な前部マストが立つ。船体中央部に2本煙突が立ち、その周囲には煙管型の通風塔が立ち並び、空いた場所は艦載艇置き場となっており、艦載艇は2本1組のボート・ダビッドが片舷1組ずつ計2組により運用された。舷側部には2か所の張り出しが設けられ10.2cm速射砲が片舷2基ずつ配置された。2番煙突の後方の中央甲板上に45cm連装魚雷発射管が直列で2基配置され、後部マストと後部見張所を挟んで後部甲板上に6番主砲が1基配置された。

同型艦

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1913年6月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年8月進水、1915年5月竣工。1938年6月にスペインに売却され「ウェスカ(Huesca)」と改名されてスペイン海軍で就役。

1913年6月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年8月進水、1915年8月竣工。1918年11月16日に地中海で沈没。

1913年7月、アンサルド社ジェノバ造船所で起工、1914年9月進水、1915年8月竣工。1938年6月にスペインに売却され「テルエル(Teruel)」と改名されてスペイン海軍で就役。

関連項目

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参考図書

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  • 「Conway All The World's Fightingships 1906–1921」(Conway)
  • 「Conway All The World's Fightingships 1922-1946」(Conway)