アレグザンダー・フレイザー (第19代ソルトーン卿)
表示
第19代ソルトーン卿アレグザンダー・ウィリアム・フレイザー(英語: Alexander William Frederick Fraser, 19th Lord Saltoun、1851年8月8日 - 1933年6月19日)は、イギリス・スコットランドの貴族、政治家、陸軍軍人。
経歴
[編集]1851年8月8日、第18代ソルトーン卿アレグザンダー・フレイザーとその妻シャーロット(旧姓エヴァンズ)の長男として生まれる[1]。
イートン校で学ぶ[1]。1869年に陸軍に入隊。1880年にはグレナディアガーズの中佐となるが、1886年に退役した[2]。
1886年2月1日に父が死去し、爵位を継承した。1890年から1933年にかけてスコットランド貴族の貴族代表議員に選出され、貴族院議員を務めた。所属政党は保守党だった[2]。
1897年から1900年にかけてフリーメイソンのスコットランド・グランドロッジ・グランドマスターを務めた[2]。
1933年6月19日に死去。爵位は長男のアレグザンダーが継承した[1]。
栄典
[編集]爵位
[編集]勲章
[編集]- 1917年、聖マイケル・聖ジョージ勲章コンパニオン(CMG)[1]
家族
[編集]1885年にメアリー・グラタン=ベリューと結婚し、彼女との間に以下の5子を儲ける[1]。
- 第1子(長男)アレグザンダー・アーサー・フレイザー (1886-1979) - 第20代ソルトーン卿を継承。
- 第2子(次男)ジョージ・フレイザー (1887-1970)
- 第3子(三男)シモン・フレイザー (1888-1914) - 第一次世界大戦で戦死
- 第4子(四男)ウィリアム・フレイザー (1890-1964) - 陸軍准将
- 第5子(長女)メアリー・アレグザンドラ・フレイザー (1891-1969)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e Lundy, Darryl. “Alexander William Frederick Fraser, 19th Lord Saltoun of Abernethy” (英語). thepeerage.com. 2015年9月13日閲覧。
- ^ a b c d Heraldic Media Limited. “Saltoun of Abernethy, Lord (S, 1445)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年9月13日閲覧。
フリーメイソン | ||
---|---|---|
先代 チャールズ・ダリンプル |
スコットランド・グランドロッジ グランドマスター 1897年–1900年 |
次代 ジェイムズ・ホージア |
スコットランドの爵位 | ||
先代 アレグザンダー・フレイザー |
第19代ソルトーン卿 1886年–1933年 |
次代 アレグザンダー・フレイザー |