アレクサンダル・ヘモン
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アレクサンダル・へモン | |
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誕生 |
1964年9月9日(60歳) サラエボ |
職業 | 小説家、脚本家 |
言語 | 英語 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
最終学歴 | サラエボ大学 |
活動期間 | 2002年 - |
デビュー作 | 『ノーホエア・マン』 |
ウィキポータル 文学 |
アレクサンダル・ヘモン(英: Aleksandar Hemon、セルビア語: Александар Xeмoн、1964年9月9日 - )は、ボスニア出身のアメリカ合衆国の小説家、脚本家。
人物・来歴
[編集]ユーゴスラヴィアのボスニア・ヘルツェゴヴィナのサラエボに生まれる。父親はウクライナ系、母親はセルビア系。サラエボ大学を卒業。ラジオや雑誌の仕事をする。1992年にアメリカ合衆国文化交流プログラムで渡るが、その間サラエボがセルビア人によって包囲され帰国できなくなる。そのためシカゴに住み、英語で文芸作品を発表するようになる。2002年『ノーホエア・マン』で亡命者としての存在を描き「現代のナボコフ」と呼ばれて賞賛された。
2008年に刊行された長編第2作 The Lazarus Project は全米図書賞ほか数々の文学賞の候補になった。2015年には長編第3作 The Making of Zombie Wars を刊行している[1]。
2021年の映画『マトリックス レザレクションズ』で共同脚本を務めている。
日本語訳
[編集]- 『ノーホエア・マン』岩本正恵訳、白水社、2004年
- 『愛と障害』岩本正恵 訳、白水社、エクス・リブリス、2014年
- 『私の人生の本』秋草俊一郎訳、松籟社、東欧の想像力、2021年
- 『ブルーノの問題』柴田元幸・秋草俊一郎訳、書肆侃侃房 、2023年
出典
[編集]- ^ 『私の人生の本』秋草俊一郎解説。