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アリルアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリルアミン
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識別情報
CAS登録番号 107-11-9 チェック
PubChem 7853
ChemSpider 13835977 チェック
UNII 48G762T011 チェック
EC番号 203-463-9
国連/北米番号 2334
ChEMBL CHEMBL57286 チェック
RTECS番号 BA5425000
特性
化学式 C3H7N
モル質量 57.09 g mol−1
外観 無色の液体
密度 0.7630 g/cm3, 液体
融点

-88 ℃

沸点

55 ~ 58 ℃

酸解離定数 pKa 9.49 (共役酸; H2O)[2]
危険性
GHSピクトグラム 可燃性急性毒性(高毒性)急性毒性(低毒性)経口・吸飲による有害性水生環境への有害性
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H225, H301, H310, H315, H319, H330, H335, H371, H373, H411
Pフレーズ P210, P233, P240, P241, P242, P243, P260, P261, P262, P264, P270, P271, P273, P280
主な危険性 催涙性
NFPA 704
3
4
0
引火点 −28 °C (−18 °F; 245 K)
発火点 374 °C (705 °F; 647 K)
爆発限界 2-22%
半数致死量 LD50 106 mg/kg
関連する物質
関連するアミン プロピルアミン
関連物質 アリルアルコール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アリルアミン英語: Allylamine または、3-アミノプロペン、3-アミノプロピレン、モノアリルアミン、2-プロペンアミン、2-プロペン-1-アミン)は、化学式C3H7Nのアミン有機化合物である。

性質

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猛毒性催涙性のある無色透明のアンモニア臭の引火性液体引火点は-28℃。

用途

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塩酸テルビナフィン(ラミシール)など、いくつかのアリルアミン誘導体は、抗真菌薬に使われている。

出典

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  1. ^ Nomenclature of Organic Chemistry : IUPAC Recommendations and Preferred Names 2013 (Blue Book). Cambridge: The Royal Society of Chemistry. (2014). p. 681. doi:10.1039/9781849733069-FP001. ISBN 978-0-85404-182-4 
  2. ^ Hall, H. K. (1957). “Correlation of the Base Strengths of Amines”. Journal of the American Chemical Society 79 (20): 5441–5444. doi:10.1021/ja01577a030. 

関連項目

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