アミット・シャー
アミット・シャー Amit Shah | |
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生年月日 | 1964年10月22日(60歳) |
出生地 | インド、ムンバイ |
出身校 | グジャラート大学 |
所属政党 | インド人民党 |
配偶者 | Sonal Shah |
子女 | Jay Shah |
内閣 | 第2次モディ内閣 |
在任期間 | 2019年5月30日 - |
国民民主同盟議長 | |
在任期間 | 2014年7月9日 - |
インド人民党総裁 | |
在任期間 | 2014年7月9日 - 2020年1月20日 |
ローク・サバー議員 | |
選挙区 | ガンジナガル |
在任期間 | 2019年5月23日 - |
ラージヤ・サバー議員 | |
選挙区 | グジャラート |
在任期間 | 2017年8月19日 - 2019年5月29日 |
その他の職歴 | |
グジャラート州議会議員 (2012年 - 2017年) |
アミット・アニルチャンドラ・シャー(英語: Amit Anilchandra Shah、1964年10月22日 - )は、 インドの政治家。インド人民党(BJP)所属のローク・サバー議員であり、同党の総裁を2014年から2020年まで務めた。第2次モディ内閣で内務大臣。
BJPの最高戦略責任者であり、ナレンドラ・モディの側近である[1][2]。2019年インド総選挙ではBJP総裁として選挙戦を戦い、同党の最高獲得議席を記録する勝利へと導いた[3]。
経歴
[編集]生い立ち
[編集]1964年10月22日にムンバイで生まれる[4]。 彼の家族は裕福なヒンドゥー教徒 でバニヤ(商人のカースト)であった。[5][6][7]少年時代から民族義勇団(RSS)に関わっており[5]、1982年にはアーメダバードでのRSSの活動を通じてナレンドラモディと出会った。
政治活動
[編集]1983年、RSSの学生組織である全インド学生評議会のリーダーとして政治的なキャリアを始めました[5][8]。1987年には、モディより1年先にインド人民党(BJP)に入党した[9]。1991年インド選挙でラール・クリシュナ・アードヴァーニーの選挙運動本部長を務めていたとき、その優れた手腕が脚光を浴びている[10][11]。
1995年、BJPはグジャラート州で初の州政権を樹立し、ケスハブハイ・パテルが州首相に就任した。 当時のグジャラートではインド国民会議の影響力が強かったため、モディとシャーは協同して、農村部での国民会議派の勢力を削っていった。 その戦略は、すべての村で2番目に影響力のあるリーダーを見つけ、その人物をBJPに参加させるというものであった。彼らは、さまざまな村のプラダン(村長)の職に選挙で敗れた8,000人の有力な農村指導者のネットワークを形成した[5]。
1997年にモディは、 グジャラート州議会の補欠選挙にシャーが出馬するよう働きかけた[12]。 シャーは、補欠選挙に立候補して当選し、1997年2月には州議会議員となった[13]。1998年の州議会選挙では再選している[14]。
インド人民党総裁
[編集]2014年7月、中央委員会においてアミット・シャーのBJP総裁への任命が全会一致で承認された[15]。2016年1月24日にはBJP総裁に再選[16]。
党首就任後は、積極的な党員拡大を展開し、2015年3月までにBJPは1億人の党員を獲得した[17][18]。2014年から16年にかけての総裁在任中には、マハーラーシュトラ州、ハリヤーナー州、ジャンムー・カシミール州、ジャールカンド州、アッサム州の各州議会選挙でBJPは勝利をおさめたが、デリーとビハール州の州議会選挙では敗北している[19]。
内務大臣
[編集]2019年5月30日に閣僚の宣誓式を行い、内務大臣に就任した[20]。
家族
[編集]6人の姉妹がおり、そのうち2人はシカゴに住んでいる[21][22]。
脚注
[編集]- ^ “Amit Shah: BJP's 'Chanakya' who delivered Modi Wave 2.0”. The Times of India (23 May 2019). 1 June 2019閲覧。
- ^ “Amit Shah: BJP's Chanakya who strategised and delivered Modi wave 2.0”. India Today (23 May 2019). 1 June 2019閲覧。
- ^ “Amit Shah in new role after being most successful BJP chief”. Economic Times. (30 May 2019)
- ^ Premal Balan (10 July 2014). “Amit Shah: An organisation man at helm”. Business Standard
- ^ a b c d PR Ramesh (11 April 2014). “His Master’s Mind”. Open
- ^ "I Am A Hindu Vaishnav, Not Jain": Amit Shah
- ^ Islam, Shamsul (June 14, 2017). “Amit Shah Borrowed a Phrase from Jinnah when he Dubbed Gandhi a 'Chatur Bania’”. Newsclick . "Amit Shah, himself a baniya"
- ^ “Who is Amit Shah?”. NDTV. (12 June 2013)
- ^ Poornima Joshi (1 April 2014). “The Organiser”. Caravan
- ^ Subhash Mishra and Pratul Sharma (7 July 2013). “In UP, Shah prepares for Modi ahead of 2014 battle”. Indian Express
- ^ “From sticking bills for BJP to managing Union home ministry: Rise and rise of Amit Shah”. Prabhash K Dutta. India Today (31 May 2019). 16 June 2019閲覧。
- ^ “The importance of Amit Shah”. Mumbai Mirror. (7 April 2014)
- ^ Andy Marino (8 April 2014). Narendra Modi: A Political Biography. HarperCollins Publishers India. pp. 76–. ISBN 978-93-5136-218-0
- ^ “Constituency Data - Summary: Sarkhej - 1998”. Rediff.com. 26 June 2014閲覧。
- ^ “BJP strategist & Narendra Modi's confidant Amit Shah appointed party president”. Economic Times. (9 July 2014)
- ^ Amit Shah re-elected BJP president. The Hindu, 25 January 2016.
- ^ “BJP becomes largest political party in the world”, The Times of India, (30 March 2015)
- ^ “Move Over, CCP: India's BJP Now the World's Largest Political Party”, The Diplomat, (9 April 2015)
- ^ Arghya Roy (9 November 2015). “Bihar Elections 2015: Has BJP President Amit Shah lost his inner Chanakya?”. DNA
- ^ “PM Modi allocates portfolios. Full list of new ministers”, Live Mint, (31 May 2019)
- ^ Exclusive! Amit Shah on Friday: Wakes up late, eats poha, chats with Modi, Rediff.com, May 16, 2014
- ^ The ‘Shah’ of BJP’s game plan who wants to alter India’s political culture, Hindustan Times, Jul 17, 2016