アマナ属
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アマナ属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Amana Honda | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
アマナ属 | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
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アマナ属(アマナぞく、学名:Amana 、漢字表記:甘菜属)はユリ科の属の1つ。
特徴
[編集]多年草。地下にある鱗茎は肉質の鱗片からなり、薄皮はない。根出葉は線形で、2個ある。花は、細く直立する花茎の先端に1個につき、花茎の上部にふつう2-3個の苞がある。花被片は6個あり、上向きまたは横向きに咲き、腺体はなく、花被片は花後に落ちる。雄蕊は6個あり、花被片より短い。子房は上位。果実は蒴果で、やや球状か長楕円形になる[1]。
従来、チューリップ属 Tulipa に入れられてきたが、花の大小、葉の形態、花茎の苞の有無、花粉の形態の違いから、別属とされる[1]。東アジアに4種[2]あり、日本には2種ある。
種
[編集]日本の種
[編集]- アマナ Amana edulis (Miq.) Honda - 日本では、本州の福島県以南、石川県以西、四国、九州、奄美大島に分布する。国外では、朝鮮、中国東北部に分布する[1]。
- ヤエノアマナ Amana edulis (Miq.) Honda f. duplexa Yashiro, Ichihara et Iwase
- ヒロハノアマナ Amana erythronioides (Baker) D.Y.Tan et D.Y.Hong -(シノニム: Amana latifolia (Makino) Honda )- 日本固有種。本州の関東地方から近畿地方、四国に分布する[1]。日本の環境省レッドリストの絶滅危惧II類(VU)。
日本国外の種
[編集]- Amana anhuiensis (X.S.Shen) ined. -(シノニム: Tulipa anhuiensis X.S.Shen)- 中国安徽省に分布
- Amana kuocangshanica D.Y.Tan & D.Y.Hong - 中国浙江省に分布
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本I単子葉類』、1982年、平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- Amana -The Plant List