アフリキヤ航空
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(アフリキーヤ航空から転送)
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設立 | 2001年 | |||
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ハブ空港 | トリポリ国際空港 | |||
保有機材数 | 13機 | |||
就航地 | 30都市 | |||
本拠地 | リビア・トリポリ | |||
代表者 | Captain Sabri Saad Shadi | |||
外部リンク | http://www.afriqiyah.aero/ |
アフリキヤ航空 (Afriqiyah Airways、アラビア語: الخطوط الجوية الأفريقية)はリビアの首都トリポリを拠点とするリビアの国営航空会社である。
概要
[編集]国営航空会社
[編集]2001年にリビア政府が100%株主である国有企業として創立した。アラブ航空会社機構(Arab Air Carriers Organization)の一員で、 現在リビア国内やヨーロッパ、アフリカ各地への定期路線を運航している。
またカダフィ政権時代の旧ロゴの「9.9.99」は、アフリカ連合設立のきっかけとなったシルテ条約(カダフィの提案によるもの)の調印日1999年9月9日に因む。[1]
2012年12月19日、新ロゴと新塗装を発表。ホワイトボディに、垂直尾翼は黒地に水色の三本のストライプが入る物に変更された。
低いサービス評価
[編集]ヨーロッパのエアバス社製の最新鋭機を多く運航しており、近距離国際線用のエアバスA320型機のエコノミークラスにも個人用テレビが装着されるなどハード面は充実しているものの、そのサービスについての評価は低く、イギリスの航空会社調査機関スカイトラックスによるランク付けでは、最低ランクの1つ星評価を受けている(1~5つ星の評価のうち)。
EU圏内乗り入れ禁止
[編集]EUが安全性に問題があるとして、リビア国内全ての航空会社とともに2014年12月11日からのEU圏内への乗り入れ禁止が決定された。
機材
[編集]2010年12月現在の運航機材は以下の通り[2]
- エアバス A300-600R 1機(VIP専用機)
- エアバス A319-100 3機
- エアバス A320-200 6機
- エアバス A330-200 2機(1機は墜落事故で全壊)
- エアバス A340-200 1機(VIP専用機)
- エアバス A350-900
就航地
[編集]アフリカ
北アフリカ
東アフリカ
南アフリカ
西アフリカ
- ベナン:コトヌー
- ブルキナファソ:ワガドゥグー
- ガーナ:アクラ
- コートジボワール:アビジャン
- マリ:バマコ
- モーリタニア:ヌアクショット
- ニジェール:ニアメ
- ナイジェリア:ラゴス
- ダカール:ダカール
- トーゴ:ロメ
中部アフリカ
アジア
ヨーロッパ
- ベルギー:ブリュッセル
- フランス:リヨン、パリ(ドゴール)
- ドイツ:デュッセルドルフ
- イタリア:ミラノ(マルペンサ)、ローマ(フィウミチーノ)
- オランダ:アムステルダム
- イギリス:ロンドン(ガトウィック)
事故
[編集]- 2010年5月12日、トリポリ国際空港でヨハネスブルク国際空港発のエアバスA330-200が着陸に失敗し墜落。乗員乗客104名のうち、103名が死亡、1名が怪我をしている事が判明した[3]。→詳細は「アフリキヤ航空771便墜落事故」を参照
- 2016年12月23日、セブハ空港からミティガ国際空港へ向かっていた209便がハイジャックされマルタ国際空港へ着陸した。着陸後、乗員乗客は全員解放された。→詳細は「アフリキヤ航空209便ハイジャック事件」を参照
注
[編集]- ^ "Background Information." A.I.C. Airline Industry Consultants GmbH for Afriqiyah Airways. Retrieved on April 28, 2013.
- ^ アフリキヤ航空機材詳細 http://www.ch-aviation.ch/aircraft.php?search=set&airline=8U&al_op=1
- ^ “リビア機が着陸失敗、103人死亡=南ア発、8歳男児を救出”. 時事通信