九州自然動物公園アフリカンサファリ
九州自然動物公園アフリカンサファリ | |
---|---|
施設情報 | |
正式名称 | 九州自然動物公園アフリカンサファリ |
愛称 | アフリカンサファリ |
専門分野 | 総合 |
所有者 | 九州アフリカ・ライオン・サファリ株式会社 |
管理運営 | 九州アフリカ・ライオン・サファリ株式会社 |
園長 | 神田 岳委 |
面積 | 約115万m2 |
頭数 | 約1400頭 |
種数 | 約70種類 |
開園 | 1976年(昭和51年)5月29日 |
所在地 |
〒872-0722 大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1 |
位置 | 北緯33度21分14.4秒 東経131度24分41.5秒 / 北緯33.354000度 東経131.411528度座標: 北緯33度21分14.4秒 東経131度24分41.5秒 / 北緯33.354000度 東経131.411528度 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
九州自然動物公園アフリカンサファリ(きゅうしゅうしぜんどうつぶこうえん アフリカンサファリ)は、大分県宇佐市安心院町南畑にある日本最大のサファリパーク形式の動物園である。小泉グループの九州アフリカ・ライオン・サファリ株式会社が運営する。
概要
[編集]およそ70種、1,400頭の動物が飼育される[1]。約6kmのサファリロードを自家用車やジャングルバスに乗車して野生動物を観察する「動物ゾーン」と、ウサギやモルモットなどとのふれあいを楽しめる「ふれあいゾーン」(散策エリア)の2種類のエリアからなる[1]。ゴールデンウィーク(GW)及び夏休み期間限定でナイトサファリが行われる[2]。
「動物ゾーン」では広大な土地の中にかなり広い柵を設け、そこに動物が放牧されており、それぞれの生態に沿った方法で展示されている。そこに設けられた道路を通り、観光客はそれぞれのゾーンで自由に動く動物を見学できる。
観光客の乗る車両とは柵を設けておらず、そのためどの動物ともかなり近い距離で見られることがあるのが最大の特徴である。
各ゾーンごとにサファリジープが待機しており、緊急時にはすぐ駆けつけてくれる。
定期的に走る「ジャングルバス」ではムフロンシープ、クマ、ライオン、シカ、シマウマ、ゾウ、ラクダに餌やり体験ができる。
動物の繁殖が行われ、特にライオンが話題となる[3][4][5]。オスライオンの群生展示も行われており、このようにオスが大きな群れで暮らすのは極めて珍しい例である(ライオン#生態を参照)。2013年には愛称「チョイ(サワッディチョイ)」と名付けられたアジアゾウの繁殖に成功し、これは九州初の例で、日本国内7例目となった[6][7][8][9]。
チーターの運動不足解消のため、日本で唯一チーターとシマウマの混合展示を行っている。
同じ小泉グループの富士サファリパークとは兄弟園の関係にあり、富士サファリパークで使用されるジャングルバスはアフリカンサファリで制作されているものもある。
熊本地震の際には熊本市動植物園にメスライオン1頭をプレゼントし、その後3頭の子供が生まれた。
施設及び動物
[編集]動物ゾーン
[編集]- クマ・山岳動物セクション - アメリカクロクマ・ヒマラヤグマ・ムフロン・バーバリーシープ[10]
- ライオンセクション - ライオン[11]
- 草食動物セクション - アミメキリン・シロサイ・アメリカバイソン・ファローディア・グラントシマウマ・アジアゾウ[12] ・ニホンジカ・ヒマラヤタール
- トラセクション - ベンガルトラ[13]
- ハイエナセクション - ブチハイエナ[14]
- チーターセクション - チーターとグラントシマウマの混合飼育[15]
- レイヨウセクション - シロオリックス・ブラックバック・ローンアンテロープ・フタコブラクダ[16]・エランド[17]
ふれあいゾーン
[編集]- カンガルー・ふれあいの森 - アカカンガルー[18]
- 乗馬体験コーナー - クォーターホース・ミニチュアホースに乗馬することができる。別料金[19]。
- リスザルの森 - リスザル[20]
- ふれあい牧場 - ピグミースローロリス・ウサギ・モルモット[21]
- キャットサロン - 世界の猫を集めた施設。別料金[22]。
- ドッグサロン - 世界の小型犬を集めた施設。別料金[23]。
- 山小屋アルム[24]
- フォトサロン[24]
レストラン
[編集]- お食事処「ビーバーム」
- ファーストフード「キャットニップ」
- レストラン「サルビア」
- カレーショップ「エーデルワイス」
- ファーストフード「ラベンダー」[25]
その他
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 夜の水族館&ナイトサファリ - L-Cruise - 日経トレンディネット(2010年11月11日時点のアーカイブ)
- ^ ナイトサファリ アフリカンサファリ
- ^ 久々カップル 福岡・大牟田のライオン、同居開始 - 福岡・北九州 - 地域(2014年2月9日時点のアーカイブ) 朝日新聞デジタル、2013年8月30日
- ^ おっす、オラ「あさひ」 ライオンの子を公開 福岡 - 福岡・北九州 - 地域(2014年2月9日時点のアーカイブ) 朝日新聞デジタル、2013年1月9日00時37分
- ^ 一緒に写真撮れるよ ライオン三つ子ちゃん(2010年8月23日時点のアーカイブ) 大分合同新聞、2010年8月07日 09:48
- ^ 【大分】大きくなるゾウ 九州初 アジアゾウ 出産 宇佐(2013年7月14日時点のアーカイブ) 西日本新聞、2013年7月14日(最終更新:2013年07月14日 11時29分)
- ^ 赤ちゃんゾウ、19日から公開 : いきもの : 自然・環境 : 九州発(2014年2月9日時点のアーカイブ) YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2013年10月18日
- ^ 赤ちゃんゾウ公開中 九州自然動物公園(2013年10月30日時点のアーカイブ) MSN産経フォト、2013年10月29日
- ^ アジアゾウ赤ちゃん、アフリカンサファリで誕生 : いきもの : 自然・環境 : 九州発(2014年2月9日時点のアーカイブ) YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2013年7月13日
- ^ クマ・山岳動物セクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ ライオンセクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ ニホンジカ ヒマラヤタール 草食動物セクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ トラセクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ ハイエナセクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ チーターセクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ フタコブラクダ誕生 アフリカンサファリ 大分合同新聞、2012年06月09日 10:13
- ^ レイヨウセクション/動物ゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ カンガルー・ふれあいの森/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ 乗馬体験コーナー/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ リスザルの森/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ ふれあい牧場/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ キャットサロン/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ ドッグサロン/ふれあいゾーン/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ a b 園内マップ/パークのご案内 アフリカンサファリ
- ^ a b レストラン・ショップ アフリカンサファリ
- ^ TeePeeキャンプ場 アフリカンサファリ