アドシンダ・グティエレス
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アドシンダ・グティエレス Adosinda Gutiérrez | |
---|---|
レオン王妃 | |
在位 | 931年 - 933年 |
出生 |
910年ごろ |
死去 |
941年以降 |
結婚 | 923年ごろ |
配偶者 | ラミロ2世 |
子女 |
ベルムード オルドーニョ3世 テレサ |
父親 | グティエレ・オソリオ・デ・コインブラ |
母親 | アルドンサ・メネンデス |
アドシンダ・グティエレス(スペイン語:Adosinda Gutiérrez, 910年ごろ - 941年以降)は、レオン王ラミロ2世の最初の妃。
生涯
[編集]アドシンダはガリシアの有力貴族グティエレ・オソリオとアルドンサ・メネンデスの娘で、コインブラの征服者エルメネヒルド・グティエレスとエルメセンダ・ガトネスの孫にあたる[1][2]。母方の従兄弟ラミロ2世と923年ごろに結婚し[1][2][3]、以下の子女をもうけた。
この結婚により、ラミロ2世はポルトゥカーレ貴族からの支持を得ることができたという[4]。アドシンダは933年ごろまでは王妃であったが、記録が残されていないため、王妃としてのアドシンダの活動については何も知られていない[2]。
一部の研究者は国事により[3]ラミロ2世はアドシンダと離婚したとしており、その後ラミロ2世は再婚した。934年にはラミロ2世の2番目の妃ウラカ・サンチェスが記録にあらわれる[2]。それにもかかわらず、アドシンダとその子供たちはポルトゥカーレに対する支配権を保持した[4]。
アドシンダは941年以降に死去した[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Sáez, Emilio (1948) (スペイン語). Los ascendientes de San Rosendo. Madrid: Instituto Jerónimo Zurita
- Álvarez Álvarez, César. “Adosenda Gutiérrez” (スペイン語). Diccionario Biográfico electrónico. Real Academia de la Historia. 2021年1月9日閲覧。
- Cádiz Álvarez, Juan Carlos (2017) (スペイン語). La historia de Asturias... en pedazos. vol. II los siglos oscuros. Madrid: Ediciones Nobel. pp. 71-72
- Martínez Díez, Gonzalo (2005). El Condado de Castilla (711-1038). La historia frente a la leyenda. Valladolid: Junta de Castilla y León. p. 268