アイブロックス・スタジアム
アイブロックス・スタジアム Ibrox Stadium | |
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施設情報 | |
所在地 | スコットランド グラスゴー |
位置 | 北緯55度51分11秒 西経4度18分33秒 / 北緯55.85306度 西経4.30917度座標: 北緯55度51分11秒 西経4度18分33秒 / 北緯55.85306度 西経4.30917度 |
起工 | 1899年 |
開場 | 1899年12月30日 |
修繕 | 1928年、1978年-1981年、1990年-1991年 |
所有者 | レンジャーズFC |
運用者 | 同上 |
グラウンド | Dessoグラスマスター |
ピッチサイズ | 105 x 68m |
設計者 | アーチボルド・リーチ |
旧称 | |
アイブロックス・パーク | |
使用チーム、大会 | |
レンジャーズFC(1899年 - ) | |
収容人員 | |
50,817人[1] | |
(最多:118,567 (v セルティック, 1939)) |
アイブロックス・スタジアム(Ibrox Stadium)は、グラスゴー、クライド川南側のアイブロックス地区にあるレンジャーズFCのホームスタジアム。収容人数は50,817人。
1899年にアイブロックス・パーク(Ibrox Park)として開場し、1928年にメインスタンド(現在はイギリス指定建造物に指定されている)が建設された。1939年1月、セルティックとの試合には118,567人の観客が詰めかけた。1997年にスタジアムの改修工事を終え、名称がアイブロックス・スタジアムに改称された[2]。2006年9月、メインスタンドはビル・ストラスがレンジャーズで数々の功績を残した事と、死後50周年を記念して彼の名を冠し、名称がビル・ストラス・メイン・スタンドに改称された[3]。
概要
[編集]グラスゴー国際空港まで10kmの距離にあり、またグラスゴー・プレストウィック空港までは50kmの距離にある。
1971年1月2日に、毎年この日に開催される恒例のレンジャーズFC対セルティックFCのダービーマッチでアイブロックスの惨事と称される群集事故が発生し、66人の死者を出した。これを受けてスタジアムは1000万ポンドとも言われる巨額をかけた改修が行われ、立ち見席を全廃した[4]上で収容人数を8万人から4万4千人とほぼ半減させた。立ち見席の全廃は当時としては画期的なものであったが、1985年に発生したブラッドフォード・サッカー場火災やヘイゼルの悲劇、1989年に発生したヒルズボロの悲劇と、スタジアムでの大規模な群集事故が頻発する中で評価された。
サッカー以外にもシンプル・マインズ(1986×2)、フランク・シナトラ(1990)、ロッド・スチュワート(1995年)、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル(1998年)といったライブの開催のほか、2014年に開催予定のコモンウェルスゲームズでは7人制ラグビーの会場として使用される。
入場者数
[編集]平均入場者数
[編集]- 2007-08: 49,143 (プレミアリーグ)
- 2006-07: 49,955 (プレミアリーグ)
- 2005-06: 49,245 (プレミアリーグ)
- 2004-05: 48,676 (プレミアリーグ)
最多入場者数
[編集]- 118,567 レンジャーズ v セルティック, 1939.
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]- ^ “Rangers Football Club”. www.spfl.co.uk. Scottish Professional Football League. 18 January 2014閲覧。
- ^ “Story of the Blues”. Sunday Mail (Glasgow: Trinity Mirror). (6 January 2008) 17 November 2011閲覧。
- ^ Wilson, Mark (11 September 2006). “Rangers look to the past . . . and the future”. The Herald (Herald & Times Group) 19 November 2011閲覧。
- ^ この事故の原因は階段での立ち往生であり立ち見席ではなかった。
- 出典
- Inglis, Simon (1996). Football Grounds of Britain. Collins Willow. ISBN 0-00-218426-5
- Ross, David (2005). The Roar of the Crowd. Argyll Publishing. ISBN 1-902831-83-7