コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

らき☆すた ネットアイドル・マイスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
らき☆すた > らき☆すた ネットアイドル・マイスター
らき☆すた ネットアイドル・マイスター
ジャンル ネットアイドル育成シミュレーションゲーム
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ブリッジ
発売元 日本の旗 角川書店
人数 1人
メディア UMD1枚
発売日 日本の旗 2009年12月23日[1]
対象年齢 日本の旗 CEROB(12才以上対象)
コンテンツアイコン CERO:セクシャル
その他 データインストール、スクリーンショット機能対応
DXパックの特典は本文参照
テンプレートを表示

らき☆すた ネットアイドル・マイスター』は、角川書店2009年12月23日[1]に発売した美水かがみ4コマ漫画らき☆すた』を原作としたPlayStation Portable育成シミュレーションゲームである。

こなたたち『らき☆すた』のキャラクターがネットアイドルとなり、プレイヤーがマネージャーとなってそのキャラを人気アイドルに育てていくというゲーム。『らき☆すた』自体だけでなく、開発元のブリッジとしてもPSP初参入のゲームでもある[2]

これまでの『らき☆すた』のゲーム作品同様通常版の他にDXパックが発売されており、DXパックには「“泉こなた×初音ミク”ネットアイドル・コラボTシャツ」を含む「アイドル応援5大グッズ」が同梱、予約特典として海洋堂製フィギュア「もどきろいど 泉こなた」が付属している。

あらすじ

[編集]

あるゲームショップがネットアイドルを育成し、その店舗限定のアイドルグループを結成、コマーシャルやコンパニオンとして起用し、秋葉原の活性化につなげようという計画を発表した。

それに興味を持ち、「声優アイドルを目指すため」「友人が心配で」「姉が応募するなら私も」「なんとなく」「出番がほしい」等様々な理由で少女たちが応募してきた。彼女たちはアイドルを目指して過酷なトレーニングやオーディション、地道な営業活動などに身を投じていく。

システム

[編集]

「こなたの町」「アキバ」「ブクロ」「ネット」の4つの舞台で行動し、アルバイトトレーニング、レッスン、オーディションブログの更新、ミニゲームなどをこなしていくことでアイドルとして育てていく。

パラメータ

[編集]
アイドルランク
トレーニングを積んで経験値をためることで上昇する。ランクが上がると、ローカルオーディションでファンを獲得しやすくなる。
ファン人数
ネットアイドルオーディションを受けるために一定数が必要。また、エンディングの種類にも関わってくる。
アニメイトポイント(AP)
イベント(ミニゲームのこと)に参加することで獲得する。グッズの獲得やガーディアンの雇用に使ういわゆるお金。
シンクロ率
アイドル活動を行うことで上昇し、高くなりすぎるとファンが暴走を起こしてゲームオーバーになる。PV(プロモーションビデオ)を配信すれば下がる。また、ガーディアンを雇用するとファンの暴走を防いでくれる。

行動

[編集]
オーディション
オタク知識を問うクイズ形式で行われる。ローカルオーディションではその成否によって増加するファン人数が決まる。本番のネットアイドルオーディションは全3回で、すべて1位で通過するとゲームクリアとなるが、一度でも2位以下になると即ゲームオーバーとなる。
PV配信
まず、台本を購入するか、あるいはイベントで好成績を出して獲得しておく。「こなたの町」の公園でPVを撮影し配信することでシンクロ率を下げることができる。しかし過去と同じPVを配信してしまうと飽きられて逆効果になる。
らき☆ポン
APを消費してカプセルトイを購入する。中に入っているのはイベントCGやBGM、PV用台本やオーディション時に着用するコスチュームの永久使用権である。通常なら台本やコスチュームは取得したゲーム中でしか使えないが、永久使用権があれば新規にゲームを開始しても最初から使用できる。
ただしカプセルの中身はランダムであり、はずれや重複もありえる。

登場人物

[編集]

詳細はらき☆すたの登場人物を参照。各キャラクターの声は、前作『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』から引き続き、アニメ版声優が担当する。

泉こなた
声:平野綾
柊かがみ
声:加藤英美里
柊つかさ
声:福原香織
高良みゆき
声:遠藤綾
小早川ゆたか
声:長谷川静香
岩崎みなみ
声:茅原実里
パトリシア・マーティン
声:ささきのぞみ
田村ひより
声:清水香里
八坂こう
声:森永理科
永森やまと
声:廣田詩夢
日下部みさお
声:水原薫
峰岸あやの
声:相沢舞
成実ゆい
声:西原さおり
黒井ななこ
声:前田このみ
桜庭ひかる
声:井上美紀
天原ふゆき
声:佐久間紅美
宮河ひかげ
声:鹿野優以
宮河ひなた
声:高口幸子
小神あきら
声:今野宏美
白石みのる
声:白石稔
泉そうじろう
声:平松広和
高良ゆかり
声:小菅真美
みなみの母(岩崎ほのか)
声:岩男潤子
チェリー
声:くじら
泉かなた
声:島本須美
アニメ店長』のキャラクター
兄沢と高橋は、アニメなどでも登場しているが、雷場は本作が『らき☆すた』初登場となる。
兄沢命斗
声:関智一
高橋豊
声:小杉十郎太
兄沢命斗や鳥工作の上司。
雷場竜
声:関俊彦
ダークメイトの店長。
鳥工作
声:立木文彦
本作オリジナルの登場人物にして、裏話的な番外編「らっきー課長鳥工作」の主人公。実直な企業人であり、アニメやゲームのことはまるで知らないが、与えられた職務に真摯に取り組んでいく。
「真剣にアイドルになりたい課」略して「真剣ア課(マジアカ)」課長であり、兄沢やプレイヤーの上司だが、本編中でプレイヤー及び各アイドルと直接かかわることは無い。元ネタは、島耕作
初音ミク
声:藤田咲
偶然にも、本作以前に『アニメ店長』関連のドラマCD「アニ店特急 2007年冬」にも登場している。アニメ店長#他作品の登場人物も参照。

この他、モブキャラクターやナレーションなどを立木文彦とくじらが担当している。

主題歌

[編集]
オープニングテーマ「な・り・あ・が・り☆
エンディングテーマ「なんでだったっけアイドル?」
作詞:畑亜貴 作編曲:前山田健一 歌:泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾)
シングル発売元:ランティス2010年1月27日発売)

脚注

[編集]
  1. ^ a b 当初は12月24日発売予定だった。
  2. ^ 角川書店としては『パズル -ぼくらの48時間戦争-』に続く参入2作目となる。

外部リンク

[編集]