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やまぶきバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまぶきバスのバス停

やまぶきバス(やまぶきバス)は、奈良県吉野郡川上村にて運行しているコミュニティバスである。

なお、やまぶきバスとは別に、村内の公共交通として供されているスクールバスの住民利用についても、後で述べる。

概要

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  • 奈良交通の既存路線バスを補完する公共交通の確保を目的として、国の地域公共交通活性化・再生総合事業による補助金を活用して3年間の実証運行を開始した。
  • 料金は、1回利用大人(中学生以上)200円均一、小人150円で、1歳未満の乳児は無料。大人1人に対し幼児(1歳以上小学生未満)1人まで無料。障害者手帳所持者とその介護者は150円。[1]
    • 18歳未満、または障害者手帳所持者限定で1ヶ月3,000円の定期券もある。
  • 日曜・祝日及び年末年始(12月28日~1月3日)は運休。土曜日は減便される。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)である。
  • 降車ボタンが存在しないため、降車停留所は乗車時に申告する。なお、運賃も先払いである。

沿革

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  • 2009年4月1日 - やまぶきバス運行開始。[2]
    • 当時は役場発の朝の1便が樫尾経由で上市駅まで乗り入れるほかは、全て入之波 - 深山間のみ(もしくはその区間便)で運行。[1]
  • 2009年5月13日 - 新車両(トヨタ・ハイエース)導入。[3]
  • 2010年4月1日 - 時刻改正。入之波 - 深山間の所要時間を9分短縮。午前の便を増便、午後の便を一部新子や上市駅まで延長。[4]
  • 2011年4月1日 - 時刻改正。[5]
    • 深山、新子折返となっていた便を全て国栖経由で上市駅まで延長。朝の上市駅行1便(樫尾経由)は柏木 - 杉の湯間延長。
    • 吉野町内にリバーフィールドよしの、国栖、南国栖バス停新設。逆に利用の少ないもくもく館、スポーツ公園バス停を廃止。

路線

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以下の路線がある。路線図の詳細は、外部リンクのコミュニティバス・路線図・時刻表参照。

  • 入之波 - 大迫ダム - 柏木 - ふれあいセンター - やまぶきホール - 湯盛温泉杉の湯 - 役場 - 診療所 - 大滝 - 西河口 - 木工の里 - 深山 - 国栖 - 新子 - 上市駅
  • 柏木→湯盛温泉杉の湯→役場→診療所→大滝→西河口→西河→(樫尾経由)上市駅

車両

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  • 専用カラーが施されたトヨタ・ハイエース1台を使用している。
やまぶきバスの車両

外部リンク

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スクールバス(住民利用)

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やまぶきバスの運行開始より前から、川上村ではスクールバスの住民利用というかたちで自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送を行っている。

沿革

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  • 1976年 - スクールバスの住民利用開始。[6]
  • 2009年4月1日 - やまぶきバスの運行開始に合せ、住民利用時の料金をやまぶきバスの体系に合せる。併せて住民利用区間を村内全域に拡大(従来は村の東部地域のみ)。通学生のいなくなった井光線を運行中止。[7] 

路線

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以下の路線がある。[8] 

中奥線
  • 小学校 - 宮の平 - 中学校 - 鍬の瀬橋 - 瀬戸団地 - 枌尾 - 中奥
入之波・柏木線
  • 小学校 - 中学校 - 旧東小学校下 - 北和田口 - 柏木 - 入之波
高原線
  • 小学校 - 寺尾 - 役場前 - 高原
西河・柳瀬方面

かつて存在した路線

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井光線
  • 小学校 - 中学校 - 下井戸 - 中井戸 - 武光橋 - 井光

脚注

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  1. ^ a b 4月からのあたらしい公共交通(広報かわかみ3月号折込チラシ) (PDF)
  2. ^ 広報かわかみ2009年4月号 (PDF)
  3. ^ 広報かわかみ2009年6月号 (PDF)
  4. ^ 広報かわかみ2010年3月号 (PDF)
  5. ^ 広報かわかみ2011年3月号 (PDF)
  6. ^ 第1回川上村地域公共交通活性化協議会 議事録 (PDF)
  7. ^ 川上村地域公共交通連携計画 (PDF)
  8. ^ 第1回川上村地域公共交通活性化協議会 【資料】7 スクールバスの住民利用承認について (PDF)

外部リンク

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