みどりの学術賞
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みどりの学術賞(みどりのがくじゅつしょう)は、日本国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に対して内閣総理大臣より贈られる表彰。内閣総理大臣賞のひとつ。
概要
[編集]平成18年(2006年)8月8日の閣議決定により、賞の創設が決まった[1]。授与式はみどりの月間(4月15日から5月17日)中に開催される「みどりの式典」において行われ、天皇・皇后の臨席の下、内閣総理大臣から授与される[2]。
平成19年(2007年)4月27日(みどりの日)、第1回「みどりの式典」が開催され、葉緑体等の研究実績のある杉浦昌弘、森林生態研究に実績のある中静透が受賞した[3]。
平成23年(2011年)は東日本大震災[4]、平成28年(2016年)は熊本地震[5]、令和2年(2020年)は新型コロナウイルス感染症[6]により、「みどりの式典」は中止された。
受賞者
[編集]- 第13回(2019年)
- 輿水肇(都市緑化機構代表理事・理事長)
- 矢野昌裕(農業・食品産業技術総合研究機構次世代作物開発研究センター所長)
- 第14回(2020年)
- 中瀨勳(兵庫県立人と自然の博物館館長、兵庫県立淡路景観園芸学校学長、兵庫県立大学名誉教授)
- 福田裕穗(東京大学理事・副学長、東京大学名誉教授)
- 第15回(2021年)
- 武内和彦(公益財団法人地球環境戦略研究機関理事長、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授)
- 田畑哲之(公益財団法人かずさDNA研究所副理事長・所長)
- 第16回(2022年)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “閣議決定(平成18年8月8日)”. 内閣府. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “みどりの学術賞(The MIDORI Academic Prize)とは:みどりの学術賞 ‐ 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “第1回みどりの式典 : みどりの学術賞‐ 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “第5回みどりの式典 : みどりの学術賞‐ 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “第10回みどりの式典 : みどりの学術賞‐ 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “新着情報 令和2年4月15日 : 第14回「みどりの式典」の取りやめについて‐ 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年6月24日閲覧。