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大阪府道10号・兵庫県道100号大阪池田線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みてじま筋から転送)
主要地方道
大阪府道10号標識
兵庫県道100号標識
大阪府道10号 大阪池田線
兵庫県道100号 大阪池田線
主要地方道 大阪池田線
総延長 15.7km
制定年 1965年大阪府認定、1966年兵庫県認定
起点 大阪府大阪市西淀川区中島【北緯34度41分31.8秒 東経135度24分39.4秒 / 北緯34.692167度 東経135.410944度 / 34.692167; 135.410944 (府道10号起点)
主な
経由都市
兵庫県尼崎市
大阪府豊中市
終点 大阪府池田市石橋阪大下交差点
国道176号交点【北緯34度48分9.1秒 東経135度26分7.3秒 / 北緯34.802528度 東経135.435361度 / 34.802528; 135.435361 (府道10号終点)
接続する
主な道路
記法
阪神高速5号
国道43号
阪神高速3号
国道2号
名神高速道路
阪神高速11号
国道171号
国道423号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

大阪府道10号・兵庫県道100号大阪池田線(おおさかふどう10ごう・ひょうごけんどう100ごう おおさかいけだせん)は、大阪府大阪市西淀川区から同府池田市に至る主要地方道大阪府道兵庫県道)である。通称、大池(おおいけ)・空港線(大阪市内では、みてじま筋、淀川通とも)。

1932年昭和7年)に開通した指定府道大阪池田線(産業道路)は現在とは異なる経路で阪急宝塚本線に並行し、開通当初から国道への昇格運動があり、戦後に指定県道神戸豊岡線の一部・指定府県道池田西脇線の一部と合わせて二級国道176号福知山大阪線へ昇格され、現在の一般国道176号本道である。

ここでは現在の主要地方道大阪池田線について記述する。

現在の大阪池田線は1956年(昭和31年)に大阪空港連絡道路として計画され、1959年(昭和34年)に一般府県道となり1963年(昭和38年)7月に開通した。

なお、並行する阪神高速11号池田線の法定名称は一般府県道高速大阪池田線(路線番号なし)である。

概要

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大阪市西淀川区内の区間を除きほぼ全線阪神高速11号池田線に沿った路線で阪神高速道路の高架を挟んで上下独立した一方通行路の構造をとる。大阪市と北摂地域・名神高速道路大阪国際空港中国自動車道とを結ぶ重要路線である。豊中市内では、国道176号が併走するが、交通量は本路線が上回る。さらに東を並走する国道423号新御堂筋)とともに災害発生時の緊急車両通行の指定路線となっている。

大阪市と豊中市の境界を流れる神崎川に架設されている大豊橋付近でわずかに兵庫県尼崎市にかかるため、兵庫県道としての番号も割り当てられている(管理者は大阪市と大阪府および兵庫県の協定により大阪府である)。

幅員は並走する国道176号(服部以北の丘陵地は2車線となる)より広く、車線も一部を除き片側2車線または3車線であるが、交差する各道路とは平面交差になっているところが多く、昼間は信号待ちによる渋滞がよく発生し、必ずしも走りやすい道とは言えない。とりわけ空港前、走井、上津島、加島、歌島橋の各交差点は渋滞が激しく、事故の危険も高い。

南行き車線の名神高速道路豊中IC跨道橋部分に高さ制限3.7mの区間があり、車両制限令規格内車両の一部に、通行不能なものがある。

なお、歩行者および自転車は、西淀川区内で神崎川に架かる橋と西島川に架かる橋を渡ることができない。そのため、中島の北端近くまで行って国道43号を通るか、一番近い道でも、住宅地を通って西島との橋を渡り、島の北端まで迂回する必要がある(直進方向は中山鋼業の敷地になるため)。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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  • 1959年昭和34年)
    • 11月9日 - 兵庫県が一般県道483号大阪池田線を認定。
    • 12月1日 - 大阪府が一般府道9号大阪池田線を認定。
  • 1963年(昭和38年)7月16日 - 開通。同時に豊中インターチェンジが供用開始。
  • 1964年(昭和39年)12月28日 - 建設省(現・国土交通省)が一般府県道大阪池田線を主要地方道に指定。
  • 1965年(昭和40年)6月1日 - 大阪府が一般府道9号大阪池田線を主要地方道20号大阪池田線へ改称。
  • 1966年(昭和41年)2月1日 - 兵庫県が一般県道483号大阪池田線を主要地方道41号大阪池田線へ改称。
  • 1984年(昭和59年) - 大阪府側が府道10号となる。
  • 1993年平成5年)12月1日 - 兵庫県が整理番号を41号から100号に変更。
    • 兵庫県道10号1982年(昭和57年)12月1日から主要地方道和田山出石線(現・朝来出石線)で使われているため。
  • 2019年(平成31年)4月1日 - 国道171号池田バイパスと並行する旧道区間が大阪府に移管され、そのうち石橋阪大下交差点 - 豊島南1丁目交差点の区間が当該道路に編入される。

路線状況

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通称

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  • 淀川通(歌島橋交差点以南)
  • みてじま筋(その他大阪市内)
  • 略称:オオイケ
  • 空港線(豊中市内)
    • 公式の愛称ではないが、沿道の店舗名[1]などに「空港線」の名が付けられていることがある。
  • 旧イナイチ(国道171号旧道より編入された区間)

重複区間

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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大阪市西淀川区
大阪市淀川区
豊中市
池田市

沿線

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バス

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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