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みおにっき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みおにっき
ジャンル ギャグコメディ[1]
4コマ漫画[1]
漫画
作者 荒井チェリー
出版社 芳文社
掲載誌 まんがホーム
レーベル まんがタイムKRコミックス
発表号 2004年3月号 - 2006年2月号
発表期間 2004年2月 - 2006年1月
巻数 全1巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

みおにっき』は、荒井チェリーによる日本の4コマ漫画作品。『まんがホーム』(芳文社)にて、2004年3月号から2006年2月号まで連載[1]。2016年5月に刊行された荒井の傑作集『Cherry etc.荒井チェリー傑作集』上巻に、本作が収録されている[2]


ストーリー

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しっかり者の小学生・前田実音の生活を描く『ほのぼの(!?)ファミリー4コマ』[3]。同時期に連載されていた『ゆかにっし』と話がリンクしているほか、後の連載作『三者三葉』『ハッピーとれいるず!』とのつながりもある[1]。本作は次女の実音の視点から描かれている[2]

登場人物

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前田実音(まえだ みお)
本作の主人公。小学生だが、両親のいない家庭で家計をやりくりするしっかり者。家計簿をつけているため、算数が得意。好物は納豆、趣味は節約とドクログッズ集め。その他小学生らしからぬ言動が目立つ。
前田結花(まえだ ゆか)
実音の姉。亡き母のファンシーショップを受け継いで前田家の収入を支える大黒柱。年不相応な賢さと堅実さを見せる実音に困惑しているが、本人はかなりの天然ボケで家事も実音任せ。特に料理のまずさは実音いわく「寿命が50年縮む」ほど。
前田克樹(まえだ かつき)
実音の兄で、結花の弟。高校生。目つきが悪い上にケンカが強く、不良に挑まれては返り討ちにしてきたらしい。そのため、なんでも言うことを聞くパシリがいる。前田家の料理担当でかなりのこだわりを持っている。愛想がなく見た目は怖いが、面倒見はいい。
ファレノ
実音が拾ってきた捨て猫。名前の由来は結花の店の名前から。看板猫といわれており、それを自覚しているらしい。実音と同様に納豆が好き。
山本亜紀(やまもと あき)
実音の友達。センスのずれた前田家の日常に驚いたりツッコミをいれたりする。連載途中で北海道に転校。
大迫秀高(おおさこ ひでたか)
実音のクラスメイト。ひたすら無口で自分の考えを伝えることが苦手。毛虫などの虫を集めるのが趣味で算数が苦手。家が貧乏、怪談に詳しいなどつかみどころのない人物。
臼田桜(うすだ さくら)
実音のクラスメイト。かわいらしい容姿であることは自覚しており、自称未来のアイドルだが、周囲は引き気味。優にアプローチをかけている。『三者三葉』の小田切双葉のいとこにあたり、後に登場する。
竹園優(たけぞの ゆう)
実音のクラスメイト。金持ちの坊ちゃん。金をちらつかせる嫌味な子供の一面を持つが、周りが変人揃いのためか、毒味は薄い。桜と同様『三者三葉』に登場する。
松本有祐(まつもと ゆうすけ)
実音の担任の先生。小学生らしからぬ行動を見せる実音たちについていけず、戸惑いと疲れを感じる。前田家以外で唯一本作と『ゆかにっし』の両方に登場する人物であるが、こちらではやや冷めたところのある常識的な人物である。

書誌情報

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  • 荒井チェリー『みおにっき』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉2006年6月10日発行(5月26日発売[3])、ISBN 4-8322-7577-1
  • 荒井チェリー『Cherry etc. 荒井チェリー傑作集 上』芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、2016年5月27日発売[2][4]ISBN 978-4-8322-4701-7
    • 本作のほか「ゆかにっし」、「キミとボクをつなぐもの」が収録[2]

出典

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  1. ^ a b c d みおにっき(漫画)”. マンガペディア. 2021年11月12日閲覧。
  2. ^ a b c d “荒井チェリーの妖怪4コマ新装版と、家族コメディなど収録の傑作集が発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年5月27日). https://natalie.mu/comic/news/188822 2021年11月12日閲覧。 
  3. ^ a b みおにっき”. 芳文社. 2021年11月12日閲覧。
  4. ^ Cherry etc. 荒井チェリー傑作集 上”. 芳文社. 2021年11月12日閲覧。