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まつり (北島三郎の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「まつり」
北島三郎シングル
B面 木津川
リリース
規格 EP盤
ジャンル 演歌
レーベル 日本クラウン
作詞・作曲 作詞:なかにし礼 作曲:原譲二
チャート最高順位
北島三郎 シングル 年表
神奈川水滸伝
(1984年)
まつり
(1984年)
男の劇場
(1985年)
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まつり」は、1984年昭和59年)11月5日日本クラウンより発売された北島三郎の楽曲・シングルアルバムにも多数収録されている。

概要

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なかにし礼による歌詞では、五穀豊穣を願う豊年祭り・子に受け継がれていく大漁祭りが躍動感たっぷりに描かれ、日本の祭りのダイナミズムが表現されている。

ステージでは「ねぶた」に北島が乗って、大勢の踊り手と共に北島が歌うダイナミックなステージングが施されることが多い。特別公演のステージの嗜好は、毎年変わっている。ねぶたは過去に4回。1986年1996年1999年2008年。また2013年NHK紅白歌合戦では2012年の特別公演北島三郎 魂の唄を···で、作られた、龍神のセットが使われた。

NHKの『NHK紅白歌合戦』では、1984年・第35回1993年第44回1999年第50回2006年第57回2009年第60回2013年第64回と6回歌唱されており、このうち、1993年、1999年、2006年、2009年、2013年は大トリとなった[注釈 1]。さらに北島自身、通算50回出場を果たした2013年の第64回を最後として、紅白歌合戦からは一旦勇退したが、5年後の2018年第69回において、弟子のユニットである北島兄弟北山たけし大江裕)とともに特別枠にて出場し、7度目の「まつり」を歌い上げた。

また、歌詞の最後のフレーズ「これが日本の祭りだよ」を、北島が「これが○○祭りだよ」(○○=「北島」「紅白」「競馬」[1]や地名、企業名[注釈 2]など)と替え歌にして歌う場合もあり、第69回紅白においては、平成最後の回であることに因み、「これが平成祭りだよ」と熱唱した。また、かつての紅白では、「これが紅白祭りだよ」と歌った。

紅白歌合戦からの勇退後の2015年から2017年にかけて、北島が実質上のオーナーである大野商事馬主となっているキタサンブラックが、第76回菊花賞・第153回天皇賞(春)・第36回ジャパンカップで勝利した際には、公約として京都競馬場東京競馬場で「まつり」のサビの一節を披露している[1][2]。中央競馬の一年を締め括る有馬記念競走に際しては、第60回(2015年)、第61回(2016年)と二回続けてキタサンブラックが負けたものの[注釈 3]、競馬ファンサービスの一環として、中山競馬場で「まつり」をカラオケ付きで披露した。そしてキタサンブラックは第62回(2017年)では逃げ切りで優勝して引退の花道を飾ると共に[注釈 4]、当日の中山競馬全競走終了後に執り行われた同馬のお別れセレモニーでは、正面スタンド前に特設された壇上で北島を始め、調教師の清水久詞、主戦騎手の武豊や菊花賞勝利時に騎乗した北村宏司ら関係者とスタンドを埋め尽くした観客が「まつり」を合唱した[3]

テレビCMでは、スズキが、2014年の初売りキャンペーンCMで「はぁ〜初売りだ 初売りだ 初売りだ 初売りだ これがスズキの初売りだよ」の替え歌で流れた。

1985年スピンオフ作品として「十九のまつり 〜まつりパート2〜」も作られている。

北島三郎記念館(休館)の、3Fのシアター・ゾーンでは本曲が使用されている。

収録曲

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全作曲:原譲二/全編曲:鈴木操

  1. まつり
  2. 木津川
    • 作詞:佐治裕子

カバー

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脚注

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注釈

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  1. ^ 紅白歌合戦に於いて、出場歌手が同一楽曲で5回トリを務めたのは『まつり』の北島三郎のみである。
  2. ^ 2014年3月29日放送のTBS系期首特番『オールスター感謝祭'14春』に北島が特別ゲスト出演、本曲を熱唱して番組を盛り上げた際には「これがTBSの祭りだよ」とした。
  3. ^ 2015年は3着(この時の勝ち馬はゴールドアクター。2着はサウンズオブアース)、2016年は2着(この時の勝ち馬はサトノダイヤモンド)。
  4. ^ この時の2着馬は、同馬と同じく有馬記念で引退レースを迎えたクイーンズリングだった。

出典

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外部リンク

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