ぼくは愛を証明しようと思う。
ぼくは愛を証明しようと思う。 | |
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小説 | |
著者 | 藤沢数希 |
出版社 | 幻冬舎 |
発売日 | 2015年6月24日 |
漫画 | |
原作・原案など | 藤沢数希 |
作画 | 井雲くす |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊アフタヌーン |
発表号 | 2016年1月号 - 2018年4月号 |
発表期間 | 2015年11月25日 - 2018年2月24日 |
巻数 | 全3巻 |
話数 | 全23話 |
ドラマ | |
原作 | 藤沢数希 |
放送局 | テレビ朝日[1] |
放送期間 | 2017年12月28日 - |
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『ぼくは愛を証明しようと思う。』(ぼくはあいをしょうめいしようとおもう。)は、藤沢数希による2015年の小説、およびそれを原作とした漫画、テレビドラマ。略称は「ぼく愛」。
概要
[編集]モテない男がモテるようになる方法論を「恋愛工学」と呼び、それを「ルーティーン」、「オープナー」、「タイムコンストレイントメソッド」、「スタティスティカル・アービトラージ戦略」、「セックストライorストップロス戦略」などの専門用語を多用して解説する、小説仕立ての恋愛マニュアル本となっている[2]。幻冬舎から文庫版が発売された。
歴史
[編集]著者の藤沢は、「恋愛工学」という言葉を2005年に初めて構想した[3]。
あらすじ
[編集]非モテの弁理士、渡辺正樹が、恋愛工学の提唱者である永沢圭一によって恋愛のテクニックを指南されていく[4]。
漫画
[編集]2015年11月25日に発売された2016年1月号より『月刊アフタヌーン』で、本作の漫画版が連載された。作画は井雲くす[5]。藤沢は漫画化にあたり、当初は様々な男性の新人作家に打診したが、「自分にはこの話は描けない」とことごとく断られ、最終的に女性の作家によるコミカライズの運びとなったことに触れ、「男性は表立ってこういう話を描けない」、「みんな誠実ぶりたいんだな」、「女性の方が冷静に見られる」と述懐している[6]。
テレビドラマ
[編集]2017年12月28日に、テレビ朝日の深夜帯にて本作を原作としたテレビドラマが放送された[7][8][9]。
キャスト
[編集]評価
[編集]本作はベストセラーとなり、累計5万部を超えた[3]。Amazon.co.jpでは、「日本文学」ジャンル1位を獲得した[10]。
本作のテレビドラマ版に出演した滝藤賢一は、「これで女性が本当に落ちるのか分からない」と述べた。堀井新太は、「『恋愛工学』は理にかなっており、説得力がある」と語った[11]。
出典
[編集]- ^ “滝藤賢一×堀井新太のドラマ「ぼくは愛を証明しようと思う。」に内田理央が出演”. ナタリー (2017年12月12日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “ぼくは愛を証明しようと思う。〈週刊朝日〉”. AERA dot. (2015年9月3日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ a b “「恋愛工学」男の欲望をすべて叶えるこのテクノロジーは、ここまで進化した”. 講談社 (2016年7月26日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “テレ朝系「ぼくは愛を証明しようと思う。」女優、佐津川愛美「恋は気持ちが大事」”. 産経新聞 (2017年12月24日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “恋愛工学小説『ぼくは愛を証明しようと思う。』アフタヌーンで漫画連載”. KAI-YOU (2015年11月26日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “ホリエモンvs藤沢数希ぶっちゃけ対談「モテる女は見る目がない」”. まぐまぐ (2015年9月11日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “内田理央&佐津川愛美ら、滝藤賢一×堀井新太にオトされる!?「ぼくは愛を証明しようと思う。」”. イード (2017年12月12日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “滝藤賢一:異性のハートつかむ“恋愛工学”の達人に 堀井新太に“激モテ指南””. MANTANWEB (2017年12月6日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “滝藤賢一×堀井新太『ぼくは愛を証明しようと思う。』ドラマ化”. オリコン (2017年12月6日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “恋愛工学・藤沢数希「今までの文学は本当の恋愛を描いていなかった」”. SPA! (2015年8月5日). 2022年1月8日閲覧。
- ^ “滝藤賢一が“恋愛工学”で堀井新太に激モテ指南、小説「ぼくは愛を証明しようと思う。」がドラマ化”. music.jp (2017年12月8日). 2022年1月8日閲覧。